日本から「ドバイ」を経由して「ヨーロッパ」や「アフリカ」方面へ移動する場所、「ドバイ国際空港」での乗り継ぎ(トランジット)が発生します。
飛行機の待ち時間が3時間程度であれば「免税店巡り」などで時間をつぶせますが、待ち時間が3時間以上ある場合、空港での過ごし方を考えなければなりません…
ちなみに待ち時間が5時間以上あれば短時間でのドバイ観光も可能ですし、メトロを使って移動することで「ドバイモール」や「ブルジュハリファ」展望台で絶景を眺めることもできます。
コチラの記事では、ドバイでの乗り継ぎ時間を利用して、短時間で「ドバイ観光」を楽しむ方法を紹介しています。
【目次】
ここからは、「ドバイ」でおすすめのスポットを紹介していきます。
「ドバイ空港」からメトロを利用してアクセスできますので、短時間での観光にも最適です。
「ドバイ」といえば、中心地「ダウンタウン」にある「ブルジュハリファ」が有名です。
地上からの高さは828mで、世界一の超高層タワーといわれています。
124~125階の「アットザトップ」や、148階の「アットザトップ スカイ」には展望台があり、「ドバイ」の景色を一望することができます。
「ドバイ」の中心地「ダウンタウン」には、世界屈指の面積を誇る「ドバイモール」があります。
モール内には1200を超える「ブティック」や「ハイブランド」の店舗をはじめ、150店以上の「カフェ」や「レストラン」があります。
また、海洋生物を鑑賞できる「ドバイ水族館」や、古代の恐竜が展示された「ドバイ ダイノ」などもあり、ショッピングに興味がない方でも楽しめる要素が満載です。
「ブルジュハリファ」の正面にある湖「ドバイ ファウンテン」では、噴水ショーを見ることができます。
ボリュームの大きな音楽と、水が踊るように噴き出す演出は、一見の価値があります。(1回の噴水ショーが、約5分程度です)
「ドバイ空港」からメトロを利用して、「ダウンタウン」へ行くことができます。
「ドバイ国際空港第3ターミナル」から「レッドライン」のメトロに乗り、「ブルジュハリファ/ドバイモール(Burj Khalifa/Dubai Mall)」駅まで行きます。
駅から徒歩で約15分のところに、「ブルジュハリファ」や「ドバイモール」があります。
「ドバイ」でひときわ目立つのが、黄金の額縁「ドバイフレーム」です。
フレーム上部にある展望台からは、ドバイ市内を一望することができます。
「ドバイフレーム」はメトロでのアクセスも可能で、「Al Jafiliya(アルジャフィリヤ)」駅から徒歩で約20分の場所にあります。
「ドバイフレーム」の行き方や見どころについては、下記の記事で解説しています。
セレブタウンとして知られる「ドバイマリーナ」では、リゾート気分を味わうことができます。
「ドバイ マリーナウォーク」では散策や買い物が中心で、「マリーナビーチ」では海水浴を楽しむことができます。
「ドバイ」で少し変わった体験をしてみたい!
そんな方におすすめしたいのが、砂漠を体験できる「デザートサファリ」です。
「デザートサファリ」では、下記のような体験ができます。
「ドバイ」には、ペルシャ湾から「アトランティス ザ パーム」や「ブルジュ アル アラブ」を眺められる「遊覧船ツアー」があります。
このツアーには60分、75分、99分の3つのコースがあり、料金プランによってボートの移動距離が決まります。
下記の写真は、「パームジュメイラ」の高級リゾートホテル「アトランティス ザ パーム」です。
「アトランティス ザ パーム」の「ロストチェンバー水族館」には、6万5000以上の海洋生物が生息しています。
下記の写真は、ドバイの7つ星ホテル「ブルジュ アル アラブ」です。
27階にある「スカイビューバー」では、ペルシャ湾を眺めながら優雅な時間を過ごすことができます。
「ドバイ」の観光スポットは、いくつかの場所に散らばっています。
飛行機の待ち時間を利用して、より多くのスポットを観光するなら「現地ツアー」の利用が便利です。
現地ツアーを専門に扱っている「ベルトラ」では、「ドバイ」の観光プランが充実しています。
例えば2~3時間程度で参加できる半日ツアーや、入場チケットのみ事前予約可能なプランまで、幅広く揃っています。
参考までに、「ベルトラ」のツアー内容を一部紹介していきます。
観光内容 | 所要時間 |
ドバイの絶景を空から眺められる「ヘリコプター飛行ツアー」 | 約1時間 |
ペルシャ湾から「ブルジュ・アル・アラブ」が眺められるボートツアー | 約1時間半 |
