「在バルセロナ日本国総領事館」の報告によると、2018年上半期に「カタルーニャ州」「バレンシア州」「バレアレス州」で13万5千件のスリ・置き引き被害が発生しています。
日本は平和な国ですのでスリに遭うことがほとんどありませんが、スペイン「バルセロナ」ではスリに遭う確率が非常に高くなります。
こちらの記事では、スペイン「バルセロナ」観光でのスリ対策を7つ紹介しています。
スリに狙われやすい人の特徴や、スリの多い場所なども紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【目次】
「バルセロナ」には魅力的な観光スポットが数多くあり、興味を持たれる方も多いかと思います。
「バルセロナ」は比較的治安が良いのですが、スリを行う人が非常に多く、毎年多くの日本人がスリ被害に遭っています…
ですので「バルセロナ」を訪れる際、貴重品を盗まれないためのスリ対策が必須になります。
ここからは、簡単にできる「バルセロナ」でのスリ対策を7つ紹介していきます。
「バルセロナ」で持つカバンは、チャック付きで中身が見えないものが理想です。
「バッグ」のどの位置に「財布」や「貴重品」があるのか?
スリを行う人は、そういうところを遠くからチェックしています。
ちょっとした工夫で盗みにくい状況を作るだけでも、スリ対策に繋がります。
「バルセロナ」で現金を持ち歩くと、スリ被害に遭った時に悲惨な状況になります…
そのため、「クレジットカード」をメインに利用されることをおすすめします!
仮に「クレジットカード」を盗まれてしまった場合、カード会社に連絡することで被害を最小限におさえることができます。
「バルセロナ」旅行に最適なクレジットカードですが、個人的には「エポスカード」をおすすめします。
「エポスカード」は年会費無料で作れるクレジットカードで、「店頭受取」の場合は即日発行できます。
また、「エポスカード」には充実した海外旅行保険が付きますので、スリ被害に遭う確率が高い「バルセロナ」旅行にピッタリのクレジットカードと言えます。
「スーツケース」など、大きな荷物を持っての移動には注意が必要です。
「スーツケース」に気を取られてしまい、その隙に「バッグ」から貴重品を盗まれてしまう可能性もあります…
「スーツケース」などを持って移動する場合、「タクシー」や「空港バス」を利用するのが安全です。
下記の記事では、「バルセロナ空港」から市内への移動について解説しています。
「バルセロナ」の夏は日差しも強く、気温も高くなります。
日本では夏になると「日傘」をさす方が多いですが、「バルセロナ」の観光客や現地の人は日傘をさしません。
ですので、「バルセロナ」で日傘をさすと非常に目立ちます。
いかにも観光客と思われるとスリのターゲットにもなりやすいため、「バルセロナ」での日傘はおすすめしません。
「バルセロナ」には「サグラダファミリア」や「カサミラ」といった、夜の観光名所もたくさんあります。
混雑している日中とは違い、夜は一気に人が少なくなりますので、夜景スポットへ行かれる場合には注意が必要です。
どうしても夜に観光したい方は、タクシーを使って移動するのがベストです。
下記の記事では、「バルセロナ」でおすすめの夜景スポットを紹介しています!
「バルセロナ旅行」に行くなら、「洋服」や「靴」を揃えたい!
