中東エリアの航空会社と言えば「カタール航空」や「エティハド航空」、そして今回ご紹介する「エミレーツ航空」があります。
エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦のドバイを拠点にする中東の航空会社で、ヨーロッパやアフリカをはじめ、北米や南米など、幅広い国や都市に就航しています。
こちらの記事ではエミレーツ航空の客室や会員ランクの違い、ドバイのエミレーツ・ビジネスクラスラウンジの利用方法、そしてクレジット払いで還元率3倍のポイントをゲットする方法について解説していきます。
【目次】
エミレーツ航空には3つの客席があります。
「エコノミークラス」「ビジネスクラス」「ファーストクラス」の特徴について、簡単に紹介していきます。
エミレーツのエコノミークラスは「3-4-3列シート」で、他の航空会社のエコノミークラスに比べ、シートピットがやや広めとなります。
また、機内食もエコノミークラスのわりに美味しいと評判です。
下記の記事では、『エミレーツ航空』エコノミークラスの機内食メニューについて解説しています。
エミレーツのビジネスクラスは、機材によって座席の配置が異なります。
「ボーイング」は「2-3-2列シート」で、「エアバス」は「1-2-1」シートになります。「エアバス」の方は広々とした座席と、解放感のある空間が特徴になります。
「エアバス」は2階建てになっており、「ビジネスクラス」と「ファーストクラス」は2階に配置されています。2階には、豪華なバーラウンジもあります。
エミレーツのファーストクラスは、通路と座席がパーテーションで仕切られた個室になっています。
また、機内にシャワールームやバーカウンターもあり、高級ホテルを感じさせる造りになっています。(※一部機材を除く)
エミレーツ航空は「スターアライアンス」や「ワンワールド」には属しておらず、「スカイワーズマイル」という独自のマイレージサービスを展開しています。
エミレーツ「スカイワーズマイル」に入会後、エミレーツのフライトで「ティアマイル」や「マイル」を獲得することができます。
「ティアマイル」は主に会員ランクを把握するための「マイル」ですので、実際に利用することはできません。
「マイル」については、一つ上のクラスにアップグレードする際に利用できます。
会員ランク毎の特典については、下記の項目で紹介しています。
エミレーツ航空には4つの会員ランクがあり、会員ランクに応じて「エミレーツ・ビジネスクラスラウンジ」が無料で利用できたり、「機内WiFi」を無制限で利用できるなど、大変嬉しい特典があります。
ここでは会員ランク毎の特典を3つ取り上げて、紹介していきます。
エミレーツスカイワーズに入会すると、まずは「ブルー会員」からスタートします。
「ブルー会員」の特典としては、チェックイン時にマイルでの即時アップグレードや、入会後の初回搭乗でボーナスマイルを獲得できることです。
「シルバー会員」になると、ドバイ空港にあるエミレーツ・ビジネスクラスラウンジが利用できますので、飛行機の待ち時間を優雅に過ごせます。
また、「シルバー会員」以上の会員は飛行機の優先搭乗ができますので、誰も乗っていない客室に足を踏み入れる事もできます。(※パイロットや客室乗務員は別ですが。)
「シルバー会員」の魅力や資格条件については、下記の記事で詳しく紹介しています。
また、「ゴールド会員」の場合、預けた手荷物にビジネスクラスの優先タグが付けられるため、到着空港での手荷物受け取りもスムーズです。
「プラチナ会員」になると全ての会員特典を受けることが可能で、ファーストクラス同様のサービスを体験できます。
また、配偶者や友人、同僚などを「ゴールド会員」に推薦する事もできます。
「エミレーツ航空」の上級会員特典を詳しく知るなら、下記の記事がオススメです!
会員ランクの条件ですが、エミレーツのフライトで「ティアマイル」を貯める、もしくはエミレーツのフライト本数で指定回数をクリアする、という内容になります。
会員ティア | ティアマイル | フライト数 |
シルバー | 25000 | 25 |
ゴールド | 50000 | 50 |
プラチナ | 150000 | – |
ちなみに「会員ティア」の有効期限ですが、ランクアップした月から12か月となります。
仮に2019年1月に「シルバー会員」にランクアップした場合、2020年1月までに「シルバー会員」の条件を満たせれば、「シルバー会員」資格が更新されます。もし条件を満たせない場合は「ブルー会員」にランクダウンとなります。
エミレーツ「スカイワーズマイル」の管理画面から、いつまでに何ティアマイルが必要か?という情報が確認できます。
「ティアマイル」と「マイル」の貯め方について、簡単に紹介していきます。
一度上がった「会員ランク」をキープ、もしくはランクアップするためには、エミレーツ航空に搭乗するしかないという事になります。
「マイル」については、フライトの他に「マイル購入」や「マイル交換」などで貯めることができます。
「マイル購入」ですが、「1000マイル=30ドル(約3,400円)」から購入可能です。一つ上のクラスにアップグレードするタイミングで、マイルが不足している際に使い道があります。
「アメリカン ・エキスプレス・カード」で貯まったポイントを、エミレーツのマイルに交換することができます。交換レートは「1000ポイント=1000マイル」で、最小1000ポイントから移行できます。
エミレーツ・ビジネスクラスラウンジでは、豊富な種類のアルコールやソフトドリンク、多彩な食事メニューが用意されています。
カフェテリアやスパ、「モエエシャンドン」のシャンパンバーもラウンジ内にあり、条件を満たした方であれば全て無料で楽しむことができます。
気になるラウンジの利用条件ですが、下記のようになります。
エミレーツの「ビジネスクラス航空券」は高額ですので、「シルバー会員」になる、もしくは「ラウンジの利用代金を支払う」が現実的です。
ドバイ空港にある「エミレーツ・ビジネスクラスラウンジ」の魅力・利用条件については、下記の記事で詳しく紹介しています。
エミレーツ航空で航空券を予約するなら、還元率の高い「アメリカン ・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」の利用がオススメです。
エミレーツで航空券を購入する際、「アメリカン ・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」で支払いをすると、ポイント還元率が3倍になります。(※通常100円=1ポイントが、100円=3ポイントになります。)
「アメリカン ・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」で貯まったポイントは「1000ポイント=1000マイル」のレートで、エミレーツ「スカイワーズマイル」に交換することができます。
「スカイ・トラベラー・カード」の詳しい詳細は、下記公式サイトより確認できます。
「エミレーツ航空」では、空港までの往復送迎サービスを無料で提供しています。
空港送迎サービスは世界70都市以上で展開しており、事前にWeb予約することで利用することができます。
気になる空港送迎サービスの利用条件ですが、下記のようになります。
仕事で頻繁に海外へ行かれる方は「ゴールド会員」や「プラチナ会員」を目指すこともできますが、一般の方は「シルバー会員」もしくは「ゴールド会員」が現実的です。
ドバイのエミレーツ・ビジネスクラスラウンジの利用がメインであれば、「シルバー会員」を目指すのがオススメです。
エミレーツ・ビジネスクラスラウンジや「サクララウンジ」の利用をはじめ、「機内WiFiの無制限利用」や「スーツケースの優先タグ」など、様々な特典を受けたい方は「ゴールド会員」を目指すのがベストです。