「サグラダファミリア」をはじめとしたガウディ建築や、「ピカソ」や「ミロ」美術館など、見どころの多いスペインの観光都市「バルセロナ」
2020年から続いたコロナも落ち着き、「バルセロナ旅行」を計画している方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、1日でまわれる「バルセロナ観光」の見どころを紹介しています。
【目次】
ここからは、1日でまわれる「バルセロナ」の観光スポットを紹介していきます。
「サグラダファミリア」はバルセロナ観光の定番スポットで、一度は訪れてみたい場所になります。
見どころは豊富で、外壁の「キリスト彫刻」や、聖堂内部の「ステンドグラス」、森のような雰囲気の「天井」、巻貝のような「らせん階段」などは必見です。
「サグラダファミリア」には複数の入場チケットがありますが、「塔の上」にも上れるチケットが特におすすめです。
専用のエレベーターで塔の上にあがり、「らせん階段」で地上まで降りる流れになります。
「バルセロナ」のおしゃれスポットとして知られるグラシア通りには、ガウディ建築「カサミラ」があります。
波打つ外壁はとてもインパクトがあり、グラシア通り沿いで一際目立っています。
別途入場チケットが必要ですが、「カサミラ」の内部も見学できます。
吹き抜けで開放感のある「エントランス」や、豪華な雰囲気の「住宅エリア」、兜風の煙突が魅力の「屋上」など、「カサミラ」には様々な見どころがあります。
「カサミラ」から徒歩数分のところにあるのが「カサバトリョ」で、ガウディ建築の一つになります。
「バルセロナ」でも人気の観光スポットで、地中海をイメージした曲線美が魅力の建物です。
可愛らしいデザインの外壁や、吹き抜け部分のタイル(海のような雰囲気)、道路に面した2階の「サロン」など、「カサバトリョ」には多くの見どころがあります。
「バルセロナ」の旧市街は、古い建物や老舗の店舗などが並ぶエリア(ゴシック地区)で、観光客に人気があります。
「ゴシック地区」には見どころが多く、旧市街の象徴「サンタ エウラリア大聖堂」をはじめ、建物と建物に架けられた「ビズベ橋」、ピカソの作品を鑑賞できる「ピカソ美術館」などが特に人気です。
また、旧市街は細い路地が続くエリアで、散策が楽しい場所です。(ゆっくり散策するのがおすすめ)
「バルセロナ」は地中海沿いに面しており、スペインで2番目に大きな都市です。
「バルセロナ」は地中海性気候で、一年を通して温暖な気候です。
夏のシーズンはもちろん、冬の観光もおすすめで、1~2月頃でも日中は暖かく感じる気候です。
最寄りの空港は「エル プラット空港」で、日本からアクセスする場合は乗り継ぎでの移動となります。(日本からの直行便はありません)
「スペイン」は日本と異なり、「すり」「置き引き」などが多い国です。(ヨーロッパは全体的に治安が不安定です)
「バルセロナ」は大都市で、人口の多いところ。
「サグラダファミリア」をはじめとした人気の観光地は混雑しやすく、トラブルに遭遇する可能性があります。
公共交通機関(地下鉄やバス)や、混雑しやすい人気の観光スポット、ショッピングモールや駅の「エスカレーター」などでは、「すり」に注意が必要です。
「レストラン」や「カフェ」、「バス停」や「ホテルロビー」では、置き引きに警戒が必要です。
下記の記事では、「スペイン」の治安について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
バルセロナの「エルプラット空港」から市内中心部までは、「タクシー」「地下鉄」「バス」などを利用してアクセスできます。
それぞれの「移動時間」や「交通費」については、下記の表を参考にしてください。
移動手段 | 移動時間 | 片道料金 |
タクシー | 約30分 | 40ユーロ |
地下鉄 | 約45分 | 4.5ユーロ |
バス | 約35分 | 6.75ユーロ |
最も早く移動できるのが「タクシー」で、約30分で市内中心部までアクセスできます。
交通費が安くて安全なのが「空港バス」の利用で、わずか6.75ユーロで「カタルーニャ広場」まで移動できます。
「エルプラット空港」から市内への移動については、下記の記事で詳しく解説しています。
「バルセロナ観光」に便利なホテル地区ですが、下記4か所のエリアがおすすめです。
ここからは、「バルセロナ」で人気のホテルを3軒紹介していきます。
「サグラダファミリア」が見えるホテルで人気なのが、「エア ホテル ロセリョン」になります。
一部の客室や、ホテルの屋上などから「サグラダファミリア」を眺めることができます。
また、宿泊施設から徒歩5分の場所に「サグラダファミリア」があるため、存分に観光を楽しめます。
ホテル内はスタイリッシュで、落ち着いた雰囲気の内装デザインになります。
