『エミレーツ航空』のフライトを利用した際に、「ティアマイル」と「スカイワーズマイル」を貯めることができます。
「ティアマイル」は会員ランクを把握するためのマイルで、実際に使うことはできません。
「スカイワーズマイル」は座席のアップグレードや、特別航空券に交換することができます。
コチラの記事では『エミレーツ航空』の『スカイワーズマイル』について、徹底解説しています。
「ティアマイル」について詳しく知るなら、下記の記事が参考になります!
エミレーツ航空『マイル』の使い方
『エミレーツ航空』で貯まった「マイル」は、座席のアップグレードやフライト予約(特別航空券)などに使うことができます。
「マイル」を使って「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」にアップグレードした場合、「ビジネスクラス」同様のサービスを受けることができます。
ここからは「ビジネスクラス」の特典紹介と併せて、「マイル」の使い方について解説していきます。
エコノミーからビジネスクラスにアップグレード
貯まった「マイル」を使って、「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」、「ビジネスクラス」から「ファーストクラス」へアップグレードできます。

「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」へアップグレードした場合、下記のような「ビジネスクラス」特典が受けられます。
- ビジネスクラスカウンターの利用
- プライオリティタグが付けられる
- 機内WiFi無料(無制限)
- 空港ラウンジの利用
「ビジネスクラス」へのアップグレード条件ですが、予約した航空券の運賃によって内容が異なります。
詳しい詳細は、下記の表を参考にしてください。
運賃 | アップグレードについて |
Special | ・アップグレード対象外 |
Saver | ・出発の48時間前からアップグレード可能 |
Flex | ・航空券予約後にアップグレード可能(空きがあれば) |
Flex Plus | ・航空券予約後にアップグレード可能(空きがあれば) |
少し高くなりますが「Flex」や「Flex Plus」運賃で航空券を予約すると、予約後すぐにアップグレードすることができます。
ビジネスクラスカウンター
「マイル」を利用して「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」へアップグレードした場合、「ビジネスクラスカウンター」が利用できます。

旅行シーズンは特にチェックインカウンターが混雑しますが、「ビジネスクラスカウンター」であればすぐに順番がまわってきます。
プライオリティタグ
「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」へアップグレードした場合、預け手荷物にプライオリティタグ(優先手荷物タグ)が付けられます。

プライオリティタグが付けられることで、目的地へ到着後すぐに荷物を受け取ることができます。
機内WiFi無料
「マイル」を使って「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」へアップグレードした場合、「機内WiFi」が無料で利用できます。
いつでもネット接続可能なため、機内での暇つぶしに最適です!
空港送迎サービス(アップグレードや特別航空券)
「ビジネスクラス」の魅力的な特典「空港送迎サービス」ですが、「マイル」を使って「ビジネスクラス」へアップグレードした場合は「送迎サービス」が利用できません。(特別航空券も同様です。)
以前は「マイル」でのアップグレードでも「送迎サービス」を利用できましたが、「エミレーツ航空」の規約が変更となり2019年3月1日以降は利用ができなくなりました…
貯まったマイルでフライト予約(特別航空券)
『エミレーツ航空』では、「マイル」を使ってフライト予約(特別航空券)をすることができます。
特別航空券の場合、基本運賃のみ「マイル」で交換可能となります。
『エミレーツ航空』の公式ページに「クラシック特典」というものがあり、そちらで予約を進める形になります。(下記画像の赤枠箇所になります。)

エミレーツ航空『マイル』の貯め方
「エミレーツ航空」の「マイル」ですが、様々な方法から貯めることができます。
例えば「マイル」を購入したり、「アメックス・スカイトラベラーカード」ポイントを「マイル」に交換したり、「エミレーツ」提携サービスを利用して「マイル」を貯める、といった方法があります。
ここからは、「マイル」の貯め方について解説していきます。
フライトで貯める
『エミレーツ航空』や「フライドバイ」のフライトで、「マイル」を獲得することができます。
獲得「マイル」の計算については、下記4点を基に算出されます。
- 路線
- 運賃タイプ
- 搭乗クラス
- 会員ティア
例えば「エコノミークラス」で羽田からドバイまで往復移動した場合、獲得できる「マイル」は下記のようになります。
運賃 | ブルー | シルバー | ゴールド |
Special | 1350 | 3600 | 5850 |
Saver | 2700 | 4950 | 7200 |
Flex | 6750 | 9000 | 11250 |
Flex Plus | 9000 | 11250 | 13500 |
「ゴールド会員」で「Flex運賃」の往復航空券を予約した場合、「11250マイル」が貯まります。
シルバー会員以上はボーナスマイルが貰える
「エミレーツ・スカイワーズ会員」の「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」については、フライトの際にボーナスマイルが追加でもらえます。

