日本から「エミレーツ航空」を利用して、「ドバイ」経由でヨーロッパやアフリカ方面へ行かれる方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、「ドバイ空港」の乗り継ぎ時間の過ごし方について解説しています。
ドバイ空港の「無料WiFi」や「喫煙所」をはじめとした空港内の設備、飛行機の待ち時間を利用した「ドバイ観光」などの情報も紹介しています。
これから「ドバイ空港」を利用される方は、ぜひ参考にしてください。
出発から最終目的地までのフライトを全て「エミレーツ航空」にした場合、「ドバイ空港 ターミナル3」を利用することになります。
ここからは「ドバイ空港」での乗り継ぎの流れや、日本で預けた荷物の詳細、そして「ドバイ空港」の搭乗ゲートについて解説しています。
乗り継ぎ目的で「ドバイ空港」を利用する場合、空港に到着してからの流れは気になるところ…
具体的な流れについては、下記のようになります。
「ドバイ」に到着後、空港までの移動方法が2種類あります。こちらは、現地に到着してから分かる内容となります。
出発から最終目的地までのフライトを全て「エミレーツ航空」にした場合、日本で預けた荷物は最終目的地まで引き継がれます。
例えば、「エミレーツ航空」で「羽田」からドバイ経由で「ローマ」まで移動する場合、羽田空港で預けた荷物はローマまで引き継がれます。
もし「ドバイ空港」で荷物を受け取りたい場合、羽田空港のチェックイン時に「ドバイ」で一旦荷物を受け取る旨を伝える必要があります。
「ドバイ空港 ターミナル3」には、3つのゲートがあります。
ゲート間の移動方法と、移動時間の目安は下記のようになります。
現在地 | 移動先 | 方法 | 時間 |
Aゲート | Bゲート | 電車 | 約15分 |
Cゲート | バス | 約30分 | |
Bゲート | Aゲート | 電車 | 約15分 |
Cゲート | 徒歩 | 約20分 | |
Cゲート | Aゲート | バス | 約30分 |
Bゲート | 徒歩 | 約20分 |
「ドバイ空港」でラウンジを利用するなら、「プラザ プレミアム ラウンジ」がおすすめです。
アジア&アラビア中心の「料理」や「ドリンクメニュー」をはじめ、「WiFi」や「シャワー」などが利用できます。
ゆったりとしたソファーでリラックスし、次のフライトを待つことができます。
「ドバイ空港」での乗り継ぎですが、飛行機の待ち時間によって空港での過ごし方も変わってきます。
5時間以上の待ち時間がある場合、短時間での「ドバイ観光」も可能です。
ここからは、待ち時間ごとの詳細を紹介していきます。
飛行機の乗り継ぎ時間が「1時間半~1時間40分程度」の場合は早めに搭乗ゲートへ向かい、ゲート周辺にある「免税店」をまわるのがおすすめです。
「ドバイ空港」到着後のセキュリティチェック、そして搭乗ゲートへ向かうまでに約20〜40分かかります。
次のフライト便の搭乗手続きもありますので、場合によっては空港内の移動だけで終わる可能性もあります。
飛行機の乗り継ぎ時間が「2時間~2時間30分程度」ある場合、「免税店巡り」や「空港ラウンジ」で少しゆっくりできます。
「プライオリティパス」会員の方は、ドバイ空港第三ターミナルにある5つの「ラウンジ」が無料で利用できます。
ラウンジ内には「アルコール」や「ソフトドリンク」をはじめ、「食事」や「スナック」などが多数用意されています。
「ドバイ空港」プライオリティパスラウンジの場所については、下記を参考にしてください。
ラウンジ名 | 場所 |
マルハバラウンジ | A2とA3の間 |
スリープ アンド フライ | A1の向かい側 |
アフランラウンジ | B26の隣 |
マルハバラウンジ | B21付近 |
マルハバラウンジ | C21とC23の間 |
「エミレーツ スカイワーズ」のシルバー会員以上の方は、ドバイ空港の「エミレーツ ビジネスラウンジ」が無料で利用できます。
豪華で広々とした「ラウンジ」では複数の食事メニューが楽しめたり、「モエ エ シャンドン」の「シャンパンバー」で優雅な時間を過ごすことができます。
「エミレーツ航空」シルバー会員の詳細については、下記の記事が参考になります。
飛行機の乗り継ぎ時間が5時間以上ある場合は、短時間での「ドバイ観光」も可能です。
ここからは、「ドバイ」でおすすめの観光スポットを3つ紹介していきます。
