「南スペイン」の「アンダルシア地方」といえば「アルハンブラ宮殿」や「メスキータ」などのイスラム建築が有名で、どちらも世界遺産に登録されています。
「南スペイン」の観光スポットに興味があり、「アンダルシア地方」への旅行を検討される方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、「アンダルシア地方」を観光する際の拠点選びについて解説しています。
これから「アンダルシア地方」へ行かれる方は、是非参考にしてください。
【目次】
ここからは、「アンダルシア地方」でおすすめの観光拠点を3つ紹介していきます。
どのスポットも、「バルセロナ」や「マドリード」から飛行機でアクセスできます。(直行便)
一つ目のおすすめ候補としては「グラナダ」になります。
「グラナダ」には「アルハンブラ宮殿」や「アルバイシン」といった歴史地区をはじめ、「フラメンコショー」や「サクロモンテの丘」など、多くの見どころがあります。
イスラム支配時代の古い街並みや、白壁のキレイな風景などが「グラナダ」の魅力。「フラメンコショー」や「アルハンブラ宮殿」の夜景鑑賞も人気で、こちらも見逃せないスポットです。
「グラナダ」は近郊エリアにも移動しやすく、「AVE(電車)」や「バス」を利用して「コルドバ」や「セビリア」などへアクセスできます。
「バルセロナ」や「マドリード」からの移動手段には、「飛行機」や「電車」などがあります。
飛行機で「グラナダ」へアクセスする場合、移動時間は下記となります。
都市名 | 移動時間 | 航空会社 |
バルセロナ | 1時間30分 | ブエリング |
マドリード | 1時間5分 | イベリア |
電車で「グラナダ」へアクセスする場合、移動時間は下記となります。
都市名 | 移動時間 | 鉄道 |
バルセロナ | 6時間50分 | レンフェ |
マドリード | 3時間20分 | レンフェ |
二つ目のおすすめ候補が「マラガ」になります。
「マラガ」の見どころとしては「白い村」で、「ミハス」や「モンテフリオ」といった人気の白い村が、アンダルシア地方の「マラガ」にあります。
また、地中海沿いにある「ネルハ」という町もおすすめで、「展望台」からの眺めは一見の価値があります。(ヨーロッパのバルコニーといわれる名所)
「マラガ」から「電車」や「バス」を利用して、「グラナダ」や「セビリア」などへアクセスできます。
「バルセロナ」や「マドリード」からの移動手段には、「飛行機」や「電車」などがあります。
飛行機で「マラガ」へアクセスする場合、移動時間は下記となります。
都市名 | 移動時間 | 航空会社 |
バルセロナ | 1時間35分 | ブエリング |
マドリード | 1時間15分 | イベリア |
電車で「マラガ」へアクセスする場合、移動時間は下記となります。
都市名 | 移動時間 | 鉄道 |
バルセロナ | 6時間00分 | レンフェ |
マドリード | 2時間30分 | レンフェ |
三つ目のおすすめ候補が「セビリア」になります。
「セビリア」の見どころとしては、市内中心部にある3つの世界遺産、そして「スターウォーズ エピソード2」のロケ地にもなった「スペイン広場」などがあります。(世界遺産:セビリア大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館)
また、「闘牛」や「フラメンコ」も有名で、高いレベルのショーを見ることができます。
「セビリア」はアンダルシア地方の中心都市で、「スペイン」の国内移動がしやすい特徴があります。
「バルセロナ」や「マドリード」からの移動手段には、「飛行機」や「電車」などがあります。
飛行機で「セビリア」へアクセスする場合、移動時間は下記となります。
都市名 | 移動時間 | 航空会社 |
バルセロナ | 1時間35分 | ブエリング |
マドリード | 1時間10分 | イベリア |
電車で「セビリア」へアクセスする場合、移動時間は下記となります。
都市名 | 移動時間 | 鉄道 |
バルセロナ | 5時間30分 | レンフェ |
マドリード | 2時間40分 | レンフェ |
「アンダルシア」は、スペイン南部に位置する自治州です。
長きに渡りイスラム帝国に支配されていた歴史があるため、「アルハンブラ宮殿(グラナダ)」や「メスキータ(コルドバ)」など、イスラムの雰囲気を肌で感じられる「名所」がいくつもあります。
「アンダルシア地方」の有名な観光スポットは、「グラナダ」「コルドバ」「マラガ」「セビリア」に集中しています。
スペイン「アンダルシア地方」へ行くなら3月〜5月、9月〜11月頃がおすすめです。
