フランスといえば「パリ」のイメージが先行していますが、南仏のリゾート地「ニース」も見逃せません。
地中海の絶景が楽しめる「城跡公園」や、海岸沿いに続く遊歩道「プロムナード デザングレ」をはじめ、「ニース」には多くの見どころがあります。
こちらの記事では、「パリ」から「ニース」への行き方について解説しています。
【目次】
「パリ」から「ニース」への行き方ですが、「飛行機」や「TGV(電車)」を利用してアクセスできます。
飛行機で「パリ」から「ニース」まで行く場合、直行便の「エールフランス」や「イージージェット」を利用する流れになります。
「パリ」から「ニース」までの移動時間は約1時間25分で、週に200本以上のフライトがあります。
航空券の料金を安く抑えるなら「イージージェット」がおすすめで、約7,000~9,000円くらいで移動できます。(往復の移動費)
TGV(電車)を利用して「パリ」から「ニース」まで行く場合、約6時間かかります。
パリの「リヨン駅(Paris Gare de Lyon)」からTGVに乗り、「ニース駅(Gare-du-Nice-Ville)」で下車します。(1日8便程度出ています)
「ニース」はフランス第5の都市で、「南フランス」の地中海沿いに位置しています。
南仏「コートダジュール地方」の中心都市で、「国際空港」や「TGV」も利用できることから南仏観光の拠点にも最適な場所です。
「ニース」近郊にも魅力的な観光名所が多く、「モナコ」や「カンヌ」、そして崖の上にある小さな村「エズ」などが特に注目を集めています。
下記の記事では、「ニース」でおすすめのホテルエリアを紹介しています。
「ニース空港」から市内への移動手段ですが、「空港トラム」や「タクシー」などがあります。
「移動時間」や「料金」については、下記の表を参考にしてください。
移動手段 | 移動時間 | 料金(目安) |
空港トラム | 約30分 | 1.5ユーロ |
タクシー | 約20分 | 約30ユーロ |
「ニースヴィル駅」から市内への移動ですが、中心部「マセナ広場」まで徒歩で約16分です。
大通りに出ると「トラム」の線路がありますので、線路に沿って真っすぐ進めば「マセナ広場」に着きます。
ここからは、「ニース」の見どころを紹介していきます。
フランス「ニース」といえば地中海のビーチが有名で、海沿いには多くの見どころがあります。
「ニース城跡公園」にある展望台からは、地中海の絶景を眺めることができます。
旅行会社の「パンフレット」や「ガイドブック」でも、頻繁に使われるスポットです。
ちなみに反対側の展望台からは、南仏らしい港の風景を眺めることができます。(少し歩きます)
「プロムナード デザングレ」は、海岸沿いに広がる全長3.5kmの遊歩道。
この通りには「高級ホテル」や「レストラン」、「カフェ」や「バー」などが沢山あり、大勢の観光客で賑わっています。
「I Love Nice」のモニュメントは、2016年のテロ以降に造られた観光スポットになります。
このモニュメントは、「ニース城跡公園」の下辺りにあります。(海岸沿い)
「ホテル アマリリス」は、「ニース ヴィル駅」周辺にある宿泊施設です。
好立地のホテルで、「ニース駅」から歩いてすぐの所に施設があります。(荷物を持っての移動もスムーズ)
「トラム」を利用することで「旧市街」や「ビーチ」にも移動しやすく、市内観光にも便利なホテルです。
「パレ サレヤ ブティック オテル」は、「ニース旧市街」にある宿泊施設です。
ロケーションの良いホテルで、「マセナ広場」や「城跡公園」をはじめ、地中海の「ビーチスポット」が徒歩圏内にあります。
明るい雰囲気の客室は清潔感があり、インテリアもおしゃれ。
「ホテル ウエスト エンド プロムナード」は、「ニース」の海岸沿いにある4つ星ホテルです。
立地は最高で、ホテルの目の前に地中海の「ビーチ」が広がっています。
