「スペイン」は世界でも人気の観光立国で、国内には49の世界遺産があります。(2023年7月時点)
首都「マドリード」や「バルセロナ」をはじめ、北部の「バスク地方」や南部の「アンダルシア地方」など、見どころが沢山あります。
この記事では、「南スペイン」の周遊観光について解説しています。
「南スペイン」はイスラムの歴史や街並みが残る地域で、グラナダの「アルハンブラ宮殿」、コルドバの「メスキータ」をはじめ、魅力的なスポットがたくさんあります。
また、「闘牛」や「フラメンコ」も盛んで、アンダルシア観光の見どころの一つになります。
ここからは、「南スペイン」の周遊観光におすすめのスポットを紹介していきます。
「グラナダ」は南スペインでも人気の観光都市で、「アルハンブラ宮殿」や「洞窟フラメンコ」をはじめ、魅力的なスポットがたくさんあります。
「グラナダ」でおすすめの観光スポットには、下記などがあります。
「アルハンブラ宮殿」はグラナダ最大の見どころで、大規模な観光スポットになります。
なかでも「ナスル宮殿」と「ヘネラリフェ」が人気で、混雑しやすい場所になります。
「ナスル宮殿」では「獅子のパティオ」や、「アラヤネスのパティオ(下記写真を参照)」などを見ることができます。
世界遺産の「メスキータ」を中心に、見応えのある観光スポットが多数ある「コルドバ」
コルドバでは、「イスラム教」「ユダヤ教」「キリスト教」という3つの歴史を感じることができます。
「コルドバ」でおすすめの観光スポットには、下記などがあります。
「メスキータ」はコルドバ歴史地区にある観光スポットで、イスラム建築の大きなモスクです。
入り口付近にある「ミナレット」や、800本以上あるモスク内部の「円柱」、赤と白の組み合わせが綺麗な「馬蹄形のアーチ」など、見どころが多数あります。
モスク周辺にある「ローマ橋」や「カラオーラの塔」も見応えがあります。
「コルドバ観光」の見どころについては、下記の記事が参考になります。
「セビリア」はアンダルシア地方の中心地で、スペイン第4の都市。
「セビリア大聖堂」や「アルカサル」をはじめとした世界遺産や、人気映画の撮影にも使われた「スペイン広場」など、様々な見どころがあります。
「セビリア」でおすすめの観光スポットには、下記などがあります。
「セビリア大聖堂」はスペイン最大規模の教会で、世界遺産にも登録されています。
聖堂の内部にも入ることができ、「コロンブスの墓」や「ヒラルダの塔(高さ96m)」などを鑑賞できます。
「セビリア大聖堂」近くにある2つの世界遺産「アルカサル」、「インディアス古文書館」も見逃せません。
ここからは「南スペイン」の周遊観光に最適なホテルを、
「グラナダ観光」に便利なホテルが、中心部にある「マーキス ホテルズ イサベルズ」です。
空港からの移動や、「グラナダ」の市内観光に最適なホテルで、どこへ行くにも便利な立地にあります。
近場に「グラナダ大聖堂」や「ヌエバ広場」などがあり、夜の観光もスムーズに移動できます。
「コルドバ観光」に便利なホテルが、歴史地区にある「ユーロスターズ コンキスタドール」です。
イスラム建築のモスク「メスキータ」のすぐ近くの立地で、好きなタイミングに歴史地区を観光できます。
また、ホテル周辺に「レストラン」や「お土産屋」などもあり、ちょっとしたお出かけにも便利です。
「セビリア観光」に便利なホテルが、カテドラル近くにある「ホテル ドナ マリア」です。
ロケーション最高で、すぐ近くに「セビリア大聖堂」や「アルカサル」などの世界遺産があります。
また、「スペイン広場」や「メトロポール パラソル」などの人気スポットも徒歩圏内にあり、存分に「セビリア観光」を楽しめるホテルです。
「スペイン観光」に役立つ情報を紹介しています。
東京から「スペイン」へのアクセス方法ですが、乗り継ぎ便での移動となります。
移動時間を優先するならヨーロッパ経由がおすすめで、「ロンドン」や「フランクフルト」などが人気です。
