年間で、約60万人の日本人観光客が訪れる国「フランス」
「ヴェルサイユ宮殿」や「エッフェル塔」をはじめ、世界遺産の「モン サン ミッシェル」や「カルカッソンヌ」など、「フランス」には魅力的な観光スポットが沢山あります。
こちらの記事では、日本から「フランス」への行き方について解説しています。
「フランス」はヨーロッパの西側にある国で、世界有数の観光立国です。
「モン サン ミッシェル」などの世界遺産や、中世時代の雰囲気漂う「美しい村」、「ルーヴル」や「オルセー」といった美術館など、注目の観光スポットがいくつもあります。
「スペイン」や「イタリア」などの近隣国にもアクセスしやすく、周遊観光も人気があります。
フランスといえば「パリ」の印象が強いのですが、美食と世界遺産の街「リヨン」、赤レンガの街並みが美しい「トゥールーズ」、フランスのリゾート地「ニース」なども人気で、「パリ」とは異なる雰囲気を楽しめます。
日本から「フランス」への直行便ですが、「エールフランス」や「日本航空(JAL)」、「全日空(ANA)」などがあります。(いずれも「パリ」行きとなります)
「羽田空港」「成田空港」「関西空港」から利用可能で、移動時間は約12時間35分となります。
空港 | 航空会社 | 移動時間 |
羽田 | エールフランス | 約12時間35分 |
日本航空(JAL) | ||
全日空(ANA) | 約12時間25分 | |
成田 | エールフランス | 約12時間35分 |
関西 | エールフランス |
日本から「パリ」行きの航空チケット料金ですが、約12万円となります。(往復航空券の料金目安)
「2月」の航空券が最も安く、10万円以下で購入できるケースもあります。逆に、観光客が多くなる「4月」や「8月」などは航空券も高くなる傾向です。(約15~16万円)
日本と「フランス」の時差は8時間になります。
例えば「フランス」でランチを食べる時(12時ごろ)、日本は夜という感じです。(20時ごろ)
ここからは、日本から「フランス」への行き方を紹介していきます。
首都の「パリ」に加え、「リヨン」や「トゥールーズ」、そして「ニース」へのアクセス方法も紹介しています。
日本から「パリ」への行き方ですが、日本からの直行便と、中東(ドバイ、カタールなど)、ヨーロッパ(イギリス、ドイツ)などを経由する乗り継ぎ便があります。
移動時間を気にする方には「直行便」、航空券を安く抑えたい方には「乗り継ぎ便」がおすすめです。
日本からの直行便ですが、「羽田空港」「成田空港」「関西国際空港」から「パリ」行きの便が出ています。
空港 | 航空会社 | 移動時間 |
羽田 | エールフランス | 約12時間35分 |
日本航空(JAL) | ||
全日空(ANA) | 約12時間25分 | |
成田 | エールフランス | 約12時間35分 |
関西 | エールフランス |
乗り継ぎ便の場合、下記「航空会社」を利用する流れになります。
航空会社 | 移動時間 |
スカンジナビア航空 | 14時間10分 |
ルフトハンザドイツ航空 | 14時間20分 |
フィンエアー | 15時間5分 |
ターキッシュ エアラインズ | 17時間45分 |
エミレーツ航空 | 20時間 25分 |
カタール航空 | 20時間39分 |
日本から「フランス」行きの格安航空券を探すなら、一括で料金比較ができる「スカイスキャナー」がおすすめです。いま最も安い航空券をすぐに確認できます。
日本から「リヨン」への行き方ですが、現在「直行便」はありません…
「パリ」や「ヨーロッパ」の国、もしくは中東(ドバイ、カタールなど)を経由して「リヨン」へアクセスする形になります。
ちなみに「パリ」から「リヨン」までは、「飛行機」で約1時間、「電車(TGV)」で約2時間でアクセスできます。
日本から「トゥールーズ」への行き方ですが、現在「直行便」はありません…
「フランス国内」、もしくは「ヨーロッパ」を経由してアクセスする形になります。
ちなみに「パリ」から「トゥールーズ」までは、「飛行機」で約1時間15分、「電車(TGV)」で約4時間11分でアクセスできます。
日本から南仏「ニース」への行き方ですが、現在「直行便」はありません…
「パリ」や「ヨーロッパ」の国、もしくは中東(ドバイ、カタールなど)を経由して「ニース」へアクセスする形になります。
ちなみに「パリ」から「ニース」までは、「飛行機」で約1時間25分、「電車(TGV)」で約5時間42分でアクセスできます。
ここからは、「フランス」でおすすめの観光地を紹介していきます。
「パリ」はフランスの首都で、セーヌ川の両岸に「エッフェル塔」や「オペラ座」、「シャンゼリゼ大通り」など、多くの見どころがあります。
日本からの直行便もありますし、「飛行機」や「電車(TGV)」を利用する事で、フランス国内にも移動しやすい特徴があります。
「パリ」の見どころとしては、下記などがあります。
「リヨン」はフランス南東部にある都市で、美食と世界遺産の街として知られています。
世界遺産の「リヨン歴史地区」や、リヨンの郷土料理が味わえる「ブション」など、様々な見どころがあります。
日本からの直行便はありませんが「パリ」から移動しやすく、「飛行機」で約1時間、「電車」で約2時間でアクセスできます。
「リヨン」の見どころとしては、下記などがあります。
「トゥールーズ」はフランス南西部にある都市で、赤レンガで造られた街並みがとても綺麗です。
日本からの直行便が無いため、アクセスは困難ですが、「パリ」から飛行機で約1時間15分で行くことができます。(フランス国内からの移動は楽です)
「トゥールーズ」の見どころとしては、下記などがあります。
「ニース」は地中海沿いにある観光都市で、コートダジュール地方の中心になります。
