「スペイン」には「サグラダファミリア」や「古都トレド」をはじめ、多くの世界遺産があります。
首都「マドリード」や「バルセロナ」が有名ですが、イスラム時代の建築が残る「アンダルシア地方」も見逃せません。
こちらの記事では、「グラナダ」の観光日数について解説しています。
【目次】
世界遺産の「アルハンブラ宮殿」や、サクロモンテの「洞窟フラメンコ」など、スペイン「グラナダ」には多くの見どころがあります。
「グラナダ」の見どころをまとめてみましたので、参考にしてください。
アルハンブラ宮殿 | ・ナスル宮殿 ・ヘネラリフェ ・アルカサバ ・パルタル ・カルロス5世宮殿 |
アルバイシン地区 | ・街並み風景 ・サンニコラス広場 ・宮殿風景 |
サクロモンテ | ・洞窟フラメンコ ・街並み風景 |
グラナダ市内 | ・グラナダ大聖堂 ・アラブ街 ・バル巡り |
「グラナダ」の観光日数ですが、「グラナダ」のみの観光でしたら2泊3日のスケジュールで、ゆっくり楽しめます。
「3泊4日」もしくは「4泊5日」あれば、「グラナダ」近郊エリアの日帰り観光も可能です。
次の項目では、2泊3日で「グラナダ」を観光する際の「モデルコース」を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ここからは、「グラナダ」を観光する際の「モデルコース」を紹介していきます。
1日目は、市内中心部にある「グラナダ大聖堂」や「イサベル ラ カトリカ広場」をはじめ、古い街並みが魅力の「アルバイシン地区」を観光するプランになります。
好みや個人差がありますので、参考程度に見ていただけると幸いです。
場所 | 見どころ | |
午前 | グラナダ中心部 | ・グラナダ大聖堂 ・イサベル ラ カトリカ ・アラブ街 ・ヌエバ広場 |
午後 | アルバイシン地区 | ・ダロ川沿いを散歩 ・サンニコラス広場 ・古い街並み散策 |
夜 | サンニコラス広場 | ・ダロ川沿いを散歩 ・アルハンブラ宮殿の夜景観賞 |
「ヌエバ広場」は市内中心部にあるスポットで、「アルバイシン地区」の入り口になります。
「ヌエバ広場」から「サンニコラス広場」行きのバス(C31)や、「サクロモンテ」行きのバス(C34)が出ています。
「レストラン」や「ファーストフードショップ」などもあり、観光に便利なスポットです。
「アルバイシン」は古い街並みが広がる歴史地区で、世界遺産にも登録されています。
白い壁の家や、入り組んだ細い路地、壁に飾られた鉢植えの景色が美しい場所です。
「サンニコラス広場」の展望台から、「アルハンブラ宮殿」を眺めることができます。
下記の記事では、「サンニコラス広場」の夜景観賞について紹介しています。
「グラナダ」観光のモデルコース2日目は、世界遺産「アルハンブラ宮殿」をメインとしたプランになります。
「アルハンブラ宮殿」はとても広大で、ゆっくりと時間をかけて観光したいスポットです。
場所 | 見どころ | |
午前~午後 | アルハンブラ宮殿 | ・ナスル宮殿 ・ヘネラリフェ ・アルカサバ ・パルタル ・カルロス5世宮殿 ・市内の景色鑑賞 |
夜 | サクロモンテ | ・フラメンコ鑑賞 |
グラナダ中心部 | ・バル巡り |
「アルハンブラ宮殿」は「グラナダ」最大の見どころで、世界遺産にも登録されています。
王の居城「ナスル宮殿」、庭園風景が魅力の「ヘネラリフェ」や「パルタル」、そして市内の景色を眺められる「アルカサバ」など、見どころが沢山あります。
下記の写真は「アラヤネスのパティオ」で、人気の写真スポットです。
「グラナダ」には、タブラオと呼ばれる「フラメンコ鑑賞」ができる「レストラン」が沢山あります。
洞窟型の店舗で、本場の「フラメンコショー」を見ることができます。
下記の写真は「サクロモンテ」にある「Zambra Maria La Canastera」というタブラオで、本格的なショーを間近で楽しめました。
ここからは、「グラナダ」でおすすめのホテルを紹介していきます。
「グラナダ」で人気のホテル地区が、下記となります。
「ホテル アリクサレス」は、世界遺産「アルハンブラ宮殿」の周辺にある宿泊施設です。
「宮殿」の観光にとても便利で、早朝からの「アルハンブラ宮殿」観光もスムーズに進められます。(チケット売り場まで徒歩で約3分)
客室はモダンで、部屋のスペースも広々として快適。
「マーキス ホテルズ イサベルズ」は、「グラナダ」の市内中心部にある宿泊施設です。
「グラナダ空港」からのアクセスに便利なホテルで、スーツケースを持っての移動もスムーズです。
「グラナダ大聖堂」や「ヌエバ広場」をはじめ、「アルハンブラ宮殿」行きのバス停がホテルの近くにあります。
客室はスタイリッシュで、おしゃれな雰囲気の内装です。
「パラシオ デ マリアナ ピネダ」は、「グラナダ」のダロ川沿いにある宿泊施設です。
「アルバイシン地区」の観光にとても便利なホテルで、一部客室から「アルハンブラ宮殿」の景色を眺めることができます。
館内や客室の雰囲気も良く、歴史を感じられる独特の造りが印象的です。
「グラナダ」は「マドリード」や「バルセロナ」からもアクセスしやすく、スペイン周遊観光におすすめの都市。
「飛行機」や「電車」を利用して、「グラナダ」へ移動できます。
ここからは、「マドリード」や「バルセロナ」からの行き方について解説していきます。
「マドリード」から飛行機や電車、バスを使って「グラナダ」まで移動できます。
飛行機の場合は「イベリア航空」を利用し、約1時間5分で「グラナダ」へアクセスできます。
