フランス南東部にある「リヨン」は、世界遺産と美食の街として知られる人気都市です。
「リヨン」で宿泊するなら、どのエリアがおすすめ?
そうお考えの方もいらっしゃるかと思います。
コチラの記事では、「リヨン」でおすすめの宿泊エリアについて解説しています。
これから「リヨン」へ行かれる方は、是非参考にしてください。
【目次】
ここからは、「リヨン」でおすすめの宿泊エリアを4つ紹介していきます。
エリア毎の特徴を紹介していますので、チェックしてみてください。
「パールデュー駅」周辺の宿泊メリットとしては、「空港⇔市内」の移動が便利という点です。
「リヨン・サン=テグジュペリ国際空港」から「リヨン」市内へ移動する際、「ローヌエクスプレス」という路面電車の特急サービスがあります。
「ローヌエクスプレス」を利用して空港から市内へ移動する場合「パールデュー駅」が終着駅になり、市内から空港へアクセスする場合は「パールデュー駅」が始発駅になります。
大きな荷物を持っての移動が手間という方には、「パールデュー駅」周辺での宿泊がおすすめです。
「ベルクール広場」周辺の宿泊メリットとしては、主要観光スポットへアクセスしやすい点になります。
「リヨン」では下記のような見どころがあるのですが、「ベルクール広場」から徒歩でアクセスできます。
「ベルクール広場」同様に、「テロー広場」周辺も観光スポットへアクセスしやすく、人気の高いエリアになります。
「パールデュー駅」から旧市街方面へ移動する際、C3のバスを利用するなら「テロー広場」周辺にバス停があるので便利です。(空港からの移動も、こちらがスムーズです)
例えば「リヨン空港」から「テロー広場」周辺まで移動する場合、下記のような移動パターンが考えられます。
「ローヌ川」周辺の宿泊メリットとしては、「グラン・オテル・デュー(旧市民病院)」や「川と半島を結ぶ橋」の夜景が、好きなタイミングで見られる点になります。
また、「リヨン」歴史地区にもアクセスしやすく、徒歩でまわることができます。
「ローヌ川」沿いの見どころとしては、下記のようなスポットがあります。
「イビス バジェット リヨン サントル」は、リヨン「パールデュー駅」近くにあるホテルです。
「鉄道駅」や、空港からの路面電車駅(ローヌエクスプレス)がホテル近くにあるため、移動がしやすいホテルになります。
「リヨン」の観光地から少し離れていますが、「トラム」や「バス」を利用することで、市内観光もスムーズです。
「バイヤール ベルクール」は、リヨンの人気スポット「ベルクール広場」近くにある宿泊施設です。
ロケーションが良く、古い街並みが魅力の「旧市街方面」や、見どころが沢山ある「テロー広場方面」にも徒歩でアクセスできます。
客室は広々としていて、こだわりのある装飾などが印象的なホテルです。
「ホスト イン リヨン」は、観光客でにぎわうリヨン「テロー広場」近くにある宿泊施設です。
立地の良い場所に施設があり、リヨンの市内観光もスムーズに楽しめます。
客室から「テロー広場」「リヨン美術館」「リヨン市庁舎」など、美しい風景を眺めることができます。
「メルキュール リヨン センター ボザール」は、リヨンの「コードリエ地区」にある宿泊施設です。
ロケーションの良いホテルで、「テロー広場」や「ベルクール広場」などが徒歩圏内にあります。
ホテル近くに「レストラン」や「ショッピングエリア」などもあり、ちょっとした買い物にも便利です。
「オッコ オテル リヨン ポン ラファイエット」は、リヨンのローヌ川周辺にある宿泊施設です。
観光エリアから少し離れた場所にあるホテルで、静かな時間を過ごせる人気の施設。
客室はスタイリッシュで、内装デザインや家具、装飾などがとてもおしゃれです。
リヨンでおすすめの宿泊エリアを4つ紹介しましたが、「リヨン」市内の地図を使って説明していきます。
丸で囲った場所については、下記の表を参考にしてください。
色 | 場所(エリア) |
赤色 | パールデュー駅 |
紫色 | ローヌ川周辺 |
緑色 | テロー広場 |
青色 | ベルクール広場 |
灰色 | リヨン旧市街 |
「リヨン」はフランス第3の都市で、大きな都市になります。
市内での移動手段も様々ありますが、「バス」「トラム」「地下鉄」などが特に便利です。
「リヨン」の公共交通機関は共通チケットになっていて、1枚のチケットで「バス」「トラム」「地下鉄」「ケーブルカー」に乗ることができます。
1日に何度も公共交通機関を利用するなら、1日券の購入がおすすめです。(6.50ユーロ)
下記の記事では、チケットの買い方について解説しています。
「リヨン空港」から市内の移動には、「ローヌエクスプレス」の利用が便利です。