そうお考えの方もいらっしゃるかと思います。
しかし新しい「洋服」や「靴」はかえって目立ちますので、旅行慣れしていない観光客と判断されるケースもあります…
少し着こなした感のある「洋服」や「靴」で、「バルセロナ」旅行へ行かれることをおすすめします。
「バルセロナ」には、道端で物を売っている人が数多くいます。
なかには悪質な物売りもいますので、極力近寄らないことが重要です。
例えば、下記のような物売りがいます。
断り切れずに無理やり買わされたことで、その場面を観察していたスリのターゲットにされてしまう…
そういったケースも十分に考えられます。
スリに狙われやすい人には、いくつかの特徴があります。
ここでは参考例を3つ紹介しますので、是非参考にしてください。
旅行慣れしているかどうかは、一目見れば分かってしまいます。
例えば、下記のようなケースです。
こういった方は注意が必要です。
「バルセロナ」では、日傘や長袖を着て紫外線対策をすることがほぼありません。(むしろ日焼けを好む傾向にあります。)
日本と同じ感覚で紫外線対策をしていると、すぐに観光客だと見抜かれます。
また、スリの多い「バルセロナ」では、見える位置で「バッグ」を持つのが基本です。
「リュック」を背負ったり、後ろポケットに「スマホ」や「財布」を入れて歩くだけで、スリにあう確率が高まります。
「バルセロナ」には、道端で物を売ったり、物乞いをする人達が数多くいます。
そういった人達に声を掛けられた際、「No」と言えないような方は注意が必要です。
気の弱い部分を見せてしまうと無理やり物を買わされてしまったり、遠くから観察しているスリのターゲットになってしまいます。
「バルセロナ」の街並みを歩くときは、物売りや物乞いから離れて歩くことが重要です。
スリを働く人は、遠くから人間観察をしています。
スリとしては、二度と会うことがない観光客を一番のターゲットにしています。
周囲をキョロキョロしたり、頻繁にスマホをチェックしていると「バルセロナ」に詳しくない観光客だと見抜かれてしまい、狙われてしまいます。
「バルセロナ」でスリが多い場所はたくさんありますが、特に注意が必要なスポットを紹介していきます。
どのスポットも「バルセロナ」へ行く場合に、訪れる可能性が高い場所になります。
「バルセロナ」に滞在中、「地下鉄」や「バス」を利用することもあるかと思います。
「地下鉄」はスリ被害に遭う可能性が最も高い場所で、現地の人でもスリに遭うことがあります…
もし「バルセロナ」で地下鉄に乗る場合、「バッグ」は見える位置で持つようにしましょう。
そしてドア付近に立たないことをおすすめします。
「スペイン」の治安については、下記の記事が参考になります。
「ボケリア市場」は「バルセロナ」の人気観光スポットですので、非常に混雑します。
「人ごみの多い場所=スリが多発する」という形になりますので注意が必要です。
「ボケリア市場」では現金を使うケースが多くなり、食べ物に気を取られている隙にバッグから貴重品が盗まれる…
そういったケースも十分に考えられます。
「サグラダファミリア」は「バルセロナ」を代表する観光スポットですので、日中はとても混雑しています。
建物周辺には「スリ」や「物売り」がたくさんいますので、怪しい雰囲気を感じたらその場を離れましょう。
「サグラダファミリア」は夜のライトアップも魅力的で、写真の撮り応えがあります。
池側から「サグラダファミリア」の写真を撮ると、建物が池に反射されて幻想的な写真を撮ることができます。
「レストラン」や「カフェ」などの店内で気をつけたいのが、「置き引き」になります。
観光ついでに「レストラン」や「カフェ」に立ち寄るケースも多くなりますが、日本と同じような感覚で過ごすと危険です…
例えば「日本」では席に荷物を置いたまま、席を離れることがありますが、「スペイン」で同じことをした場合、荷物が盗まれてしまいます。
ですので、席から離れる場合は、荷物を持って離れる必要があります。
「バルセロナ」はスペイン第二の都市で、人口や観光客の多いところです。
また、「ガウディ建築」や「世界遺産」などの見応えあるスポットも多数あり、人気の観光地として知られています。
効率的に「バルセロナ観光」を楽しむなら、宿泊するホテル地区も重要になります。
