南スペインの「アンダルシア地方」は、イスラム支配時代の面影が残る地域。
「闘牛」や「フラメンコ」といった、「スペイン文化」発祥の地としても知られています。
こちらの記事では、スペイン「アンダルシア地方」の魅力について解説しています。
これから「南スペイン」へ行かれる方は、ぜひ参考にしてください。
【目次】
「アンダルシア」はスペイン南部にある地域で、「闘牛」や「フラメンコ」発祥の地として知られています。
「アンダルシア地方」にはイスラム政権時代の「宮殿」や「モスク」などがあり、人気の観光名所になっています。
また、白壁の建物が広がる「白い村」や、地中海沿いのリゾート地「コスタ デル ソル」なども魅力的で、世界中から注目を集めています。
「アンダルシア地方」で特に人気なのが「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」「マラガ」の4都市で、「マドリード」や「バルセロナ」とは違った雰囲気を味わえます。
ここからは、「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」「マラガ」の魅力について紹介していきます。
「グラナダ」はスペイン南部「アンダルシア州」にある県都で、「スペイン」でも人気の観光地です。
「アルハンブラ宮殿」や「アルバイシン地区」などの世界遺産や、洞窟タブラオでの「フラメンコショー」など、魅力的なスポットが沢山あります。
「アルハンブラ宮殿」はイスラム支配時代に造られた建築で、世界遺産にも登録されています。
王の居城「ナスル宮殿」やグラナダ市内を見渡せる「アルカサバ」をはじめ、ルネサンス様式の「カルロス5世宮殿」や庭園が美しい「ヘネラリフェ」など、見どころが豊富にあります。
「アルバイシン地区」は「グラナダ」の人気スポットで、白壁の街並みが広がる歴史地区。
入り組んだ細い路地や「石畳」の道など、古い歴史を感じられる場所です。
「アルバイシン地区」で最も人気なのが「サンニコラス広場」で、展望台から「アルハンブラ宮殿」の景色を眺めることができます。
南スペインにある「コルドバ」では、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の3つの文化を楽しむことができます。
イスラム建築のモスク「メスキータ」や、細い路地が続く「旧市街」が、世界遺産に登録されています。
「メスキータ」は「コルドバ歴史地区」にあるイスラム建築のモスクで、「コルドバ」最大の見どころになります。
赤レンガと白い石を合わせた「馬蹄形のアーチ」や、800本を超える「円柱」、キリスト教徒によって増築された「カテドラル」など、とても見応えがあります。
「メスキータ」の内部は有料で、11ユーロとなります。「公式サイト」からチケット予約できます。
「コルドバ歴史地区」には、「ユダヤ人街」と呼ばれる美しい場所があります。
白い壁の建物に、色鮮やかな花の鉢植えが飾られ、美しい空間をつくり上げています。
「ユダヤ人街」には「レストラン」や「お土産屋」などが多いため、ランチ利用におすすめです。
「セビリア」はスペイン第四の都市で、「アンダルシア地方」の中心になります。
「マドリード」や「バルセロナ」からの移動もしやすく、近郊エリアにも移動しやすい特徴があります。(観光拠点にも最適)
「セビリア大聖堂」は世界屈指の規模を誇る教会で、世界遺産にも登録されています。
見応えのある聖堂の外観や、高さ96mの「ヒラルダの塔」、聖堂内部の装飾や「コロンブスの墓」など、見どころが豊富にあります。
「サンタクルス地区」は「セビリア」の市内中心部にあるスポットで、人気の観光名所になります。
下記写真のような「白壁」の建物が広がるキレイな場所で、散歩が楽しめるスポットです。
「マラガ」は地中海沿いに広がる湾岸都市で、「スペイン」でも人気のリゾート地です。
また、素朴な雰囲気が魅力の「白い村」も観光客に人気で、「マラガ」の注目スポットになります。
スペイン南部には白い建物が広がる「白い村」と呼ばれるスポットがあり、観光客に人気があります。
代表的なところでは、「ミハス」や「モンテフリオ」、「オルベラ」や「フリヒリアナ」などがあります。
下記の写真は「フリヒリアナ」の街並みで、あまり観光地化されていない穴場スポットです。
「ネルハ」は「コスタ デル ソル」にある町で、地中海の景色を存分に楽しめる場所です。
展望台からの絶景や、白い建物が並ぶ街並み、そして地中海のキレイなビーチなど、見どころが沢山あります。
「アンダルシア」はスペイン南部に広がる地域で、独特の雰囲気を感じられるエリアです。(「マドリード」や「バルセロナ」とは違った雰囲気を楽しめる)
