「ギリシャ」の首都「アテネ」には「アクロポリス」や「古代アゴラ」をはじめ、魅力的なスポットがたくさんあります。
「アテネ」に興味があるけど、現地の治安ってどうなの?
そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、ギリシャ「アテネ」の治安について解説しています。
【目次】
「ギリシャ」の治安は年々悪化しており、被害件数も上昇している状況です。(2019年には、120件の被害が発生)
犯行手口で最も多いのが「すり」で、被害件数の約8割を占めています。(在ギリシャ日本国大使館の調べ)
犯行手口 | 割合 |
すり | 82.5% |
置き引き | 10.8% |
その他 | 6.7% |
「すり」「置き引き」が発生しやすい場所ですが、下記スポットなどになります。
場所 | 注意点 |
電車、駅 | すりに注意。バッグから財布が盗まれるケースが多発。 |
シンタグマ広場 | すり、置き引きに注意 |
アクロポリス | 強盗に注意。夕方~夜は人通りが少ない |
国立考古学博物館 | 違法薬物の売買が活発(裏通りは避ける) |
オモニア | 置き引きに注意 |
ピレウス港 | 置き引きに注意 |
2019年1月に「アテネ」へ行きましたが、ヨーロッパの他の国と比べて、治安が良い印象がありました。(スペイン、フランスと比べて、アテネは治安が良い印象)
実際に「アテネ」に行ってみて感じた点を、いくつか紹介していきます。
下記の記事では、アテネの中心「シンタグマ広場」の見どころについて解説しています。
「ギリシャ」では「すり」による被害が多発していますので、「アテネ」へ行かれる場合に「すり」対策が必要です。
簡単にできる「すり」対策としては、下記のようなものがあります。
「ギリシャ」は「すり」の多い国で、現金でのやり取りは極力避けたいところ…
そんな時におすすめなのが、「クレジットカード」です。
「ギリシャ」では多くの場所で「クレジットカード」が利用できるため、現金を持ち歩く必要がありません。(現金が盗まれる心配もなくなります)
「ギリシャ」でおすすめのクレジットカードが「エポスカード」で、「Visa付き」のカードを発行することで海外旅行保険が「自動」で付いてきます。
補償の内容は下記のような形で、仮に旅行中に「スマホ」や「カメラ」が壊れた場合に、最大20万円まで補償されます。(海外旅行保険の詳細は、公式サイトから確認できます)
保険の種類 | 保険金額 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
携行品損害 | 20万円(1個:10万円限度) |
「アテネ」滞在中、何かのトラブルに遭遇した場合、現地警察へ被害届を提出することになります。
「ギリシャ語」や「英語」がうまく話せないから不安…
そういった方におすすめのサービスが「ロコタビ」です。
「ロコタビ」は現地在住の日本人に個別相談できるサービスで、「ギリシャ語」や「英語」が堪能な方も多数登録しています。
何かのトラブルに遭遇して「警察でのやり取りが必要」となった場合、警察に同行してもらうことでスムーズに手続きを進められます。
利用料金については相談する方によって異なりますが、約1,000~3,000程度(1時間)になります。
「アテネ」は「ギリシャ」の首都で、政治や経済の中心部になります。
「アクロポリス」や「シンタグマ広場」をはじめ、庶民の雰囲気を感じられる「オモニア広場」や「プシリ」など、市内には多くの見どころがあります。
「ギリシャ」には「アテネ」以外にも魅力的なスポットが多く、エーゲ海にある「サントリーニ島」や「クレタ島」をはじめ、大自然を楽しめる「メテオラ」など、見逃せないスポットがいくつもあります。
下記の記事では、「アテネ」から「サントリーニ島」への行き方を紹介しています。
「アテネ空港」から市内へのアクセスですが、「タクシー」「地下鉄」「バス」などを使って移動できます。
個人的におすすめなのが「バス」の利用で、「アテネ空港」から市内中心部の「シンタグマ広場」まで約50分かかるものの、わずか6ユーロで移動できます。
移動手段 | 移動時間 | 片道料金 |
バス | 約50分 | 6ユーロ |
地下鉄 | 約40分 | 10ユーロ |
タクシー | 約30分 | 38ユーロ |
日本から「アテネ」への行き方ですが、乗り継ぎ便を利用する形になります。(直行便はありません)
ヨーロッパ方面なら「ドイツ」や「トルコ」などを経由して、「アテネ」へアクセスできます。
また、「ドバイ」や「カタール」といった中東経由もおすすめで、飛行機の待ち時間が6時間程度あれば、短時間での市内観光を楽しめます。