空港アクセスや市内観光しやすいのが「カタルーニャ広場」周辺、「ランブラス通り」「グラシア通り」沿いになります。
上記のエリアには見どころが多く、「地下鉄」や「バス」での移動もしやすい特徴があります。(レストランやスーパーマーケットなども複数ある)
ここからは、「バルセロナ」でおすすめのホテルを3つ紹介していきます。
「エグゼ プラザ カタルーニャ」は、バルセロナの「カタルーニャ広場」周辺にある宿泊施設です。
「空港バス」の停留所からすぐの場所にあるホテルで、空港からの移動にとても便利。
「グラシア通り」や「ランブラス通り」も徒歩圏内にあり、市内観光もしやすい特徴があります。
「コンデス デ バルセロナ」は、「グラシア通り」沿いにある4つ星ホテルです。
ロケーション抜群のホテルで、「モデルニスモ建築」や「世界遺産」の観光を存分に楽しめます。
また、「ブランドショップ」やおしゃれな「レストラン」も多く、優雅な時間を過ごせます。
「ホテル 1898」は、バルセロナの中心部「ランブラス通り」沿いにある宿泊施設です。
「バルセロナ」でも人気の「ボケリア市場」や「旧市街」、世界遺産の「グエル邸」が徒歩圏内にあります。
また、「地下鉄」も利用しやすく、市内観光もスムーズに進めやすいホテルになります。(立地が良い)
ここからは、「バルセロナ」で人気の観光名所を3つ紹介していきます。
「サグラダファミリア」はガウディ建築の一つで、「バルセロナ」でも人気の観光名所。
市内中心部から少し離れた場所にありますが、「地下鉄」や「バス」などを利用してアクセスできます。
聖堂の外観はとても見応えがあり、「キリスト」の生誕から最後までを表現した彫刻を見ることができます。
聖堂内部にも見どころが多数あり、色鮮やかな「ステンドグラス」や「森のような天井」、市内を見渡せる「展望台」などを楽しめます。
バルセロナの中心部にある「ゴシック地区」は、古い建物が残る旧市街。
歴史ある建物や老舗の店舗をはじめ、細道や石畳の路地が続くエリアで、のんびり散歩が楽しめるスポットです。
旧市街のシンボルでもある「サンタ エウラリア大聖堂」や、市庁舎のある「サン ジャウマ広場」、「ピカソ美術館」など、旧市街には多くの見どころがあります。
バルセロナの中心部にある「グラシア通り」は、おしゃれな雰囲気のある大通り。
「高級ホテル」や「ブランドショップ」をはじめ、「モデルニスモ建築」や「ガウディ建築」などが、グラシア通りにあります。
下記の写真は「カサバトリョ」で、ガウディ建築の一つになります。
地中海をイメージした邸宅で、曲線美を鑑賞することができます。
「カサバトリョ」チケットの買い方について、下記の記事で詳しく紹介しています。
「ガウディ建築」や「美術館」をはじめ、「バルセロナ」には多くの観光スポットがあります。
現地滞在中に多くのスポットを観光するなら、現地ツアーの利用が便利です。
「バルセロナ」で現地ツアーを探すなら、プランの多い「Get Your Guide」がおすすめです。
「サグラダファミリア」や「カサミラ」のチケット予約や、1日で複数スポットをまわれるガイドツアー、そして近郊への日帰りツアーなど、多くの中からプランを選べます。
「英語」が話せない方や、海外旅行に慣れてない方には、日本語ガイドツアーの利用がおすすめです。
現地ツアーの専門サイト「ベルトラ」には、日本語ガイド付きの観光プランが複数あります。
「サグラダファミリア」や「グエル公園」などを1日でまわれるツアーで、日本語での説明を聞きながら「バルセロナ観光」を楽しめます。
団体ツアーが苦手な方には、「BUYMA TRAVEL」というサービスが便利です。
「BUYMA TRAVEL」は、海外在住の日本人に個別相談できるサイトです。
現地に詳しい日本人に1日ガイドを依頼することで、自分好みのスポットを中心に観光を楽しむことができます。
「BUYMA TRAVEL」のサイト内で事前にやり取りができるため、現地の情報や気になる点も、前もってクリアにできます。
「バルセロナ」観光でのスリ対策を紹介しましたが、「バルセロナ」に限らず「ヨーロッパ」は全体的にスリに遭う可能性が高まります。
観光客っぽく見せない工夫をすることで「スリ対策」にも繋がりますので、「バルセロナ」観光を計画している方は是非参考にしてください。