最もおすすめのコースが「ドバイ ダウンタウン」の観光で、超高層タワー「ブルジュ ハリファ」や「ドバイモール」、そして世界最大規模の噴水ショーが楽しめる「ドバイファウンテン」を見ることができます。
定番は「ブルジュハリファ」の展望台で、124~125階からドバイの街並みを眺めることができます。
下記の記事では、「ドバイファウンテン」の噴水ショーについて解説しています。
旧市街に興味のある方には、アラブの雰囲気を肌で感じられる「オールドドバイ」がおすすめです。
金製品の店舗が並ぶ「ゴールドスーク」、香辛料やスパイス店が軒を連ねる「スパイススーク」、そしてアラブの伝統的な建築を観光できる「バスタキヤ地区」など、多くの見どころがあります。
下記の記事では、「ゴールドスーク」の見どころを紹介しています。
ちょっと変わったところを観光したい…
そんな方におすすめなのが、黄金の額縁「ドバイフレーム」です。
「ドバイフレーム」の見どころとしてはインパクト絶大のフレーム「外観」、2階にある「ギャラリー」、そしてフレーム上部の「展望台」などがあります。
「ドバイフレーム」の展望台からは、古いドバイの街並みと、新しいドバイの街並みを眺めることができます。
飛行機の乗り継ぎを行う際、「飛行機遅延」や「予期せぬトラブル」も発生します。
「ドバイ」に限らず、飛行機の乗り継ぎには遅延が付きものです。
30分程度の遅延でしたら我慢もできますが、1時以上遅延する場合は何処かで暇をつぶすことを考えなければなりません…
そんな時におすすめなのが、乗り継ぎ遅延補償が付いている「クレジットカード」です。
例えば「JCBゴールドカード」の場合、4時間以上の乗り継ぎ遅延が発生した際に、「宿泊費」や「食事代」などが最大2万円まで補償されます。
「乗り継ぎ遅延」のほか、日本で預けた手荷物の遅延や紛失についても条件を満たした場合に補償が適用されます。
「JCBゴールドカード」に付いてくる海外旅行保険は「自動付帯」ですので、カードを所持しているだけで補償の対象となります。
下記の記事では、「ドバイ」でおすすめのクレジットカードを詳しく紹介しています。
2018年2月にドバイを利用した際、霧が発生して飛行機が着陸できないことがありました…
結局1時間程度上空を彷徨うはめになり、その後の予定が全てずれ込むという体験をしました。
2023年6月に「エミレーツ航空」を利用して、羽田からスペイン「バルセロナ」まで行きました。
羽田空港からの出発便が約50分遅れていて、「ドバイ空港」への到着も約50分遅れました。
私自身は乗り継ぎ時間を2時間30分で計画していたため、次のフライトにも間に合いましたが、乗客のなかには、次の便への搭乗が開始しているケースもありました。
「ドバイ空港 ターミナル3」内の設備について、少し触れていきます。
主に「空港内のWiFi環境」や「喫煙所の設置状況」などを紹介していきます。
「ドバイ空港」では、フリーWiFiの利用が可能となります。
通信速度は若干気になりますが、調べ物をする程度でしたら問題ない範囲です。
「ドバイ空港」のWiFi接続方法ですが、下記画像の赤枠箇所にある「DXB Free WiFi」をクリックしてネット接続していきます。
数ある「ポケットWiFi」のなかで特におすすめしたいのが「グローバルWiFi」になります。
「グローバルWiFi」には、飛行機「乗り継ぎ」の際のオプションプラン(トランジットプラン)が用意されています。(料金は1,500円)
この「トランジットプラン」を利用することで、「ドバイ空港」での乗り継ぎの際も快適なネット接続が可能となります。
「ドバイ空港 ターミナル3」には、専用の喫煙所が設置されています。
「Aゲート」、「Bゲート」、「Cゲート」にそれぞれ喫煙所があります。
ゲート | 喫煙所の場所 |
Aゲート | 「A2」の前 |
「A23」の前 | |
Bゲート | 「B7」の前 |
「B27」の前の2階 | |
Cゲート | 「C21」の隣 |
「C7」と「C9」の間 |
下記の記事では、「ドバイ空港」ターミナル3にある喫煙所の場所について解説しています。
「ドバイ空港」での乗り継ぎについて解説しましたが、海外ではどんなトラブルが発生する分かりません。
タイトなスケジュールを組んだ場合、予期せぬトラブルに見舞われて飛行機の乗り継ぎに失敗するケースもあります…
トラブルを避ける意味でも、乗り継ぎの際は余裕を持ったスケジュールを組まれることをおすすめします。