「南フランス」は地中海沿いに広がるリゾート地で、海岸線の景色やカラフルな街並みなど、多くの見どころがあります。
コロナ後に「南フランス旅行」を計画している方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、「南フランス旅行」の費用について解説しています。
【目次】
2018年9月に、4泊6日で「南フランス」へ行きました。その時に掛かった旅行費用の詳細を紹介していきます。
「観光シーズン」ということもあり、航空券は少し高いタイミングでした…。冬のシーズンでしたら、航空券を安く抑えることも可能です。
日本から「南フランス」へ行く場合、「パリ」や「ヨーロッパ」、「中東」などを経由してアクセスする形になります。
私の場合はエミレーツ航空で「ドバイ」を経由して、フランス「ニース」へ行きました。航空券の料金は、往復で14万5千円でした。
4月~9月は観光シーズンで、航空券の料金も高いタイミングになります。1月~2月頃でしたら航空券の料金も安くなり、旅行費用を抑えることができます。
「南フランス旅行」の日程が決まってから、「ポケットWiFi」をレンタルしました。
選んだのは評判が良かった「グローバルWiFi」で、6日間レンタルしました。費用は8,600円でした。
「南フランス」滞在時にたくさん利用しましたが、通信も安定していてネット接続もスムーズでした。
「南フランス」での宿泊先ですが、「ニース」で4泊しました。
4日間同じホテルに宿泊し、費用は55,000円でした。
「ニース」中心部の「ベストウエスタン ルーズベルト」という4つ星ホテルに宿泊しました。
「マセナ広場」や「ショッピングモール」などにアクセスしやすく、ホテル近くに「スーパーマーケット」などもあり、とても便利でした。
「南フランス」での食費ですが、約40,000円でした。
日中は「レストラン」などでフランス料理を楽しみ、夜は「ファーストフード」や「パン屋」などを利用しました。
「南フランス」の物価は、東京と同じくらいです。(場所によっては、少し高めな印象)
現地での交通費ですが、私の場合は「空港送迎」含めて観光ガイドに依頼していたため、0円となります。(観光費用に加算)
現在は「ニース空港」から市内への移動に「トラム」が利用できるため、交通費を安く抑えることができます。(片道1.5ユーロ)
「南フランス」での観光費ですが、私の場合は個人ガイドに依頼していたため、3.5日分で約80,000円掛かりました。(半日分は「空港送迎」と、一部の観光案内)
3日間で、「コートダジュール地方」の観光スポットを複数周ることができました。
「南フランス」は、車がないと不便なところです。複数エリアを観光するなら「現地ツアー」や「プライベートツアー」の利用がおすすめです。
「南フランス」旅行で掛かった旅費の合計は、4泊6日で328,600円でした。
観光シーズンに「南フランス」を訪れたため、航空券が少し高くなっています。
下記の内訳は、一人旅行の場合の旅費となります。参考程度に見ていただけると幸いです。
旅行費用の内訳 | 費用 |
航空券 | 145,000円 |
ポケットWiFi | 8,600円 |
ホテル | 55,000円 |
食事 | 40,000円 |
交通 | 0円 |
観光 | 80,000円 |
「ニース」はコートダジュール地方の中心都市で、「国際空港」や「TGV」などが利用できます。
「ニース」をはじめ、「モナコ」や「カンヌ」などの近郊エリアにも見どころが多く、世界中の旅行者から注目を集めています。
南フランス「コートダジュール地方」を観光するなら、周遊観光しやすい「ニース」での宿泊がおすすめです。
「南フランス」は地中海性気候で、夏は暑く、冬は温暖という特徴があります。
夏のシーズンは日差しが強く、とても暑いですが、湿気があまりないため日陰は涼しく感じます。
また、夏は観光客も多く、「レストラン」や「バー」などの飲食店は混雑しています。
冬場の日中は比較的暖かく、外の観光も楽しみやすい特徴があります。
人混みを避け、ゆっくりと南仏観光を楽しみたい方には、冬のシーズンがおすすめです。
「ニース」は観光客の多い都市で、「パリ」や「マルセイユ」よりも治安が安定しています。(フランスの中では観光しやすい場所)
ただ、「すり」や「置き引き」などが多発していますので、万全の対策が必要となります。
公共交通機関(トラムやバスなど)や、駅周辺、混雑する観光地などでは、特に注意が必要です。(すり、置き引きが発生しやすい場所)
「フランス」の治安については、下記の記事が参考になります。