「遊歩道」や「城跡公園」をはじめ、「I Love Nice モニュメント」や「旧市街」が近場にあり、観光にも便利なホテルです。
「ニース」には「城跡公園」や「プロムナード デザングレ」をはじめ、様々な見どころがありますが、「ニース」近郊にも魅力的な観光スポットが沢山あります。
フランスの美しい村「エズ」、世界のセレブが集まる「モナコ」、映画祭で知られる「カンヌ」などは特に人気で、「ニース」から日帰りで観光できます。
「ニース」近郊スポットを効率的にまわるなら、現地ツアーの利用がおすすめです。
「ベルトラ」は現地オプショナルツアーの専門サイトで、「ニース」の観光プランが充実しています。
例えば、半日で「ニース」市内をまわれるプランや、1日で「エズ村」や「モナコ」を観光できるプランなどがあります。
自分のペースで南仏観光したい方には、「ロコタビ」の利用がおすすめです。
「ロコタビ」は「ニース」在住の日本人に個別相談できるサイトで、下記のような依頼に対応しています。
ここからは、「ニース」の基本情報について解説していきます。
「ニース」の治安ですが、「パリ」に比べると安定していますが、「スリ」や「置き引き」には注意が必要です。
また、「ニースヴィル駅」周辺の治安は不安定ですので、極力避けるようにしましょう。
夜の旧市街ですが、人通りが少ない路地は危険です。こちらも避けた方が無難です。
迷路のように入り組んでいますし、トラブルに巻き込まれた際、助けを呼ぶことが困難になります。
「ニース」は地中海沿いに広がる都市で、とても日差しが強いところ。「サングラス」や「紫外線対策」は必須になります。
また、「フランス」は「すり」が多い国で、現金の持ち歩きはあまりおすすめできません…(現金を持ち歩くことで、盗まれる可能性も高まります)
「フランス」では、多くの場所でクレジットカードが利用できます。メインの支払いにカードを利用する事で、「すり」対策にも繋がります。
「フランス」でおすすめなのが「エポスカード」で、年会費無料&海外旅行保険が付いている点がメリットになります。(Visa付きのカードを発行することで海外旅行保険が自動付帯)
海外旅行保険の詳しい補償内容は、「エポスカード」公式サイトからチェックできます。
下記の記事では、「フランス」旅行の持ち物を紹介しています。
「ニース」は公共交通機関が発達していて、市内を移動する際は「トラム」がとても便利です。
「トラム」の乗り方は、下記手順になります。
「トラム」チケットの買い方については、下記の記事が参考になります。
「ニース」近郊にも魅力的なスポットが多く、岩山の上に造られた「鷲の巣村」や、地中海沿いの色鮮やかな街並み(マントンなど)、そしてセレブ気分を味わえる小国「モナコ」など、見どころ満載です。
「コートダジュール」の注目スポットをまとめてみましたので、下記の表を参考にしてください。
モナコ方面 | ・エズ ・ヴィルフランシュ ・モナコ ・マントン |
アンティーブ方面 | ・アンティーブ ・グルドン ・ムージャン ・サンポールドヴァンス |
カンヌ方面 | ・カンヌ ・グラース ・サントロペ |
南フランスの「ニース」は地中海性気候で、夏は暑く、乾燥しています。
冬は比較的温暖で、東京よりも暖かい気温です。(朝晩は冷えますが、日中は暖かい)
観光しやすい時期は4月〜6月、もしくは9月〜11月頃で、この時期は過ごしやすい気温です。
ちなみに冬の南仏旅行もおすすめで、1月〜2月頃は観光客が少なく、飛行機のチケットも安くなりやすい特徴があります。
「パリ」から「ニース」への行き方を紹介しましたが、「飛行機」を利用する場合は「パリ」からの日帰り観光も可能です。
「ニース」は近郊スポットも含めて見どころが多いため、1泊2日、もしくは2泊3日での訪問がおすすめです。
「ニース」海沿いのホテルに宿泊するなら、下記の記事が参考になります。