ボーナスマイルの付与率については、下記表のようになります。
会員クラス | シルバー | ゴールド | プラチナ |
獲得マイル | 25% | 50% | 75% |
「アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード」ポイントをマイルに交換
「アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード」で貯めたポイントを、『エミレーツ航空』の「マイル」に交換することができます。
交換レートは「1000ポイント=1000マイル」となり、最小1000ポイントから利用することができます。
「アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード」と『エミレーツ航空』は非常に相性が良く、下記のような利用メリットがあります!

- 『エミレーツ航空』の航空券を「スカイトラベラーカード」で購入すると、還元率が3倍に!
- 「スカイトラベラーカード」に入会すると、初回3000ポイントが貰える!
- 『エミレーツ航空』を含む対象航空会社(27社)の航空券を初回購入した場合に、5000ポイントが貰える!
還元率 | 100円=1ポイント |
毎年継続ボーナス | 1000ポイント |
ポイント有効期限 | 無期限 |
年会費 | 10,800円(税込み) |
「アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード」の詳細については、下記の公式サイトから確認できます。
マイルを購入して貯める
『エミレーツ航空』では、「マイル」を購入することができます。
「1000マイル」から購入可能で、「1000マイルにつき30ドル(約3,400円)」となります。
「ビジネスクラス」へのアップグレードまであともう少し…というタイミングで「マイル」購入が役立ちます。
提携会社のサービスを利用してマイルを貯める
『エミレーツ航空』が提携しているサービスを利用した場合に、「マイル」を貯めることができます。
具体的な提携サービスについては、下記の表を参考にしてください。
ホテル | Booking.com |
ヒルトン | |
レンタカー | ダラーレンタカー |
ヨーロッパカー | |
航空会社 | 日本航空 |
ジェットスター | |
ライフスタイル | GetYourGuide |
マルハバ |
『エミレーツ航空』の提携サービス「Booking.com」でホテル予約をするなら、宿泊費が10%オフになる「Booking.comカード」の利用がおすすめです。
エミレーツ航空の提携マイルについて
「JALマイル」や「ANAマイル」は、『エミレーツ航空』でも使えるの?
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
コチラの項目では、『エミレーツ航空』の「提携マイル」について解説していきます。
JALマイルは使えるの?
『エミレーツ航空』と「日本航空(JAL)」は提携関係にあるため、例えば「日本航空(JAL)」の「マイル」を使って『エミレーツ航空』の特別航空券を予約することができます。(その逆も可能)
日本(羽田、成田、関西空港)からドバイまでの特別航空券を予約する場合、「47,000JALマイル」が必要となります。(エコノミークラスで往復航空券を予約する場合)
ANAマイルは使えるの?
『エミレーツ航空』と「全日空(ANA)」は提携関係にないため、相互の「マイル」交換や特別航空券の手配ができません…
エミレーツ航空の『マイル』まとめ
『エミレーツ航空』の「マイル」について解説しましたが、実際に使用できるのが「スカイワーズマイル」になります。
「マイル」を使って「エコノミー」から「ビジネスクラス」にアップグレードするなら、A380(エアバス)の「ビジネスクラス」がおすすめです。
A380(エアバス)は2階建て飛行機で、「ビジネスクラス」は1-2-1列シートになります。

広々としたスペースで、快適なフライトを楽しむことができます。
ちなみに日本からは、関西空港と成田空港からA380(エアバス)に乗ることができます!
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