「国際空港」や「電車(TGV)」などが利用できるため、「フランス」以外の国からもアクセスしやすい特徴があります。
「ニース」の見どころとしては、下記などがあります。
ここからは「フランス」の観光に役立つ情報を、5つ紹介していきます。
「フランス」では「すり」「置き引き」「強盗」による被害が多発していますので、注意が必要です。
「メトロ」や「バス」、混雑するスポットでは、すり被害に遭う可能性も高まります。
貴重品は目の届く範囲で管理し、常に警戒する意識を持つことが「すり対策」にも繋がります。
人通りの少ない路地を歩く際、強盗被害に遭う可能性があります。
日中であれば比較的安全ですが、夜は人通りが少なくなるため、一人歩きは避けるようにしましょう。
あと、「フランス」では頻繁に「ストライキ」が起こるため、こちらも注意しなければなりません。(電車や飛行機、バスやメトロの稼働状況も変化します)
ストライキの最新情報については、在フランス日本国大使館の公式ページからチェックできます。
下記の記事では、「フランス」の治安について解説しています。
「フランス」で利用できる通貨は「ユーロ」になります。
1ユーロ=158.36円になります。(2023年9月9日時点)
「フランス」は「すり」や「置き引き」が多い国ですので、多額の現金を持ち歩くのは危険です。
観光客が行くようなスポットでは、「クレジットカード」が利用できます。(現金は小額程度を所持するのがおすすめ)
下記の記事では、「フランス旅行」の持ち物について紹介しています。
「フランス」では、ほとんどの場所で「クレジットカード」が利用できます。
「すり」の多いフランスでは、「現金」や「貴重品」が盗まれる可能性があります。
そのため、現金の持ち歩きは10~20ユーロにして、メインの支払いに「クレジットカード」を利用するのがおすすめです。
「エポスカード」は海外に強い「Visa」と、現地で安心の「海外旅行保険」付きクレジットカードです。
「エポスカード」には携行品損害補償が付いているため、旅行中にスマホやデジカメが盗まれたり、壊れた場合に、最大20万円まで補償されます。(1個あたり、最大10万円限度)
「スリ」や「強盗」被害の多い「フランス」では、「エポスカード」のような海外旅行保険付きの「クレジットカード」が特に便利です。
フランス旅行での注意点はさまざまありますが、そのひとつに「コンセント」と「電圧」の違いがあります。
日本では「Aタイプ」のコンセント差し込み口を利用しますが、フランスでは「Cタイプ」になります。
日本から家電製品を持ち込む際、専用のプラグが必須となります。
また、電圧も日本とは異なるため、変圧器の準備が必要です。(日本は100V、フランスは220V)
「フランス」は挨拶を大切にする国ですので、「Bonjour(こんにちは)」や「Merci(ありがとう)」を忘れずに言いましょう。
簡単な挨拶ができない場合に、不愉快な対応をされるケースが多々あります…。ご注意ください。
「フランス」旅行で使える、簡単なフランス語を紹介していきます。
日本語 | フランス語 |
こんにちは | Bonjour ボンジュール |
こんばんは | Bonsoir ボンソワール |
ありがとう | Merci メルスィ |
どういたしまして | De rian ドゥリアン |
よい1日を | Bonne journée ボン ジュルネ |
すみません | Pardon パルドン |
トイレはどこですか? | Où sont les toilettes? ウ ソン レ トワレット |
これはいくらですか? | C’est combien? セ コンビヤン |
「フランス」には数々の世界遺産や、中世の美しい街並みなど、見どころが豊富にあります。
「フランス」滞在中に多くのスポットを観光するなら、現地ツアーの利用がとても便利。
ここからは、「フランス」でおすすめの現地ツアーサイトを3つ紹介していきます。
「Get Your Guide」は、世界中の現地ツアーを扱う旅行の専門サイト。
「フランス」の観光ツアーも沢山開催され、様々なプランから興味のあるツアーに参加できます。
1日で複数スポットをまわるプランや、2〜3時間の短時間ツアー、人気施設のチケット予約など、種類も豊富にあります。
「ベルトラ」は日本の企業が運営する現地ツアーの専門サイトで、海外展開に強みを持ちます。
なかでも日本語ガイドツアーが人気で、海外旅行に慣れていない人でも安心して「フランス観光」を楽しめます。
「パリ」や南フランスの「ニース」中心に、日本語ガイドツアーが開催されています。
個人で「フランス」を観光したい方には、「ロコタビ」の利用が便利です。
「ロコタビ」は、「フランス」在住の日本人に色々な相談ができるサイトです。
現地の「観光相談」や「1日ガイド」、「レストラン予約」や「フランス語通訳」など、様々な相談に対応しています。
料金面ではやや高額になるものの、思い通りのプランにカスタマイズできます。
日本から「フランス」への行き方について紹介しましたが、直行便なら「エールフランス」「日本航空(JAL)」「全日空(ANA)」などを利用して、「パリ」へアクセスできます。
フランスでは「パリ」以外にも見どころが多く、旧市街の街並みがキレイな「リヨン」や、南仏のリゾートを楽しめる「ニース」などが特におすすめです。
「フランス」は挨拶を大切にする国ですので、簡単なフランス語を覚えておくと便利です。
下記の記事では、「南フランス」観光のモデルコースを紹介しています。南仏「コートダジュール」に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。