「ニース空港」から市内への移動手段ですが、「トラム」「タクシー」「バス」などがあります。
もっともおすすめなのが「トラム」の利用で、約25~30分でニース中心部まで移動できます。
「トラム」の料金は1.5ユーロで、空港トラム乗り場の「自動販売機」でチケット購入できます。
下記の記事では、「ニース空港」から市内への行き方を紹介しています。
ここからは、「南フランス」でおすすめの観光スポットを4つ紹介していきます。
「ニース」はコートダジュール地方の中心都市で、海沿いの景色や美術館(マティス、シャガールなど)、古い建物が並ぶ旧市街など、多くの見どころがあります。
ニース海岸沿いには遊歩道「プロムナード デ ザングレ」や「I Love Niceのモニュメント」、地中海を一望できる「城跡公園」などがあり、大勢の観光客で賑わっています。
「エズ村」はニース近郊にある観光スポットで、岩山の上に造られた鷲の巣村です。
約30分で一周できるくらいの小さな村ですが、中世の街並みや「フラゴナールの香水工場」、展望台からの絶景など、見どころがたくさんあります。
「モナコ」は地中海沿いに位置する小さな国で、「フランス」からそのままアクセスできます。
「F1コース」や「モンテカルロ テニス」など、知名度の高いイベントも複数開催され、世界から注目を集めています。
カラフルな街並みが魅力の旧市街や、「モナコ港」の綺麗な景色など、一度は見ておきたい名所がたくさんあります。
下記の記事では、「ニース」から「モナコ」への行き方を紹介しています。
「カンヌ映画祭」で有名な町「カンヌ」は、南フランスのコートダジュール地方にあります。
「カンヌ」には魅力的なスポットが多く、白砂が広がるビーチや、市内を見下ろせる「シュヴァリエ山」、華やかな通りで知られる「クロワゼット大通り」などが特に人気です。
ここからは、「南フランス」でおすすめのホテルを紹介していきます。
「ホテル スイス」は、ニース海岸沿いにある高級ホテルです。
ロケーション最高で、客室から海岸線の美しい景色を見ることができます。
また、「城跡公園」や「I Love Nice モニュメント」、そして全長3.5kmの遊歩道などがすぐ近くにあります。
客室は清潔感があり、落ち着いた雰囲気のデザイン。
「オテル ボー リヴァージュ」は、ニース旧市街にある宿泊施設です。
好立地のホテルで、「マセナ広場」や「ビーチ」などが徒歩圏内にあります。また、「レストラン」や「ショップ」なども多く、ちょっとした食事や買い物にも便利です。
客室はおしゃれで、明るい雰囲気のデザイン。部屋の設備も充実しています。
「シャトー エザ」は、南フランスの「エズ村」にある5つ星ホテルです。
贅沢な時間を過ごせる高級ホテルで、人気の「エズ村」観光を存分に楽しむことができます。
「レストラン」や客室からの眺めが最高で、地中海の絶景をのんびり眺められます。
客室はエレガントな造りで、上質なサービスを受けられます。
ここからは、「南フランス旅行」のお役立ち情報を紹介していきます。
「フランス旅行」へ行く際、事前に準備するものがいくつかあります。
例えば、日本と「フランス」では電圧や周波数が異なるため、日本の電気製品を使用する場合に「変圧器」や「プラグ」が必要です。
「南フランス」の日差しは日本よりも強く、紫外線対策や「サングラス」などが必要となります。(乾燥対策なども)
下記の記事では、「フランス旅行」の持ち物を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
「フランス」の通貨はユーロです。日本国内、現地などで外貨両替できます。
「フランス」は「すり」や「置き引き」の多い国ですので、現金よりもクレジットカードの利用が安全です。
メインの支払いにカードを利用し、現金は少額持ち歩くのがおすすめです。(チップの支払いに現金が必要)
「ニース」や「モナコ」をはじめ、南フランスのコートダジュール地方には多くの見どころがあります。
人気のスポットを一通りまわるなら、3日程度必要となります。(移動日は含めていません)
観光日数で3日あれば、ゆっくりと南仏観光を楽しめます。
ちなみに「ニース」「エズ」「モナコ」「カンヌ」など、一部スポットのみを観光する場合、1〜2日程度でまわれます。
「ニース」から日帰りでの現地ツアーも数多く開催されているため、効率的にまわるならツアー参加が便利です。
下記の記事では、「南フランス旅行」の日数について解説しています。
日本から南仏「ニース」や「マルセイユ」行きの直行便はありません。
フランスの首都「パリ」やヨーロッパ(ドイツ、オーストリアなど)、中東の「ドバイ」や「カタール」を経由してアクセスする形になります。