「スペイン」国内からの移動もスムーズで、「飛行機」や「電車」、「バス」を利用して移動できます。
「アンダルシア地方」では「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」「マラガ」などが、観光客に人気があります。
「マドリード」から「飛行機」や「電車」を利用して、「アンダルシア地方」へアクセスできます。
飛行機の場合は「グラナダ」まで約1時間10分、「セビリア」まで約1時間5分で移動できます。
電車の場合は「グラナダ」まで約3時間20分、「セビリア」まで約2時間40分で移動できます。
「バルセロナ」から「飛行機」や「電車」を利用して、「アンダルシア地方」へアクセスできます。
飛行機の場合は「グラナダ」まで約1時間30分、「セビリア」まで約1時間35分で移動できます。
電車の場合は「グラナダ」まで約6時間30分、「セビリア」まで約5時間33分で移動できます。
ここからは、「アンダルシア地方」で人気のホテルを5つ紹介していきます。
「ユーロスターズ グラン ビア」は、「グラナダ」の市内中心部にある宿泊施設です。
市内観光にとても便利なホテルで、「グラナダ大聖堂」や「ヌエバ広場」をはじめ、「アルバイシン地区」などが徒歩圏内にあります。
また、市内から「バス」を利用して、「アルハンブラ宮殿」にアクセス可能です。
客室はモダンな雰囲気で、スペースも広々としています。
チェックイン | 15時~23時 |
チェックアウト | 12時まで |
ホテルの格付け | ★★★★★ |
周辺スポット | ・グラナダ大聖堂 ・ヌエバ広場 ・アルバイシン |
「アルハンブラ パレス」は、グラナダの「アルハンブラ宮殿」近くにある宿泊施設です。
「宮殿」観光をメインに楽しみたい方におすすめのホテルで、約5分で「宮殿」までアクセスできます。
客室はスタイリッシュで、高級感ある雰囲気が広がります。
チェックイン | 14時~ |
チェックアウト | 12時まで |
ホテルの格付け | ★★★★★ |
周辺スポット | ・アルハンブラ宮殿 |
「バルコン デ コルドバ」は、「コルドバ歴史地区」にある宿泊施設です。
旧市街の観光に便利なホテルで、世界遺産「メスキータ」や「ユダヤ人街」などが近場にあります。
客室は柔らかな雰囲気のデザインで、家具や装飾にこだわりが感じられます。
チェックイン | 15時~23時 |
チェックアウト | 7時~12時 |
ホテルの格付け | ★★★★ |
周辺スポット | ・メスキータ ・ユダヤ人街 ・ローマ橋 |
「ホテル ドナ マリア」は、「セビリア」中心部にある宿泊施設です。
立地最高のホテルで、すぐ近くに「セビリア大聖堂」や「アルカサル」などの世界遺産があります。
また、「スペイン広場」や「サンタクルス街」といった観光スポットもにも移動しやすく、「セビリア」観光に便利なホテルです。
客室は明るい雰囲気で、設備も充実しています。
チェックイン | 14時30分~0時 |
チェックアウト | 7時~12時 |
ホテルの格付け | ★★★★ |
周辺スポット | ・セビリア大聖堂 ・アルカサル ・古文書館 |
「ペルラ マリーナ」は、「コスタ デル ソル」にある宿泊施設です。
ロケーション最高のホテルで、地中海の景色や、「ビーチ」などが存分に楽しめる施設です。
「シービュー」の客室がおすすめで、テラスから美しい海の景色を眺めることができます。
チェックイン | 14時~ |
チェックアウト | 12時まで |
ホテルの格付け | ★★★★ |
周辺スポット | ・ビーチ |
スペイン南部「アンダルシア地方」には、魅力的なスポットが沢山あります。
効率的に観光するなら、現地ツアーの利用が便利です。
現地ツアーの予約サイト「Get Your Guide」には、南スペインの観光プランが充実しています。
例えば、下記のような観光プランが開催中となります。
自身の好みに合わせて「南スペイン」の観光を楽しむなら、「ロコタビ」というサイトが便利です。
「ロコタビ」は海外に住む日本人に個別連絡できるサイトで、スペインには1213人の登録があります。(2023年9月時点)
現地の観光相談や1日ガイドをはじめ、アンダルシア地方の日帰り同行など、相談できる内容は多岐にわたります。
登録者の多くは「スペイン語」や「英語」が堪能な方が多いため、言葉の心配もありません。
スペイン「アンダルシア地方」は、「イスラム教」や「ユダヤ教」の文化&雰囲気を感じられる地域。
世界遺産の「アルハンブラ宮殿」や「メスキータ」などは、とても見応えがあります。
スケジュールに余裕を持たせて、じっくり時間をかけて観光するのがおすすめです。