スペイン南部に位置する「アンダルシア地方」は、イスラム文化の影響を強く受けたエリア。
イスラム建築の最高傑作と評され、世界遺産にも登録されている「アルハンブラ宮殿」は「アンダルシア地方」を代表する観光スポットになります。
コチラの記事では、スペイン「アンダルシア地方」で絶対に見ておきたい世界遺産を紹介しています。
これから「アンダルシア地方」へ行かれる方は、参考にしてください。
【目次】
スペイン「アンダルシア地方」の世界遺産は、「グラナダ」「コルドバ」「セビリア」に集中しています。
イスラム建築の最高傑作と評される「アルハンブラ宮殿」、ナスル朝の王たちの夏の離宮「ヘネラリフェ」、白壁の街並みが美しい「アルバイシン地区」が、ユネスコの世界遺産に登録されています。
「アルハンブラ宮殿」は丘の上に建てられた巨大な宮殿で、「グラナダ」最大の観光名所になります。
「アルハンブラ宮殿」の見どころとしては、下記4つのスポットです。
「ヘネラリフェ」は、ナスル朝の王たちが夏を過ごしたとされる「離宮」です。
広大な庭園には、「緑」や「色とりどりの花」が溢れています。
また、「噴水」や「池」などが涼しい空間を作り上げ、暑い夏を快適に過ごせるよう工夫されています。
「アルバイシン地区」は丘の上にあるスポットで、「白壁の街並み」と「石畳の道」がとても美しい場所。
「サンニコラス広場」の展望台からは、「アルハンブラ宮殿」を一望することができます。
日中は迷路のような道をゆっくり散策し、夜は「アルハンブラ宮殿」の夜景観賞や、タブラオでの「フラメンコショー」を見るのがおすすめです。
下記の記事では、「グラナダ観光」の見どころを詳しく紹介しています。
コルドバの中心に建てられたモスク「メスキータ」、イスラム時代の要塞「カラオーラの塔」、レコンキスタ時代の王の宮殿「アルカサル」、そして「ユダヤ人街」がユネスコの世界遺産に登録されています。
「メスキータ」はスペインで最も有名なモスクで、785年に建設されました。
イスラム教からキリスト教徒へ権力が移った後、建物内に「カテドラル」が建設され複雑な構造になりました。
「メスキータ」の見どころとしては、下記5つのスポットになります。
「コルドバ」はイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の文化が入り混じった都市で、町の中心地には「ユダヤ人街」があります。
「ユダヤ人街」では花の小道が有名で、小径から眺める「メスキータ」のミナレットが人気の写真スポットになっています。
スペインで4番目に人口の多い「セビリア」は、「アンダルシア」の中心都市です。
スペイン最大規模の教会「セビリア大聖堂」、イスラムの雰囲気漂う宮殿「アルカサル」、そして歴史の記録が残る「インディアス古文書館」が、ユネスコの世界遺産に登録されています。
「セビリア大聖堂」は1519年に完成した「セビリア」の大聖堂で、モスクを壊して大幅に改築された建物です。
「セビリア大聖堂」の見どころとしては、下記3つのスポットになります。
下記の記事では、「セビリア」でおすすめの観光スポットを紹介しています。
「アンダルシア地方」はスペイン南部に位置する地域で、「闘牛」や「フラメンコ」など、スペイン文化発祥の地として知られています。
イスラム建築の「宮殿」や「モスク」、素朴な雰囲気の「白い村」などが、南スペインで人気の観光スポットになります。
「アンダルシア地方」でおすすめの宿泊エリアですが、近郊エリアにも移動しやすい「グラナダ」「セビリア」「マラガ」などが候補地になります。
「グラナダ」はアンダルシア地方を代表する観光都市で、「アルハンブラ宮殿」や「洞窟フラメンコ」など多くの見どころがあります。
「グラナダ」は近郊エリアにも移動しやすく、アンダルシア観光の拠点におすすめの場所です。
「スペイン」国内から「グラナダ」へ移動する際の目安については、下記を参考にしてください。
都市 | 移動手段 | 移動時間 |
マドリード | 飛行機 | 約1時間5分 |
バルセロナ | 飛行機 | 約1時間30分 |
セビリア | バス | 約3時間 |
コルドバ | バス | 約2時間50分 |