移動時間を優先するなら「パリ」やヨーロッパ経由がおすすめです。
旅費を安く抑えるなら中東経由がおすすめで、移動時間は長くなるものの、旅費を少し下げることができます。
「フランス旅行」で気をつけたい事は様々ありますが、その一つに挨拶があります。
「フランス」は挨拶を大切にする国で、街を歩けば「ボンジュール」や「メルスィ」といった言葉をよく耳にします。
「ホテル」の受け付けや「レストラン」での店員との会話の際、「ボンジュール」と挨拶するとスムーズです。(無言の場合、少し気まずい雰囲気になることもあります…)
「フランス旅行」で役立つフランス語を、一部紹介します。
日本語 | フランス語 |
こんにちは | Bonjour ボンジュール |
こんばんは | Bonsoir ボンソワール |
ありがとう | Merci メルスィ |
どういたしまして | De rian ドゥリアン |
よい1日を | Bonne journée ボン ジュルネ |
世界遺産や美術館巡りをはじめ、現地グルメなど、「フランス」には多くの見どころがあります。
フランス旅行といえば「パリ」に注目されがちですが、パリ以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ここからは、「フランス」パリ以外のおすすめ都市を紹介していきます。
「リヨン」はフランス南東部にある都市で、ローヌアルプ地方の中心地。
「ブション」で味わえる現地グルメや、「サンジャン大聖堂」をはじめとした世界遺産など、見どころの多いところです。
古い建物が並ぶ「旧市街」が特に人気で、「サンジャン大聖堂」や「フルヴィエールの丘」、建物内を通過できる「トラブール(抜け道)」などは見応えがあります。
「リヨン観光」の見どころについて、以下の記事で詳しく紹介しています。
「トゥールーズ」はフランス南西部にある都市で、ミディピレネー地方の中心地。
レンガ造りの建物がとてもキレイで、旧市街の方は特に見応えがあります。
また、ガロンヌ川の景色や雰囲気も良く、夜のライトアップ風景は見逃せません。(風が無ければ、水面に映された綺麗な景色を見れます)
「アヌシー」はフランス南東にある町で、スイスっぽい雰囲気を感じられるところ。(スイスに近いフランスの町)
街並みの景色やマルシェ、運河沿いのレストランなど見どころは様々ありますが、湖の景色が特にキレイでおすすめです。
下記の写真は「アヌシー湖」の景色で、2019年9月にアヌシーを観光しました。(リヨンからの日帰り観光)
「フランス」コートダジュール地方には魅力的なスポットが多く、周遊観光も見逃せません。
鷲の巣村で知られる「エズ」や「サンポールドヴァンス」をはじめ、「カンヌ」や「モナコ」といった高級リゾートなど、南仏には見どころが沢山あります。
個人で周遊観光する場所には移動手段が必要ですが、現地ツアーを利用することで、効率的に南仏観光を楽しめます。
現地ツアーのなかには、1日で「エズ村」「モナコ」「マントン」「ロクブリュヌ カップ マルタン」「ラ テュルビー」をまわれる観光プランもあります。
現地ツアーの専門サイトで、掲載数の多さで選ぶなら「Get Your Guide」がおすすめです。
「ドイツ」の企業が運営するツアーサイトで、南仏の観光プランが豊富にあります。
短時間で楽しめるツアーや、「ニース」から日帰り観光できる周遊ツアーまで、様々なプランから選択できます。
日本語ガイドツアーで選ぶなら、日本の企業が運営する現地ツアーサイト「ベルトラ」がおすすめです。
掲載数自体は少ないものの、日本語ガイド付きの南仏観光ツアーを開催しています。
日本語の説明を聞きながら「南フランス」の観光名所をまわれるため、初心者の方でも安心して利用できます。
自分のペースで南仏観光を楽しむなら、「ロコタビ」の利用が便利です。
「ロコタビ」はフランスに住む日本人に個別相談できるサイトで、現在「ニース」には106人の登録があります。
現地の観光相談や「フランス語」の通訳、空港送迎や「レストラン」の予約代行など、様々な相談に対応しています。
例えば「ロコタビ」経由で現地の観光案内を依頼することで、興味のあるスポットだけをまわる事も可能です。
利用料金は相談相手や内容によって異なりますが、1時間あたり1,000〜3,000円が目安になります。
2018年の9月に「南フランス」へ行きましたが、旅行費用は4泊6日で328,600円でした。
観光シーズンに訪れたため、航空券の料金が少し高くなりました。
私の場合、現地についてからは個人ガイドに任せていたため少々高額になりましたが、現地ツアーなどを利用することで観光費を抑えることができます。