「エミレーツ航空」はドバイに拠点を置く航空会社で、「スカイトラックス社」が発表する航空会社ランキングでも上位に選出される人気のエアライン。
質の高い機内食や、高級感ある機内のデザイン、そして丁寧なサービスなどが好評で注目を集めています。
この記事では、「エミレーツ航空」エコノミークラスの評判や搭乗記レビューについて紹介しています。
【目次】
「エミレーツ航空」はドバイに拠点を置く航空会社で、世界152都市に就航する人気のエアラインです。
「エミレーツ航空」の機種には「ボーイング777」と「A380(エアバス)」があり、日本から「ドバイ」への直行便が利用できます。
「A380(エアバス)」は2階建ての造りで、機内に専用のバーラウンジがある事で注目を集めています。
世界の航空会社の格付けを行う「スカイトラックス社」のランキングで、「エミレーツ航空」は毎年上位に選出されています。
2023年度の総合ランキングでは、4位に「エミレーツ航空」が選ばれています。(2022年度は3位)
「エコノミークラス」の総合ランキングでは4位(前回1位)、「ビジネスクラス」では3位(前回4位)、「ファーストクラス」では5位(前回2位)という形で、「エミレーツ航空」が上位に選ばれています。
また、「エコノミークラス」の座席ランキングで2位(1位は日本航空)、ケータリングのランキングで5位を獲得しています。(2023年度)
日本では、「羽田空港」「成田空港」「関西空港」からエミレーツ航空に乗ることができます。
「羽田空港」からは「ボーイング777」、「成田空港」や「関西空港」からは2階建ての「A380(エアバス)」を利用できます。
それぞれのフライト時刻については、下記の表を参考にしてください。
フライト | 出発時刻 | 到着時刻 |
羽田 ⇒ ドバイ | 00:05 | 06:20 |
ドバイ ⇒ 羽田 | 07:50 | 22:35 |
成田 ⇒ ドバイ | 22:30 | 04:10 |
ドバイ ⇒ 成田 | 02:40 | 17:35 |
大阪 ⇒ ドバイ | 23:45 | 04:50 |
ドバイ ⇒ 大阪 | 03:00 | 17:15 |
私自身、これまで色々な国の航空会社を利用しましたが、もっともおすすめしたいのが「エミレーツ航空」です。
「エコノミークラス」でも座席の間隔がやや広く、機内食も美味しい点が、「エミレーツ航空」のおすすめポイントになります。
「エミレーツ航空」エコノミークラスの座席は、3-4-3列シートになります。
エコノミークラスでは4つの座席タイプから選択可能で、通常座席の「レギュラーシート」、機内前方座席の「プリファードシート」、後方座席2列の「ツインシート」、そして足元スペースの広い「エクストラレッグシート」があります。
「レギュラーシート」以外は追加料金が発生するため、フライト予約の際にチェックしてみてください。
「エミレーツ航空」エコノミークラスの機内食ですが、日本から「ドバイ」のフライトでは2回出てきます。
日本から「ドバイ」行きの便は夜~深夜にかけて出発するため、最初に「夕食メニュー」が出てきます。
機内食(夕食メニュー)が出てくるタイミングは、日本を離陸してから約1時間~1時間30分後になります。
日本から「ドバイ」行きの便は早朝に現地へ到着するため、2回目の機内食で「朝食メニュー」が出てきます。
機内食(朝食メニュー)が出てくるタイミングは、「ドバイ」到着予定時刻の約2時間になります。
「エミレーツ航空」エコノミークラスの飲み物ですが、ソフトドリンクやアルコール、コーヒーなどがあります。
「エコノミークラス」の場合、他の航空会社同様にドリンクメニューも少なめですが、「ビジネスクラス」ではアルコールメニューも多くなります。
「エミレーツ航空」エコノミークラスの荷物置き場ですが、座席の上にある棚と、足元スペースがあります。
座席の上にある棚は、小さなスーツケースも入る広さになります。
観光シーズンは機内も混雑し、棚の空きスペースも埋まりが早くなります。
コロナ以降の物価高や、世界情勢の変化により、飛行機の燃料費にも影響がみられています。
2023年6月に「バルセロナ旅行」へ行きましたが、以前よりも航空券が高くなっていました。
航空券の内訳を見たところ、燃料サーチャージが96,720円となっていました。
ちなみに2018年7月にも「バルセロナ」へ行きましたが、この時の燃料サーチャージは14,000円でした。
飛行機の待ち時間を快適に過ごすなら、「ドバイ空港」のラウンジ利用がおすすめです。
「プライオリティ パス」を提示する事で入れるラウンジや、「エミレーツ ラウンジ」をはじめ、都度決済することで利用できる「ラウンジ」など、様々な施設があります。
