「スペイン」は世界トップクラスの観光立国で、世界遺産や古い街並みなど、多くの見どころがあります。
特に首都「マドリード」や「バルセロナ」に観光名所がたくさんあり、旅行者からも注目を集めています。
この記事では、「バルセロナ観光」のベストシーズンについて解説しています。
【目次】
「バルセロナ」は地中海性気候で、夏は暑くて乾燥しますが、冬は温暖で過ごしやすいところです。
「バルセロナ観光」のベストシーズンは4月〜6月、もしくは9月〜11月頃になります。
上記の時期は「バルセロナ」の観光を楽しみやすく、過ごしやすい気温です。
7月〜8月の真夏はとても暑く、日差しも強いため、できるだけ避けた方がよい時期になります。(日中はカナリ暑いです…)
ちなみに「バルセロナ」の冬の気温は東京よりも高く、日中は過ごしやすい気候です。(8~15℃くらい)
1月〜2月の冬観光もおすすめで、他の時期と比較して「観光客が少ない」「航空券が安い」「あまり並ばない(観光施設や店舗)」などのメリットもあります。
「バルセロナ」はスペインでも人気の観光都市で、地中海沿いに位置しています。
日本からのアクセスは不便ですが、「サグラダファミリア」や「カタルーニャ音楽堂」をはじめ、「バルセロナ」には魅力的なスポットが沢山あります。
また、「バルセロナ」の観光名所は徒歩でまわれるところが多く、初心者の方にもおすすめです。
2023年12月時点で、日本から「スペイン」への直行便はありません。
以前は「成田空港」から「マドリード」行きの直行便がありましたが、コロナの影響で運航休止となっています。
そのため他の国を経由して、「スペイン」へ行く流れになります。
日本からの移動時間目安については、下記の表を参考にしてください。
乗り継ぎ空港 | 移動時間 |
ヒースロー | 17時間45分 |
フランクフルト | 18時間20分 |
シャルル ド ゴール | 18時間35分 |
イスタンブール | 19時間20分 |
ドバイ | 20時間20分 |
「スペイン旅行」で気をつけたいのが「すり」「置き引き」、そして「強盗」になります。
スペインは「すり」の多い国として知られ、土地勘のない旅行者は狙われやすくなります。
「在バルセロナ日本国総領事館」が公開している情報では、2019年には444件の邦人被害が発生しています。(すりが137件、置き引きが176件)
犯行が起こりやすい場所には、地下鉄駅や電車内、人気の観光名所周辺、路地などがあります。
また、「レストラン」などの店舗や「ホテル」のロビー、空港内やバス停での「置き引き」にも注意が必要です。
「すり」の多いスペインでは、すり対策が必須になります。
簡単にできる対策には、下記のようなものがあります。
スペインの「すり対策」について、下記の記事で詳しく紹介しています。
「バルセロナ」はヨーロッパでも人気の観光都市で、市内には見どころがたくさんあります。
特に人気なのが「ガウディ建築」で、一部建設中の「サグラダファミリア」や「カサミラ」などはとても見応えがあります。
「サグラダファミリア」はアシャンプラ地区にある聖堂で、「バルセロナ観光」の人気スポット。
中心部から少し離れた場所にあるため、「メトロ」や「バス」などを使って移動する形になります。
聖堂外観は、「公園側」と「池側」から鑑賞することができます。(様々な種類のキリスト彫刻を見れます)
聖堂内部は魅力的な空間で、「ステンドグラス」や「らせん階段」、「森のような天井」などをじっくりと楽しめます。
「グラシア通り」はバルセロナでも有名なスポットで、2つの世界遺産があります。
一つは「カサミラ」で、岩のような外観の建物。
もう一つは「カサバトリョ」で、地中海をイメージした造りの建物になります。
下記の記事では、ガウディ建築「カサミラ」について紹介しています。
「カタルーニャ音楽堂」は市内中心部にあるスポットで、世界遺産に登録されています。
現在も「コンサート」や「フラメンコ」などのショーに利用される施設で、日中は内部見学ができます。
モザイクタイルの柱(2階テラス部分)や、ホール天井のシャンデリアは、とても見応えがあります。
見どころの多い「バルセロナ」ですが、宿泊するエリアによって楽しみ方も変わってきます。