「ブルジュ・ハリファ」展望台からの鑑賞(チケット予約) | 約2時間 |
砂丘ドライブ、ラクダ乗り体験ができる「デザートサファリ」 | 約7時間半 |
超豪華「シェイク・ザイード・グランド・モスク」を含む、アブダビ観光ツアー | 約8時間半 |
下記のような方には、「ロコタビ」の利用がおすすめです。
「ロコタビ」は個人対個人のやり取りになるため、団体ツアーよりも料金は少し高くなります。
ただ、自分の思い通りに内容にカスタマイズできますので、自由度がとても高いサービスになります。
「ドバイ空港」から市内への移動には、「メトロ」や「タクシー」の利用が便利です。
短時間での「ドバイ観光」なら、メトロの利用がおすすめです。
「ドバイ」には「レッドライン」と「グリーンライン」の2路線があります。
「レッドライン」でアクセスできるスポットと、移動時間の目安については、下記を参考にしてください。
観光スポット | 移動時間(片道) |
ドバイモール | 約25分 |
ブルジュハリファ | |
ドバイファウンテン | |
ドバイマリーナ | 約50分 |
ドバイフレーム | 約18分 |
「グリーンライン」でアクセスできるスポットと、移動時間の目安については、下記を参考にしてください。
観光スポット | 移動時間(片道) |
ゴールドスーク | 約30分 |
スパイススーク | |
ドバイ博物館 | 約23分 |
ドバイオールドスーク | |
バスタキヤ地区 |
「ドバイ」はタクシー料金が安いため、タクシーを使って観光することも可能です。
ただ、支払いの際に「クレジットカード」が使用できないケースもあります…
「ドバイ」でタクシーを利用する場合、多少の現金は必要になります。
乗り継ぎ時間を利用して「ドバイ」を観光する場合に、いくつか注意点があります。
特に重要な項目を5つ紹介していきますので、参考にしてください。
「ドバイ」の治安ですが、外務省の公式ページでは特に危険情報は公開されていません。
2019年2月と4月、2020年2月に「ドバイ」へ行きましたが、観光客も多くて比較的安全だと感じました。(あくまで個人的な意見ですが)
ただ、下記2点は注意しておきましょう。
観光目的で「ドバイ」を訪れる場合、30日以内であればビザの取得は不要です。
パスポートの有効残存期間は6ヶ月以上となります。
「ドバイ」の入国審査を終えると、下記のようなスタンプを押されます。
全てのフライトを「エミレーツ航空」にした場合、日本で預けた荷物は最終目的地まで引き継がれます。
例えば「エミレーツ航空」を利用して「羽田」から「パリ」まで移動する場合、羽田空港で預けた荷物はパリまで引き継がれます。(経由地は「ドバイ」)
もし「ドバイ空港」で荷物を受け取りたい場合、羽田空港でのチェックイン時に、「ドバイ」で一旦荷物を受け取る旨を伝える必要があります。
短時間で「ドバイ観光」する場合の予算イメージですが、例えば「ドバイモール」や「ブルジュハリファ」などのダウンタウン周辺を観光する場合、往復のメトロ交通費とカフェ代含めて60ディルハム(約2,400円)あれば十分です。(1名分の料金)
「ブルジュハリファ」展望台へ行かれる場合、Webからの事前予約をしておけば、現地での支払いは不要です。
ちなみに「ドバイ」の通貨は「ディルハム(AED)」で、1ディルハム=40.24円(2023年9月9日時点)になります。
「ドバイ」では多くの場所で「クレジットカード」が利用できるため、外貨両替が面倒という方には「クレジットカード」の利用がおすすめです。
トランジットで「ドバイ観光」する場合、フライト時刻の2時間前に空港へ到着する計画を立てましょう。
市内観光で「メトロ」を利用する場合は移動もスムーズですが、「タクシー」や「現地ツアー」を利用する場合、道路の渋滞も考えられます。
また、「ドバイ国際空港」はとても広い空港で、大きなゲートが3つあります。
例えば「ドバイ国際空港第3ターミナル」のBゲートからAゲート、BゲートからCゲートへ移動する場合、約20~30分かかります。
フライト時刻の2時間前に空港へ到着することで、余裕をもって空港内を移動できます。
飛行機の待ち時間が5時間あれば、「ブルジュハリファ」や「ドバイモール」、「ドバイフレーム」や「ドバイマリーナ」を観光することができます。
「ドバイ空港」からメトロを使ってアクセスできますので、初めて「ドバイ」へ行かれる方にもおすすめです。