「スペイン」といえば「マドリード」や「バルセロナ」などの大都市に注目が集まりますが、南部にあるアンダルシア地方も見逃せません。
スペイン南部にはイスラム支配時代の「宮殿」や「モスク」をはじめ、スペイン最大規模の「大聖堂」があり、他の地域とは異なる雰囲気を味わうことができます。
また、「マドリード」や「バルセロナ」からの移動もスムーズで、周遊観光を楽しみやすい特徴があります。
こちらの記事では、「バルセロナ」から「セビリア」への行き方について解説しています。
【目次】
「バルセロナ」から「セビリア」への行き方ですが、「飛行機」や「電車」を利用してアクセスできます。
ここからは「飛行機」「電車」で移動する場合の「移動時間」、「料金目安」について解説していきます。
飛行機を利用して「バルセロナ」から「セビリア」へ移動する場合、直行便の「ライアンエアー」もしくは「ブエリング航空」を利用する形になります。
直行便の場合、約1時間40分で「バルセロナ」から「セビリア」までアクセスできます。
「ライアンエアー」と「ブエリング航空」の料金目安については、下記のようになります。
航空会社 | 便(1日) | 料金目安(円) |
ライアンエアー | 1~2 | 1,700~4,900 |
ブエリング | 6~7 | 3,100~5,000 |
航空券の料金では「ライアンエアー」の方が安くなりますが、1日の便数では「ブエリング航空」の方が多くなります。
フライト時刻表の方では「ライアンエアー」は朝(8時~9時発)と夜(21時発)の2便に対して、「ブエリング航空」は朝・日中・夜の時間帯で1日6~7便となり、「ブエリング航空」の方がスケジュール調整しやすい形になります。
「電車」を利用する場合、約5時間30分で「バルセロナ」から「セビリア」までアクセスできます。
「電車」の料金目安ですが、約6,500~9,000円となります。(片道)
「電車」のチケット予約については、「レンフェ」の公式サイトから手配する流れになります。
「セビリア」はスペイン南部「アンダルシア州」にある都市で、スペインで4番目に人口の多いところです。
「セビリア」は「アンダルシア地方」の中心都市で、「マドリード」や「バルセロナ」からも行きやすく、近郊エリアにも移動しやすい特徴があります。
市内中心部には3つの世界遺産(セビリア大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館)があり、多くの観光客で賑わいます。
また、「スペイン広場」や「サンタクルス街」なども人気の観光スポットになります。
下記の記事では、「アンダルシア地方」の世界遺産を紹介しています。
「セビリア空港」から市内への移動ですが、一般的には「タクシー」や「バス」を利用する形になります。
「タクシー」の場合は約20分で市内までアクセス可能で、22~30ユーロかかります。
「バス」の場合は約35分で市内までアクセス可能で、4ユーロとなります。
「セビリア」はスペインでも人口の多い都市になるため、首都「マドリード」や「バルセロナ」と同じくらい警戒が必要です。
「スペイン」では「すり」や「置き引き」による被害が多発しているため、混雑する観光スポットや、公共交通機関を利用する際に注意が必要です。
多額の現金は持ち歩かない、ポケットに物を入れない、バッグは見える位置に持つなど、万全のスリ対策が必要です。
「セビリア」の治安情報については、下記の記事が参考になります。
ここからは、「セビリア」でおすすめのホテルを紹介していきます。
「ホテル ロビールーム」は、セビリア中心部にある4つ星ホテルです。
「セビリア」の市内観光がしやすいホテルで、「大聖堂」や「黄金の塔」といった主要スポットが徒歩圏内にあります。
客室はモダンな雰囲気で、部屋の設備も充実しています。
「AACR ホテル モンテオリボス」は、サンタフスタ駅駅近くにある宿泊施設です。
「セビリア空港」からの移動に便利なホテルで、バス停から近い距離に宿泊施設があります。
また、市内の観光もスムーズで、歩いて行ける距離に人気の観光名所があります。
清潔感のある客室で、おしゃれな内装デザインが特徴です。
「ホテル ドナ マリア」は、大聖堂周辺にある宿泊施設です。
ロケーション抜群で、「セビリア」の世界遺産観光に最適なホテルです。近場に「レストラン」なども多く、充実した時間を過ごせます。
センスの良い内装デザインが特徴で、部屋のスペースも広々としています。
ここからは、「セビリア」の人気スポットを2つ紹介していきます。
「セビリア大聖堂」は市内中心部にある世界遺産で、「セビリア」の定番スポットになります。
スペイン最大規模の大聖堂で、聖堂の外観、聖堂内部にある「コロンブスの墓」や「主祭壇」、そして「ヒラルダの塔」など、とても見応えがあります。
大聖堂の内部は有料で、チケットの種類によって金額が異なります。
「セビリア大聖堂」の入場料は下記となります。
チケット | オンライン | 現地購入 |
大聖堂 ヒラルダの塔 | 11ユーロ | 12ユーロ |
大聖堂の屋根 | 20ユーロ | 21ユーロ |
「セビリア」の中心部には、白壁と黄色のコントラストが美しい「サンタクルス街」があります。
元々はユダヤ人街だった場所で、現在は人気の観光地になっています。
「サンタクルス街」にはレストランやカフェ、お土産屋さんなどが沢山あります。
また、「セビリア大聖堂」や「アルカサル」などへアクセスしやすい場所にあるため、ランチ利用などにおすすめです。
「スペイン」で使われるお金は「ユーロ」です。
2023年4月22日のレートで、1ユーロ=148.89円になります。
「スペイン」では現金の他に、「クレジットカード」も使えます。
観光客が頻繁に利用する「ホテル」「レストラン」「観光施設」「空港」など、多くの場所でカード決済できます。
日本から「スペイン」までは、乗り継ぎ便を利用してアクセスする流れになります。
乗り継ぎ先の候補地には、下記などがあります。
乗り継ぎ空港 | 移動時間 |
ヒースロー | 17時間45分 |
フランクフルト | 18時間20分 |
シャルル ド ゴール | 18時間35分 |
イスタンブール | 19時間20分 |
ドバイ | 20時間20分 |
スペイン南部「アンダルシア地方」には魅力的な名所が多く、イスラムの歴史、闘牛、フラメンコ、白い村など、他の地域とは異なる見どころがあります。
「南スペイン」でおすすめの観光スポットには、下記などがあります。
「セビリア」観光をより楽しむなら、現地ツアーの利用がおすすめです。
「セビリア」で現地ツアーを利用するなら、スペインの観光プランが多い「ベルトラ」がおすすめです。
「ベルトラ」は現地ツアーの専門業者で、世界各国の観光プランを扱っています。「スペイン」は見どころが多い国ということもあり、多くのプランが用意されています。
「セビリア」の観光プランですが、下記のようなプランがあります。
自分のペースで好きなところだけを観光するなら、「ロコタビ」の利用がおすすめです。
「ロコタビ」はスペイン在住の日本人に個別相談できるサイトで、Webから「セビリア」在住の方と連絡が取れます。
「ロコタビ」で相談できる内容ですが、例えば下記のようなものがあります。
「バルセロナ」から「セビリア」へアクセスするなら、料金が安く、短時間で移動できる飛行機の利用がおすすめです。
「ライアンエアー」と「ブエリング航空」が直行便となります。費用を抑えるなら「ライアンエアー」、便数の多さなら「ブエリング航空」といった形になります。
下記の記事では、スペイン「アンダルシア」の魅力について解説しています。