日本から「アテネ」までの移動時間目安は、約16時間となります。
「アテネ」行きの格安航空券をチェックするなら、「スカイスキャナー」の利用がスムーズです。いまもっとも安い航空券がすぐに見つかります。
「アテネ」で宿泊するなら、下記スポットなどが観光しやすくおすすめです。
「アマリア ホテル」は、アテネの中心部「シンタグマ広場」近くにある宿泊施設です。
「アテネ空港」や「ピレウス港」からのアクセスにとても便利なホテルで、バス停から近い距離に施設があります。
客室はモダンな雰囲気で、部屋のスペースも広々としています。
チェックイン | 15時~0時 |
チェックアウト | 3時~11時 |
WiFi | 無料 |
セーフティボックス | あり |
荷物預かり | あり |
「ヘロディオン ホテル」は、アテネの「アクロポリス」近くにある宿泊施設です。
ロケーション抜群のホテルで、「アクロポリス」の景色を存分に楽しむことができます。
また、「シンタグマ広場」や「モナスティラキ広場」をはじめ、人気の観光スポットが徒歩圏内にあり、とても便利です。
明るい雰囲気の客室で、「家具」や「内装」にこだわりが感じられます。
チェックイン | 15時~ |
チェックアウト | 11時まで |
WiFi | 無料 |
セーフティボックス | あり |
荷物預かり | あり |
「ロータス イン」は、アテネの「モナスティラキ広場」近くにある宿泊施設です。
「アテネ」の市内観光に最適なホテルで、古代遺跡が残る「アクロポリス」や「古代アゴラ」をはじめ、観光客で賑わう「プシリ」や「プラカ」などが周辺にあります。
スタイリッシュな客室はとてもオシャレで、快適な時間を過ごせます。
チェックイン | 14時~ |
チェックアウト | 12時まで |
WiFi | 無料 |
セーフティボックス | あり |
荷物預かり | あり |
「アテネ」には多くの観光名所がありますが、一度は見ておきたいスポットを2つ紹介します。
「モナスティラキ広場」は、「アテネ」でもっとも賑わいのあるスポットです。
広場の周辺には「カフェ」や「レストラン」、「ショップ」や「お土産屋」などが揃っています。
また、「モナスティラキ広場」から「パルテノン神殿」が綺麗に見えます。
「アテネ」といえば「パルテノン神殿」が有名ですが、神殿や音楽堂を含む「アクロポリス」が世界遺産に登録されています。
「アテネ」では、外せないスポットの一つになります。
ここからは「ギリシャ旅行」に役立つ情報を3つ紹介していきます。
「パスポート」や「現地通貨」をはじめ、「ギリシャ」へ行く場合に必要な持ち物がたくさんあります。
「ギリシャ」は日差しが強く、乾燥しやすい国ですので、「サングラス」や紫外線対策、乾燥対策などは必要です。
日本の家電製品を「ギリシャ」で利用する場合、「電源プラグ」や「変圧器が」必要になります。
「ギリシャ」は「すり」の多い国で、多額の現金を持ち歩くのは危険です。多くの店舗で「クレジットカード」が使えるため、カードの利用をメインにするのがおすすめです。
「ギリシャ」旅行の持ち物については、下記の記事が参考になります。
「アテネ」には「古代遺跡」や「博物館」など、様々な見どころがあります。
また、近郊エリアにも魅力的なスポットが多く、夕陽が綺麗な「スニオン岬」や世界遺産の「デルフィ」、奇岩の風景が楽しめる「メテオラ」などが特に人気です。
「アテネ」の観光日数ですが、一通り見てまわる程度なら1日、一つ一つゆっくり観光するなら2〜3日必要となります。
「アテネ」近郊エリアも観光する場合、もう1〜2日あるとスケジュール調整しやすくなります。
下記の記事では、「アテネ観光」のモデルコースを紹介しています。
「ギリシャ」の通貨はユーロで、1ユーロ=140.22円です。(2023年1月12日時点)
「ギリシャ旅行」の際に現金を持ち歩く場合、小額の紙幣が便利です。(5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ)
高額紙幣は使いにくく、盗まれる可能性もあるため、おすすめできません。外貨両替の際に50ユーロ以上の紙幣を渡された際、その場で崩してもらうのがスムーズです。
「アテネ」はヨーロッパの中では治安が良いほうですが、「すり」には注意が必要です。
「地下鉄」や「バス」を利用する際や、混雑する観光スポットなどで、「すり」に遭う可能性が高まります。
「すり」対策を万全にして、市内観光を楽しむようにしましょう。
下記の記事では「メテオラ観光」について解説しています。「ギリシャ」のなかでも人気の高いスポットで、「アテネ」から鉄道を利用して行くことができます。(片道約5時間)