「ローヌエクスプレス」は、「リヨン空港」と市内を結ぶ高速列車になります。空港から約30分で、「パールデュー駅」までアクセスできます。
「ローヌエクスプレス」の料金は、往復26.70ユーロです。ネット経由でチケット購入する場合、割引を受けることも可能です。(現地で買うよりも1.6ユーロお得です)
現地の「治安」や「市内移動」など、「リヨン旅行」で役立つ情報を紹介していきます。
「リヨン」の治安ですが、フランスの中では安定しています。(2019年9月に「リヨン」へ行き、夜の市内散策もしてきましたが、治安面での不安は特にありませんでした。)
ただ、フランスでは「すり」や「置き引き」被害が多発しているため、万全の対策が必要となります。
簡単にできるスリ対策としては、下記のようなものがあります。
「リヨン」は大きな都市で、「旧市街」や「テロー広場」をはじめ、市内には多くの見どころがあります。
また、「ソーヌ川」や「フルヴィエールの丘」など、夜の見どころも多く、観光日数としては「2日」必要となります。(移動日は含めていません)
観光で「2日」あれば、主要な観光スポットを一通りまわることができます。(個人差ありますが、人気の名所は観光できます)
「ペルージュ」や「ディジョン」など、近郊エリアも含めて観光する場合は、もう1~2日あるとスケジュールに余裕が出ています。
下記の記事では、「リヨン観光」のモデルコースを紹介しています。
「リヨン」はフランスで3番目に人口が多い都市で、世界遺産(リヨン歴史地区)や博物館をはじめ、見どころが豊富にあります。
「リヨン」は交通の面でも便利なところで、「バス」や「トラム」、「メトロ」を使って市内を移動できます。
「リヨン」の観光を楽しむなら「リヨン シティカード」の利用がおすすめで、1日単位から購入できます。
「リヨン シティカード」を使うことで、市内の公共交通機関が乗り放題となります。
「リヨン」はフランスの中でも大きな都市で、公共交通での移動がしやすいところです。
「地下鉄」や「トラム」、「バス」や「ケーブルカー」などを利用可能で、チケットは共通となります。
公共交通機関のチケットは、乗り場付近の自動販売機から購入可能です。
チケットの種類が複数ありますが、観光客向けに下記チケットなどがおすすめです。
チケットの種類 | 料金(ユーロ) |
TICKET UNITE(1枚券) | 2.00 |
TICKET 24 HEURES(1日券) | 6.50 |
TICKET 48 HEURES(2日券) | 12.50 |
TICKET 72 HEURES(3日券) | 17.00 |
TICKET SOIREE(夕方券) | 3.50 |
CARNET 10(10回券) | 19.00 |
「リヨン」では、毎年12月にフランスの一大イベント「音と光の祭典」が開催されます。
2023年は12月7〜10日に開催予定で、プロジェクションマッピングや、限定仕様の風景を見ることができます。
2019年12月に訪れた時は、半島から旧市街の広範囲で、イベントを実際していました。
「リヨン」はローヌアルプ地方の中心地で、交通の面でも便利なところです。
「TER(列車)」や「バス」を利用して、近郊エリアに移動しやすい特徴があります。
ここからは、「リヨン」近郊のおすすめスポットを紹介していきます。
「ペルージュ」はリヨン近郊にある町で、中世の雰囲気を存分に楽しめるところ。
「リヨン」から約30分でアクセス可能で、定番の観光地として人気があります。(TERでの移動)
「ペルージュ」は外壁に囲まれた小さな町ですが、下記写真のような美しい景色を見ることができます。
「ディジョン」はフランスのブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏にある町で、リヨンから「電車」や「バス」を利用してアクセスできます。
「ブルゴーニュ公爵宮殿」や「大聖堂」をはじめ、中世の雰囲気たっぷりの建物など、ディジョンには魅力的なスポットが沢山あります。
フクロウの案内プレート(地面に付けられた)を参考にしながら観光できるため、初めての方にもおすすめの町です。
「アヌシー」は「スイス」国境付近にある町で、湖と運河の景色がキレイなところ。
「リヨン」から約2時間でアクセス可能で、日帰り観光を楽しめます。(TERでの移動)
「アヌシー」は自然豊かな場所で、運河沿いの街並みや、湖の景色などが主な見どころです。
「リヨン」でおすすめの宿泊エリアを紹介しましたが、空港寄りであれば「パールデュー駅」周辺が便利ですし、歴史地区に近いエリアであれば「ベルクール広場」周辺がベストです。
今回紹介した4つのエリアは治安面での心配もありませんので、「リヨン」初心者の方にもおすすめできます。