このタイミングは過ごしやすい気温で、「アンダルシア」の周遊観光も楽しみやすい時期になります。
ちなみに「南スペイン」は地中海性気候で、夏のシーズンはとても暑いです。(日中40℃近くまで気温が上がりやすい)
夏に「南スペイン」を観光する場合、暑さ対策が必要です。
「アンダルシア地方」の治安ですが、大都市の「マドリード」や「バルセロナ」に比べると安定していますが、「すり」や「置き引き」には注意が必要です。
「空港」や「公共交通機関」を利用する際、混雑する観光スポット、そして「レストラン」などを利用する場合に気をつけましょう。
簡単にできる「すり」対策としては、下記などがあります。
東京から「スペイン」へのアクセス方法ですが、乗り継ぎ便を利用して移動する形になります。
乗り継ぎ先の候補地はたくさんありますが、ヨーロッパでしたら「ローマ」や「パリ」などが人気です。
乗り継ぎ空港 | 移動時間 |
フィウミチーノ | 18時間19分 |
パリ | 18時間20分 |
フランクフルト | 18時間35分 |
ドバイ | 20時間20分 |
「南スペイン」の都市を詳しく知るなら、下記の記事が参考になります。
ここからは、南スペイン「アンダルシア地方」でおすすめのホテルを紹介していきます。
「パラドール デ グラナダ」は、アルハンブラ宮殿の敷地内にある宿泊施設です。
「アルハンブラ宮殿」は人気の観光名所で現地は混雑しますが、「パラドール デ グラナダ」に宿泊する事で早朝から宮殿観光をしやすくなります。
また、近くのバス停から「バス」を利用する事で、市内の観光もスムーズにまわれます。
「ホテル ダービー セビリア」は、セビリアの中心部にある宿泊施設です。
好立地で「セビリア大聖堂」や「アルカサル」、「メトロポール パラソル」といった主要スポットが徒歩圏内にあります。
また、「スーパーマーケット」や「デパート」などがホテル付近にあり、ちょっとした買い物にも便利です。
「ユーロスターズ コンキスタドール」は、コルドバの「メスキータ」近くにある宿泊施設です。
コルドバ歴史地区の観光に便利なホテルで、「メスキータ」や「ユダヤ人街」などの主要スポットが近場にあります。
客室は華やかな雰囲気で、部屋の設備も充実しています。
ここからは「アンダルシア地方」で絶対に見ておきたいスポットを3つ紹介していきます。
「アルハンブラ宮殿」はイスラム建築の最高傑作といわれている、「スペイン」の世界遺産です。
王の居城となる「ナスル宮殿」や、自然が広がる夏の避暑地「ヘネラリフェ」、「グラナダ」市内を見渡せる「アルカサバ」など、「アルハンブラ宮殿」には多くの見どころがあります。
「アンダルシア地方」はフラメンコ発祥の地といわれ、多くの「タブラオ」で本場のフラメンコを見ることができます。
個人的には「サクロモンテの丘」にある「洞窟タブラオ」がおすすめで、この地区では「ロマ」の歴史や雰囲気を肌で感じることができます。
下記インスタの5枚目のスライドで、洞窟フラメンコの動画を視聴できます。
下記の記事では、「サクロモンテの丘」の洞窟フラメンコについて解説しています。
「アンダルシア地方」では白い村が有名で、「ミハス」が定番の観光スポットになります。
「ミハス」以外にも「オルベラ」「モンテフリオ」「フリヒリアナ」といった白い村がありますが、特に美しいといわれているのが「フリヒリアナ」です。
「フリヒリアナ」は「ミハス」ほど観光地化されていないため、日中でも空いています。
「アンダルシア地方」には「アルハンブラ宮殿」や「メスキータ」などの世界遺産、「ミハス」や「フリヒリアナ」などの白い村、本場の「フラメンコ」や「闘牛場」など、見どころがたくさんあります。
限られた時間のなかでより多くの観光スポットをまわるなら、現地ツアーの利用が便利です。
「ベルトラ」は現地オプショナルツアーの専門サイトで、「アンダルシア地方」の観光プランがとても充実しています。
「ベルトラ」のおすすめポイントとしては、下記になります。
自分の思い通りのプランで観光を楽しみたい!という方には、「ロコタビ」の利用がおすすめです。
「ロコタビ」は現地在住の日本人に個別相談できるサービスで、スペイン語を話せる方が多数登録しています。
現地の観光ガイドを仕事にしている方もいますので、そういった方に同行してもらうことで「アンダルシア」を存分に楽しむことができます。
初めて「アンダルシア地方」へ行かれる方でしたら、見どころが多くて近郊エリアにもアクセスしやすい「グラナダ」での宿泊がおすすめです。
「グラナダ」での楽しみ方は様々ですが、日中は「アルハンブラ宮殿」や「アルバイシン地区」を散策し、夜は「フラメンコショー」や「サンニコラス広場(展望台)」からの夜景鑑賞がおすすめです。