情熱の国「スペイン」といえば「バルセロナ」や「マドリード」が有名ですが、南スペインの「アンダルシア地方」にも多くの見どころがあります。
「アンダルシア地方」はイスラム支配時代の影響をつよく受けた地域で、イスラムの文化や建築が残っている歴史地区になります。
コチラの記事では、「アンダルシア地方」のおすすめ都市を紹介しています。
【目次】
ここからは「アンダルシア地方」でおすすめの都市を4つ紹介していきます。
13世紀にナスル王朝の都として栄えた「グラナダ」。
「アルハンブラ宮殿」や「アルバイシン地区」は「グラナダ」を代表する観光スポットで、世界遺産にも登録されています。
イスラム支配時代に建てられた「建築」や「歴史」に触れることができます。
「アルハンブラ宮殿」は14世紀に建設された宮殿で、イスラム建築の最高傑作といわれています。
「アルハンブラ宮殿」の見どころとしては「ナスル宮殿」「カルロス5世宮殿」「アルカサバ」「ヘネラリフェ」などで、ゆっくり観光するとなると最低でも3時間程度かかります。(広大な宮殿となります)
「アンダルシア」といえば「フラメンコ」が有名で、「グラナダ」には多くのタブラオがあります。
「グラナダ」で「フラメンコ」を見るなら「サクロモンテ」がおすすめで、洞窟でのドラマティックなショーを鑑賞することができます。
下記インスタの5枚目のスライドで、「フラメンコ」の短編動画を見れます。
かつてイスラムの首都として栄えたのが「コルドバ」です。
「イスラム教」「キリスト教」「ユダヤ教」の文化が入り混じった「コルドバ」では、「メスキータ」や「ユダヤ人街」といった世界遺産を見ることができます。
「メスキータ」は785年に建設された「モスク」で、世界遺産に登録されています。
「メスキータ」の見どころとしては「円柱の森」と呼ばれる大量の柱で、赤レンガと白い石を組み合わせたアーチはとても魅力的です。
「メスキータ」の北西には、かつてユダヤ人達が住んでいたエリアがあります。
この場所は「ユダヤ人街」と呼ばれ、迷路のように入り組んだ路地と白壁の建物がとても印象的で、「コルドバ」の人気スポットになっています。
「マラガ」はコスタ・デル・ソルの中心で、スペインのなかでも重要な観光都市になります。
地中海に面した「ネルハ」や「マルベーリャ」をはじめ、「ミハス」や「フリヒリアナ」などの白い村が人気の観光スポットになります。
「アンダルシア地方」の白い村といえば「ミハス」が定番ですが、白い村のなかでもっとも美しいといわれているのが「フリヒリアナ」です。
「フリヒリアナ」は「ミハス」ほど観光地化されていないため、穴場のスポットになります。
地中海沿いにある「ネルハ」は、「アンダルシア」のリゾート地として知られる街です。
岩場にあるビーチ、白い建物がならぶ街並み、地中海を見渡せる展望台など、多くの見どころがあります。
スペインで4番目に人口が多い「セビリア」は、かつて貿易で栄えた「アンダルシア地方」の中心都市。
「カテドラル」や「アルカサル」などの世界遺産をはじめ、「マエストランサ闘牛場」や「黄金の塔」など、見どころが豊富にあります。
1929年に開催された「イベロ・アメリカ博覧会」の会場に使われたのが「スペイン広場」です。
半円形の建物にはスペイン各県の歴史を描いたタイルのベンチがあり、とても見応えがあります。
また、「スペイン広場」は「スターウォーズ エピソード2」の撮影にも使われた場所で、有名な観光スポットです。
「アルカサル」の北側には、かつてユダヤ人たちが住んでいた「サンタクルス街」があります。
白と黄色を組み合わせた建物、鉄柵に飾られた花、美しい中庭など、「アンダルシア」らしい風景を見ることができます。
下記の記事では、スペイン「セビリア」の見どころについて解説しています。
「アンダルシア地方」で拠点にするなら、どこがいいの?