ガウディ建築の「カサミラ」が見えるホテルで人気なのが、「コンデス デ バルセロナ」になります。
一部の客室や、ホテルのレストランから「カサミラ」を鑑賞できます。
宿泊施設から徒歩3分の場所に「カサミラ」があるため、日中から夜にかけて観光を楽しめます。
清潔感のある客室は開放感があり、部屋の設備も充実しています。
「カテドラル」が見えるホテルで人気なのが、「コロン ホテル バルセロナ」になります。
目の前に「カテドラル」があり、一部の客室やレストランから大聖堂を鑑賞できます。
立地も良く、古い街並みがキレイな「ゴシック地区」や、「ランブラス通り」の観光を存分に楽しめます。
ホテル内はセンスの良いデザインで、「家具」や「装飾」にもこだわりを感じられます。
ガウディ建築や美術館巡りと併せて楽しみたいのが、「バルセロナ」のグルメになります。
市内には、美味しい「パエリア」や「シーフード」が食べられるレストランが沢山あります。
ここからは、「バルセロナ」でおすすめのレストランを紹介していきます。
「バルセロネータ」でおすすめなのが、老舗レストラン「7 Portes」です。
「バルセロナ」で美味しいパエリアが食べられるレストランで、旅行者に人気があります。
2018年7月と、2023年6月に「7 Portes」へ行きましたが、個人的には「イカスミ」のパエリアがおすすめです。
アイオリソースを絡めて食べると、より美味しく味わえます。
「ランブラス通り」周辺でおすすめなのが、レイアール広場にある「Restaurant Italià Rossini」です。
「パスタ」や「ピザ」などのイタリア料理が食べられるレストランで、お店の雰囲気も抜群。
2023年6月にランチで「Rossini」を利用しましたが、美味しい料理とテラス席からの景色が最高でした。
ここからは、「バルセロナ観光」に役立つ情報を紹介していきます。
「スペイン」で使用される通貨は「ユーロ」になります。
2023年9月20日時点のレートで、1ユーロ=158.10円。
現地の空港や、市内の両替所などで外貨両替することができます。(日本の銀行や空港でも両替可能)
「スペイン」では日本と同じような感覚で「クレジットカード」が使えるため、カード利用がとても便利です。
日本とスペイン「バルセロナ」の時差は、8時間となります。
例えば、日本が午後5時の場合、スペイン時間は朝9時になります。
日本では「A」のプラグが使用されますが、スペインでは「C」のプラグが使われます。
また、コンセントの差し込み口も異なりますので、専用のプラグを購入しておく必要があります。
ちなみに電圧も異なりますので、日本の電気製品を「スペイン」で使用する場合に変圧器が必要となります。
「バルセロナ観光」のベストシーズンは4月~6月、9月~11月になります。
この時期は過ごしやすい気温で、市内観光も楽しみやすいタイミングです。
ちなみに「バルセロナ」は地中海性気候で、夏は日差しが強く、とても暑いところです。(7月〜8月)
夏に観光する場合、日陰をうまく使いながらまわるのがおすすめです。(湿気が少ないため、日陰は涼しく感じます)
「バルセロナ」はスペイン第二の都市で、市内には沢山の見どころがあります。
個人で「バルセロナ観光」を楽しむことも可能ですが、効率的にまわるなら現地ツアーの利用が便利です。
「スペイン」で現地ツアーを探すなら、掲載数が多い「Get Your Guide」がおすすめです。
「Get Your Guide」は現地ツアーの専門サイトで、「スペイン」の観光ツアーを多数取り扱っています。
「バルセロナ」の掲載数も多く、数ある中から好みのツアーを選ぶことができます。
「サグラダファミリア」や「グエル公園」のチケット予約や、「バルセロナ」近郊の日帰りツアーなどが、観光客に人気です。
自分の好みに合わせたプランで「バルセロナ観光」を楽しみたい方には、「ロコタビ」というサービスが便利です。
「ロコタビ」は海外に住む日本人に旅行相談ができるサイトで、「バルセロナ」には453人の登録があります。(2023年9月時点)
相談内容も幅広く、例えば現地の1日ガイドや、観光プランの事前相談、空港送迎や「スペイン語」の通訳などがあります。
個人対個人のやり取りになりますので料金はやや高額ですが、自分好みの内容に調整しやすい利点もあります。
1日でまわれる「バルセロナ観光」の見どころを紹介しましたが、時間をかけてゆっくり楽しみたい場合、1日でまわれる範囲も限られます。
観光で3日あれば「バルセロナ」の主要スポットを一通りまわれますが、もし少ない日数しか取れない場合は、本ページで紹介した内容を参考にしていただけると幸いです。
下記の記事で「バルセロナ観光」のモデルコースを紹介しています。こちらも是非参考にしてください。