「ドバイ空港」ターミナル3には、6つの「プライオリティ パス」ラウンジがあります。
「プライオリティ パス」を提示することで利用可能となり、作り立ての「食事」や「アルコール」を楽しみながら、飛行機の待ち時間を過ごせます。
各ラウンジの名称と場所については、下記の表を参考にしてください。
ラウンジ名 | 場所 |
マルハバラウンジ | A2とA3の間 |
アフラン ラウンジ | Aゲートエアサイド |
ザ ギャラリー | B9付近 |
アフランラウンジ | B26の隣 |
マルハバラウンジ | B21付近 |
マルハバラウンジ | C21とC23の間 |
「エミレーツ航空」のビジネスクラス利用の方や、スカイワーズ「シルバー会員」以上の方が利用できるのが「エミレーツ ラウンジ」になります。
コンコースA~Cに「エミレーツ ラウンジ」があり、食事やアルコールメニューのほか、WiFi、インターネット、仮眠室などを利用できます。
また、ラウンジ内に専用の「喫煙所」も設置されています。
「プラザ プレミアム ラウンジ」は、ドバイ空港ターミナル3のコンコースAにあるラウンジです。(ゲートA2とA3の間にあります)
おしゃれなデザインと、開放感のある空間が魅力のラウンジで、フードやドリンクメニューも種類が豊富にあります。
「WiFi」や「充電」なども利用可能で、次のフライトまでゆっくりと過ごせます。
ここからは、「ドバイ」の基本情報を紹介していきます。
「ドバイ空港」には複数のターミナルがありますが、日本から最終目的地までを「エミレーツ航空」で移動する場合、「ターミナル3」を利用します。
「ドバイ空港 ターミナル3」にはA~Cのコンコースがあり、「ドバイ」から最終目的地までのフライト情報は、当日現地で知ることになります。
「ドバイ空港」乗り継ぎの流れについては、下記のようになります。
東京と「ドバイ」の時差は5時間になります。
例えば「東京」が午後12時の場合、「ドバイ」は朝7時になります。
日本から「ドバイ」への移動時間は、約11時間です。
直行便の「エミレーツ航空」での移動がスムーズで、「羽田空港」「成田空港」「関西空港」から利用できます。
下記の記事では、羽田空港から利用できる「エミレーツ ボーイング777」について解説しています。
「ドバイ」では、「ディルハム(AED)」という通貨が使用されます。
2023年9月16日時点のレートで、1AED=40.23円です。
「ドバイ空港」や宿泊先のホテル、市内のショッピングモールなどで外貨両替できます。
乗り継ぎ目的で「ドバイ空港」を利用する場合、クレジットカードの利用が便利です。
空港内の各店舗でカード決済可能ですので、現地通貨への両替も不要となります。
エミレーツ航空の本拠地がある「ドバイ」には、魅力的な観光スポットが沢山あります。
乗り継ぎ目的で「ドバイ空港」を利用する場合、次のフライトの待ち時間が約5時間あれば、短時間のドバイ観光を楽しめます。
ここからは、「ドバイ」でおすすめの観光スポットを3つ紹介していきます。
「ブルジュハリファ」はドバイでも人気の観光スポットで、市内中心部の「ダウンタウン」にあります。
地上からの高さは828mあり、外観のインパクトは絶大です。
「ブルジュハリファ」の高層階には展望台(アットザトップ)があり、124~125階の高さから「ドバイ」の街並みを見下ろせます。
「ドバイ」のダウンタウンには、「ブルジュハリファ」以外にも見どころが多数あります。
旅行者に人気なのが「ドバイファウンテン」の噴水ショーで、夕方18時から30分おきにショーを楽しむことができます。
噴水ショーと一緒に流れる音楽も種類豊富で、有名映画のサウンドトラックやK-POP、アラブミュージックなどがあります。
近年、急速に発展を遂げている「ドバイ」ですが、昔の雰囲気を感じられる旧市街も人気です。
アラブの建築や装飾などを鑑賞できる「バスタキヤ地区」や、異国情緒を感じられる「スーク」など、旧市街には魅力的なスポットがたくさんあります。
下記の記事では、「ドバイ旧市街」の見どころを詳しく紹介しています。
「エミレーツ航空」はドバイの航空会社で、世界152都市に就航しています。
「スカイトラックス社」が発表するランキングで、「エコノミークラス」の総合1位を獲得しています。(2022年度)
「羽田空港」「成田空港」「関西空港」からエミレーツ航空を利用できるため、興味のある方はぜひ搭乗してみてください。
「羽田空港」からは「ボーイング777」、「成田空港」と「関西空港」からは「エミレーツ A380」のエアバスに乗ることができます。