電車での移動時間は約3時間20分、バスでの移動は約4時間30分となります。
「マドリード」から「グラナダ」への行き方については、下記の記事で詳しく解説しています。
「バルセロナ」から飛行機や電車を使って「グラナダ」まで移動できます。
飛行機の場合は「ブエリング航空」や「イベリア航空」を利用し、約1時間30分で「グラナダ」へアクセスできます。
電車での移動時間は、約6時間30分となります。
「バルセロナ」から「グラナダ」への行き方については、下記の記事で詳しく解説しています。
「グラナダ」はスペイン南部「アンダルシア州」にある県都で、「アルハンブラ宮殿」や「アルバイシン地区」などの世界遺産が有名です。
主要な観光名所が徒歩圏内にあるため、初めての方にも観光しやすい場所です。(アルハンブラ宮殿は、バスでの移動がスムーズ)
「グラナダ」近郊にも魅力的なスポットが多く、「コルドバ」「セビリア」「マラガ」などは特に人気があります。(グラナダから、日帰り観光できます)
「メスキータ」や「セビリア大聖堂」といった、「アンダルシア地方」の世界遺産を観光できます。
「グラナダ空港」から市内へのアクセス方法ですが、「タクシー」や「バス」を使って移動できます。
それぞれの目安については、下記を参考にしてください。
移動手段 | 移動時間 | 片道料金 |
バス | 約45分 | 3ユーロ |
タクシー | 約30分 | 30ユーロ |
「グラナダ空港」から市内への行き方については、下記の記事が参考になります。
「グラナダ」を観光する際に気をつけたいのが、「すり」や「置き引き」です。
スペインは「すり」の多い国で、「スマホ」や「財布」、「パスポート」などの貴重品が盗まれやすいため注意が必要です。
「すり」対策を万全にし、外に出歩くようにしましょう。
「すり」が発生しやすい場所としては、下記などがあります。
ここからは、「スペイン旅行」のお役立ち情報を紹介していきます。
スペインは「すり」の多い国で、多額の現金を持ち歩くのはとても危険です。(アジア人観光客は、特に狙われやすい状況)
スペインでは多くの場所で「クレジットカード」が使えます。メインの支払いにクレジットカードを利用する事で、現金を持ち歩く必要がなくなります。(すり対策にも繋がります)
海外旅行保険付きのカードを使うことで、何かのトラブルに遭遇した場合でも安心できます。
「グラナダ」がある南スペインは、地中海性気候になります。
気候の特徴として夏は暑く、冬は温暖になります。(夏は乾燥しているため、日陰は涼しい)
「グラナダ観光」のおすすめ時期としては3月〜5月、もしくは9月〜11月になります。(過ごしやすい気温で観光しやすい)
7月〜8月の「グラナダ」はとても暑く、あまり観光に向かない時期となります…
ただ、夏は日の入り時間が遅く、夜21時頃まで明るいため、日中以外で観光を楽しむことができます。
「スペイン」の公用語は「スペイン語」ですが、観光客が多い場所では「英語」が通じます。
「マドリード」や「バルセロナ」などの大都市では外国人労働者も多く、「英語」が伝わりやすい状況。
地方都市の場合は「英語」が通じないケースもあるため、簡単な「スペイン語」を覚えておくと便利です。
海外旅行に慣れてない方には、精度の高い翻訳機「ポケトーク」の利用がおすすめです。
簡単な操作で、スムーズな会話を楽しめます。
「南スペイン」は魅力的な名所が多く、「アルハンブラ宮殿」以外にも様々な見どころがあります。
アンダルシア地方の周遊観光も人気で、「セビリア」や「コルドバ」の世界遺産が注目されています。
都市 | ユネスコ世界遺産の登録名 |
コルドバ | コルドバ歴史地区 |
セビリア | セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館 |
日本から「グラナダ」へのアクセス方法ですが、直行便はありません…
「スペイン」国内や「ヨーロッパ(スイス、ドイツなど)」をはじめ、「中東(カタール、ドバイなど)」を経由して「グラナダ」へ行く流れになります。
日本からの移動時間が短いのが、「スペイン」国内や「ヨーロッパ」経由となります。(約17~20時間)
日本からの費用を安く抑えるなら、「中東」や「アジア」経由での移動がおすすめです。
「グラナダ」はアンダルシア地方でも人気の都市で、市内には多くの観光スポットがあります。
また、近郊エリアにもアクセスしやすい特徴があり、気軽に日帰り観光を楽しめます。
ここからは、グラナダ近郊にあるおすすめスポットを紹介していきます。
「フリヒリアナ」はスペインのマラガにある町で、景観がとてもキレイな所です。
南スペインの白い村のひとつで、白壁の建物や、地面のモザイク、高台から見える地中海の景色など、様々な見どころがあります。
家の扉や、窓の鉄格子、玄関に飾られたキレイなお花も見応えがあります。
「コルドバ」はアンダルシア地方にある町で、グラナダからバスを利用してアクセスできます。
世界遺産で、スペインでも珍しいモスク「メスキータ」や、白い家が並ぶ「ユダヤ人街」など、見どころがたくさんあります。
下記の写真はコルドバ旧市街にある「花の小径」で、人気の写真スポットになります。
「グラナダ」には多くの見どころがありますが、「アルハンブラ宮殿」のライトアップや、サクロモンテの「洞窟フラメンコ」も見逃せません。(夜の人気スポット)
夏のシーズンは夜21時頃まで外が明るいため、より観光しやすい時期になります。(夜22時頃に、ようやく外が暗くなる感じ)