「スペイン」までの旅費を安く抑えるなら中東の「ドバイ」、「カタール」経由という選択肢もあります。
経由先(空港) | 国 | 飛行時間 |
ヒースロー | イギリス | 17時間45分 |
フランクフルト | ドイツ | 18時間20分 |
パリ | フランス | 18時間45分 |
イスタンブール | トルコ | 19時間20分 |
ドバイ | UAE | 20時間20分 |
「スペイン」では「スペイン語」が公用語になりますが、場所によっては英語が通じます。
「マドリード」や「バルセロナ」のような大都市では英語が通じやすく、簡単な英会話ができれば問題ありません。
地方都市の場合、相手によっては英語が通じにくいケースもあります。
もし地方も観光する場合、簡単な「スペイン語」をメモしておくのがおすすめです。
「スペイン」で利用される通貨は「ユーロ」になります。
日本の空港や銀行をはじめ、現地でも手軽に両替できます。(2023年7月22日のレートで、1ユーロ=157.87円です)
「スペイン」では現金以外にも、クレジットカードが利用できます。
「ホテル」や「レストラン」、観光スポットなど、多くの場所でカード決済ができます。
「南スペイン観光」のおすすめ時期は3月〜5月、もしくは9月〜11月です。
比較的過ごしやすい気温で、「南スペイン」の周遊観光もまわりやすいタイミングになります。
「南スペイン」は地中海性気候で、年間を通じて温暖という特徴があります。
7月~8月頃はカナリ暑く、日差しも強いため、観光には向かない時期となります。
「スペイン」には3ヶ所の在外公館があります。
「在スペイン日本国大使館」が、南スペインの管轄になります。
「在スペイン日本国大使館」の住所や連絡先は、下記を参考にしてください。
機関名 | 在スペイン日本国大使館 |
住所 | Calle Serrano 109-28006 Madrid-SPAIN |
連絡先(大使館代表) | +(34)91-590-7600 |
連絡先(領事部直通) | +(34)91-590-7614 |
営業日 | 月曜日~金曜日 |
開館時間(大使館) | 午前9時30分~13時45分 午後14時45分~17時30分 |
開館時間(領事部窓口) | 午前9時30分~13時15分 午後14時45分~16時30分 |
「スペイン」の治安情報を調べるなら、下記の記事が参考になります。
スペイン「アンダルシア地方」は見どころの多いところで、「マドリード」や「バルセロナ」とは異なる雰囲気を感じられます。
「グラシア」や「コルドバ」、「セビリア」などが人気で、一度は見ておきたい観光名所がたくさんあります。
少ない期間で効率的に観光するなら、現地ツアーの利用がおすすめです。
スペイン国内の現地ツアーを探すなら、ツアー掲載数が多い「Get Your Guide」の利用がおすすめです。
アンダルシア地方の観光ツアーも多く、「アルハンブラ宮殿」や「メスキータ」をはじめ、「セビリア」からの日帰りツアーなど、様々なプランから選択可能です。
自分の思い通りにアンダルシア観光を楽しむなら、「ロコタビ」の利用が便利です。
「ロコタビ」は海外在住の日本人に個別連絡できるサイトで、「スペイン」では1181人の登録があります。(2023年7月時点)
基本的に個別相談からプランを決める流れで、現地の観光案内や相談、空港送迎、レストランの予約や同行など、依頼可能な範囲はさまざまです。
個人ツアーのため、団体ツアーよりも金額は高めですが、自分好みに調整しやすいサービスになります。
「南スペイン」には魅力的な観光名所が多く、イスラム時代の雰囲気を肌で感じることができます。
「南スペイン」を周遊する際の拠点には、「グラナダ」や「セビリア」がおすすめです。
市内に見どころが多く、交通の便も良いため、近郊への日帰り観光がしやすい特徴があります。
下記の記事では、「南スペイン」の世界遺産について紹介しています。