「グラナダ」中心部でおすすめなのが、大聖堂近くにある「ユーロスターズ グラン ビア」です。
ロケーション抜群で、市内観光や食事、スーパーなど、どこへ行くにも便利です。
「空港バス」の停留所や、「アルハンブラ宮殿」行きのバス停も近場にあるため、スムーズに移動できます。
「アルハンブラ宮殿」周辺で人気なのが、5つ星ホテルの「アルハンブラ パレス」になります。
好立地で、徒歩数分の位置に世界遺産「アルハンブラ宮殿」があります。
朝早くから宮殿観光が可能で、夜のライトアップもゆっくりと鑑賞できます。
「セビリア」はアンダルシア地方の中心都市で、南スペイン観光の拠点に最適な場所です。
「マドリード」や「バルセロナ」からもアクセスしやすく、アンダルシア地方の「コルドバ」や「グラナダ」への移動もスムーズです。
「スペイン」国内から「セビリア」へ移動する際の目安については、下記を参考にしてください。
都市 | 移動手段 | 移動時間 |
マドリード | 飛行機 | 約1時間5分 |
バルセロナ | 飛行機 | 約1時間40分 |
グラナダ | バス | 約3時間 |
コルドバ | 電車 | 約45分 |
「NH セビリア プラザ デ アマレス」は、セビリアの中心部にある宿泊施設です。
「バス ステーション」から徒歩数分のところにあるホテルで、荷物を持っての移動もスムーズです。
「セビリア」の主要スポットにもアクセスしやすく、市内観光も存分に楽しめます。
「ホテル ドナ マリア」は、「セビリア」旧市街にある宿泊施設です。
「セビリア観光」に便利なホテルで、「セビリア大聖堂」や「アルカサル」といった世界遺産が徒歩圏内にあります。
また、ホテルのテラスから「セビリア大聖堂」が見えるため、夜の風景もゆっくり鑑賞できます。
ここからは、「アンダルシア旅行」に役立つ情報を紹介していきます。
見どころの多いスペイン「アンダルシア地方」ですが、夏の観光には注意が必要です。
「南スペイン」は地中海性気候で、夏の気温は40℃近くまで上がるケースもあります。
夏場は乾燥していますので日陰は涼しいですが、日差しはとても強くなります。
「アンダルシア地方」の治安は、大都市よりも安定している状況です。
「すり」や「置き引き」には警戒が必要ですが、「マドリード」や「バルセロナ」ほど、神経質にならなくても大丈夫なところです。
「アンダルシア地方」で気をつけたいのが「空港」や「駅」、公共交通機関を利用する際、「すり」に注意が必要です。
また、混雑する観光地や、「レストラン」などでの「置き引き」にも警戒が必要です。
下記の記事では、「スペイン旅行」で気をつけることを紹介しています。
スペイン「アンダルシア地方」にはイスラム建築の世界遺産巡り、白壁と花のコントラストが美しい「白い村」、本場のフラメンコ鑑賞など、多くの見どころがあります。
「アンダルシア地方」の観光スポットはいくつかの都市に散らばっていますので、効率よくまわるなら現地ツアーの利用がスムーズです。
「アンダルシア地方」の現地ツアーでしたら、日本語対応プランが充実している「ベルトラ」の利用がおすすめです。
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下記公式サイトから、「アンダルシア地方」のツアー情報を確認できます。
決められたプランではなく、自分好みのプランでマイペースに観光したい方には「ロコタビ」の利用がおすすめです。
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「観光プラン作成」や「レストラン予約代行」をはじめ、「スペイン語の通訳」や「現地の観光ガイド」など、旅行に関する内容を相談することができます。
初めて「アンダルシア地方」へ行かれる方でしたら、まずは「グラナダ」から観光されるのがおすすめです。
「グラナダ」には「アルハンブラ宮殿」や「アルバイシン」などの歴史地区、「バル巡り」や「フラメンコ」など、「アンダルシア地方」ならではの観光スポットがたくさんあります。
また、「セビリア」「コルドバ」「マラガ」にも移動しやすく、「グラナダ」から日帰り観光を楽しめます。