そうお考えの方もいらっしゃるかと思います。
拠点周辺での見どころが多く、近郊エリアにもにもアクセスしやすい「グラナダ」「マラガ」「セビリア」がもっともおすすめできます。
例えば「白い村」をメインに観光するなら「マラガ」での滞在がおすすめですし、「アルハンブラ宮殿」や洞窟での「フラメンコ」をメインに見るなら「グラナダ」での滞在がベストです。
「マーキス ホテルズ イサベルズ」は、グラナダの中心部にある宿泊施設です。
「セビリア大聖堂」や「ヌエバ広場」をはじめ、歴史地区「アルバイシン」などが徒歩圏内にあります。
「アルハンブラ宮殿」行きのバス停も近く、スムーズに宮殿へと移動できます。
客室は清潔感があり、インテリアにこだわりを感じられます。
「ホテル ドナ マリア」は、セビリアの中心部にある宿泊施設です。
ロケーション抜群のホテルで、周辺に世界遺産「セビリア大聖堂」「アルカサル」「インディアス総合古文書館」などがあります。
また、「スペイン広場」や「サンタクルス街」など、主要スポットにも移動しやすく、市内観光を存分に楽しめるホテルです。
ここからは、「スペイン旅行」で役立つ観光情報を紹介していきます。
「スペイン」は「すり」の多い国で、日本とは状況が異なります。
日本では、後ろポケットに「財布」を入れていても、盗まれる可能性は低い傾向です。
同様のことを「スペイン」でやると、高確率で「財布」が盗まれてしまいます。(事前の対策が必要です)
「スペイン」では多額の現金を持ち歩くのがリスクになるため、「クレジットカード」をメインに使うことをおすすめします。(多くの場所でカードが利用できます)
「スペイン」で持ち歩くカードとしては、海外旅行保険が付いている「クレジットカード」が便利で、何かあった時の保険にもなります。
ちなみに「エポスカード」は年会費永年無料で発行できる「クレジットカード」で、海外旅行保険も付いています。(Visa付きのカード発行が必要)
デパートの「丸井」でカードを受け取ることで、即日発行も可能です。
「アンダルシア地方」には、9つの世界遺産があります。
特に人気なのが「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」の世界遺産で、ガイドブックや旅行会社のパンフレットにも頻繁に取り上げられています。
都市 | ユネスコ世界遺産の登録名 |
グラナダ | アルハンブラ、ヘネラリフェ、アルバイシン地区 |
コルドバ | コルドバ歴史地区 |
セビリア | セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館 |
下記の記事では、「アンダルシア」の世界遺産について解説しています。
日本はとても治安の良い国ですが、「スペイン」の治安は悪化傾向で、「すり」や「置き引き」による被害が多発しています。
「マドリード」や「バルセロナ」などの大都市は、特に注意が必要です。
「アンダルシア」のような地方都市は比較的治安も良く、観光もしやすい状況です。
「アンダルシア」で特におすすめなのが、「グラナダ」「コルドバ」「マラガ」になります。
「グラナダ」や「コルドバ」では、世界遺産や綺麗な街並み、そして「フラメンコ」などの見どころがあります。
地中海沿いの「マラガ」では、「ビーチ」や「白い村」などの見どころがあります。
下記の記事では、「スペイン」で治安の良い街を紹介しています。
東京から「スペイン」へのアクセス方法ですが、2023年4月時点では直行便がありません。
乗り継ぎ便を利用して、「スペイン」まで行く流れになります。
乗り継ぎ先の候補地は色々ありますが、「イギリス」や「ドイツ」などが人気です。
乗り継ぎ空港 | 移動時間 |
ヒースロー | 18時間05分 |
ローマ | 18時間19分 |
シャルル ド ゴール | 18時間20分 |
フランクフルト | 18時間35分 |
ドバイ | 20時間20分 |
ドーハ | 20時間35分 |
スペイン南部の「アンダルシア地方」にはイスラム建築の「世界遺産」や景観がキレイな「白い村」、美しい街並みの「ユダヤ人街」など多くの見どころがあります。
より多くの観光スポットをまわるなら、往復送迎が付いている現地ツアーの利用が便利です。
「アンダルシア地方」の現地ツアーでおすすめなのが、上場企業が運営している「ベルトラ」です。
「ベルトラ」は現地ツアーの専門サイトで、下記のような特徴があります。
決められたコースではなく、興味のあるスポットだけを観光したい!という方には、「ロコタビ」の利用がおすすめです。
「ロコタビ」は「アンダルシア地方」在住の日本人に個別相談できるサイトで、下記のような特徴があります。
「世界遺産」が好きな方でしたら「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」が楽しめると思いますし、「白い村」や「ビーチ」に興味がある方は「マラガ」へ行かれるのがおすすめです。
「アンダルシア」で2~3日滞在できるなら、「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」「マラガ」を全てまわることも可能です。