「バルセロナ」でおすすめの宿泊エリアは、下記の4つになります。
おすすめのホテルと併せて、チェックしてみてください。
「カタロニア プラザ カタルーニャ」は、カタルーニャ広場近くにある宿泊施設です。
広場周辺は交通量が多く、「空港バス」の停留所や、「地下鉄駅」などがあります。
市内観光に便利な立地で、主要エリアへの移動もスムーズです。
「ブティック オステンプロ サグラダ ファミリア」は、サグラダファミリア周辺にある宿泊施設です。
ロケーション抜群で、ホテルから徒歩2~3分のところに「サグラダファミリア」があります。(夜のライトアップも、ゆっくり鑑賞できます)
市内中心部から離れたエリアのため、朝と夜は比較的静かな時間を過ごせます。(日中は観光客が多い)
「ロイヤル ランブラス」は、観光客で賑わう「ランブラス通り」にある宿泊施設です。
人通りの多い場所で、「地下鉄駅」や「レストラン」、「スーパーマーケット」がホテル近くにあります。
また、世界遺産「カタルーニャ音楽堂」や「旧市街」、海沿いの「バルセロネータ」が徒歩圏内にあります。
ここからは「バルセロナ」の言語や、日曜日の観光など、現地の情報について紹介していきます。
「バルセロナ」では「スペイン語」「カタルーニャ語」が公用語になりますが、「英語」も通じます。
特に旅行者が利用する「観光施設」や「ホテル」、「レストラン」や「ショップ」、そして「空港」などでは英語で会話ができます。
日曜日は休日で、「バルセロナ」の街も比較的静かです。
「サグラダファミリア」などの主要スポットは、日曜日も観光できますが、「レストラン」や「ショップ」などは閉まっている所が多数あります。
なかには、「ランチ」のみ営業という飲食店もあります。
気になる「レストラン」や「お土産屋」などがある場合、日曜日の営業時間をチェックしておく事をおすすめします。
日本のコンセントは「Aタイプ」ですが、スペインのコンセントは「Cタイプ」になります。
日本の家電製品をスペインでも使う際、専用の「プラグ」が必須となります。
また、日本と「スペイン」では、電圧や周波数も違ってきますので「変圧器」も準備しておきましょう。
「バルセロナ空港」から市内中心部までは、「タクシー」や「バス」などを利用してアクセスできます。
空港からの移動時間を優先するなら「タクシー」が早く、約30分でアクセスできます。
交通費を安く抑えるなら「空港バス」の利用がおすすめで、往復11.65ユーロで市内まで移動できます。
ガウディ建築中心に、見どころが多い「バルセロナ」ですが、近郊エリアにも魅力的な名所がたくさんあります。
鉄道を使って「バルセロナ」からの日帰り観光を楽しめる事から、観光客に人気があります。
「バルセロナ」近郊で特に人気なのが、下記スポットになります。
「バルセロナ」近郊の見どころについては、下記の記事が参考になります。
「バルセロナ」の現地ツアーを検討する際、観光プラン数で選ぶなら「Get Your Guide」がおすすめです。
「Get Your Guide」は現地ツアーの専用サイトで、世界中の観光ツアーを多数取り扱っています。
「バルセロナ」の観光プランも豊富で、自身の好みに合わせて選ぶことができます。
「バルセロナ」の現地ツアーを検討する際、日本語ガイドツアーに参加するなら「ベルトラ」というサイトが便利です。
「ベルトラ」は日本の企業が運営する現地オプショナルツアーサイトで、海外ツアーに強みを持っています。
「マドリード」や「バルセロナ」では、日本語ガイドツアーも一部掲載しているため、初めての方でも安心して利用できます。
自分のペースで「バルセロナ」を楽しみたい方には、「ロコタビ」というサイトが便利です。
「ロコタビ」は日本の企業が運営するサイトで、海外在住の日本人に個別連絡が取れるサービスです。
現地の情報や観光案内、空港送迎やレストラン予約代行など、相談できる内容はさまざまあります。
料金はやや高めですが、自分の好みに合わせた調整がしやすい、便利なサービスになります。
「バルセロナ」は地中海性気候で、夏は暑く、冬場は温暖という特徴があります。
観光のベストシーズンは4月〜6月、もしくは9月〜11月頃になります。
7月〜8月はとても暑く、日差しも強いため、避けた方がよい時期になります。