「エミレーツ航空」は中東の航空会社の一つで、高級感ある機内の内装と、充実したサービスに定評があります。
スカイトラックス社が発表する「ワールド エアライン アワード」でも、高い評価を受けている航空会社になります。
こちらの記事では、「エミレーツ航空」のビジネスクラスについて解説しています。
【目次】
「エミレーツ航空」ビジネスクラスについて
「エミレーツ航空」のビジネスクラスですが、機種によって「座席」や「設備」が異なります。
ここからは、「機種ごと」の特徴について解説していきます。
「エミレーツ航空」a380ビジネスクラス(エアバス)
a380(エアバス)は2階建ての飛行機で、1階は「エコノミークラス」、2階は「ビジネスクラス」と「ファーストクラス」になります。
a380の「ビジネスクラス」は1-2-1列シートで、座席の空間がとても広々としています。
座席を水平にすることも可能で、ゆっくりと体を休めることができます。
「エミレーツ航空」a380には「バーラウンジ」がある
「エミレーツ航空」a380(エアバス)の「ビジネスクラス」には、専用のバーラウンジがあります。
気軽に「アルコール」や「ドリンクメニュー」を注文したり、「軽食」や「フルーツ」などを食べることができます。
「バーラウンジ」での飲食は、もちろん無料となります。
「エミレーツ航空」ボーイング777 ビジネスクラス
「エミレーツ航空」のボーイングには、2つの機種があります。
それぞれの特徴について、解説していきます。
「エミレーツ航空」ボーイング777-200 ビジネスクラス
ボーイング777-200は新型の機種で、「ビジネスクラス」の内装はとても高級感があります。
シートは座り心地が良く、座席に「ミニバー」も付いています。
シートを水平にして、横になることも可能です。
「エミレーツ航空」ボーイング777-300 ビジネスクラス
ボーイング777-300は、旧型の機種になります。
「ボーイング777-200」や「a380(エアバス)」に比べると見劣りしますが、広々とした空間と、中東の航空会社ならではの高級感があります。
エミレーツ ビジネス「a380」と「ボーイング777」の違い
私自身、すべての機種の「ビジネスクラス」に乗りましたが、「a380(エアバス)」が特に良かったです。
a380の「ビジネスクラス」を好む理由としては、主に下記4点になります。
- 客室の空間が広く開放感がある
- 1階と2階で「座席クラス」が別れていて特別感がある
- 機内の「バーラウンジ」が利用できる
- 窓際席のみ、座席付近の「収納ボックス」が利用できる(とても便利)
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの機内食(食事)
「ビジネスクラス」の食事はコースメニューで、「前菜」「メイン」「デザート」の順に料理が出てきます。
料理はそれぞれ3種類の中から1つ選べます。
「シャンパン」や「ワイン」をはじめ、「コーヒー」や「紅茶」など、ドリンクメニューも充実しています。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの機内食メニューについては、下記の記事が参考になります。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスのサービス
「エミレーツ航空」のビジネスクラスを利用すると、様々なサービスを受けることができます。
「エミレーツ ビジネス ラウンジ」が利用できる
「エミレーツ航空」のビジネスクラスを利用すると、「エミレーツ ラウンジ」や「エミレーツ提携ラウンジ(世界中)」を利用することができます。
ラウンジでは「アルコール」や「ドリンクメニュー」をはじめ、「軽食」や「温かい食事」などを楽しむことができます。
「ドバイ空港」の「エミレーツ ビジネスクラスラウンジ」には、「モエ エ シャンドン」のシャンパンバーがあります。
利用できるラウンジとしては、下記のような所があります。
空港名 | 利用できるラウンジ名 |
羽田空港 | サクララウンジ |
成田空港 | エミレーツラウンジ |
関西空港 | サクララウンジ |
ドバイ空港 | エミレーツラウンジ |
無料の「往復送迎」が付いてくる
「エミレーツ航空」のビジネスクラスには、往復の送迎サービスが付いています。
例えば「羽田」から「ドバイ」のフライトで「ビジネスクラス」を利用した場合、指定場所から「羽田空港までの移動」と、「ドバイ空港から指定場合への移動」が「無料」で付いてきます。(高級車での移動になります)
送迎サービスについては、「エミレーツ航空」の管理画面から予約することができます。
機内WiFiが「無料」で使える
「エミレーツ航空」のビジネスクラスを利用すると、機内WiFiが無料で使えます。
通常は最大20MBまで無料で、それ以降は有料となりますが、「ビジネスクラス」に乗ると無制限でWiFi利用できます。
ブルガリの「アメニティ」が貰える
「エミレーツ航空」のビジネスクラスでは、専用のアメニティ(ブルガリ)が貰えます。
持ち運びしやすいサイズなので、旅行中の利用にも便利です。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスに乗る方法
ここからは、「エミレーツ航空」のビジネスクラスに乗る方法を紹介していきます。
手っ取り早いのが「ビジネスクラス」の航空券を購入することですが、高額な値段になります…。
そのため、購入以外の部分で紹介していきます。
「マイル」を使ってアップグレード
マイルを使って「ビジネスクラス」にアップグレード、というのが最も理想的です。
「エミレーツ航空」の場合、購入する航空券の運賃タイプによって、「アップグレード」に必要なマイル数が決まります。
例えば「羽田」⇔「ドバイ」のフライトで「アップグレード」する際、下記マイル数が必要となります。(運賃タイプですが「Special」が最も安く、「Flex Plus」が最も高くなります)
運賃タイプ | 必要マイル数(片道) |
Special | – |
Saver | 81250 |
Flex | 54600 |
Flex Plus | 42000 |
効率的に「マイルを貯める」方法
「エミレーツ航空」は独自のマイレージプログラム「スカイワーズマイル」を展開しています。
「エミレーツ航空」のマイルを効率的に貯めるなら、「スカイワーズ会員」になるのがおすすめです。
「スカイワーズ」には4つの会員ランクがあり、ランクに応じてフライトで加算されるマイル数が変わります。(ブルー会員は、フライトでの加算マイル無し)
会員クラス | シルバー | ゴールド | プラチナ |
加算マイル | 25% | 50% | 75% |
例えば「シルバー会員」の人が「エコノミークラス」のFlex航空券で「日本」⇔「パリ」を往復した場合、14000マイル貯まります。(14000マイルのうち、ボーナスマイルは3500マイル)
「エミレーツ航空」航空格付け会社の評価について(2023)
「スカイトラックス社(エアラインの格付け調査会社)」が発表する「ワールド・エアライン・アワード」で、「エミレーツ航空」は上位ランクをキープしています。
2023年度の「エミレーツ航空」ランキング結果は、下記となりました。
項目 | 2023年 | 前年 |
ワールドベストエアライン2022 | 4位 | 3位 |
ベスト・インフライト・エンターテイメント | 2位 | 1位 |
ベスト・ファーストクラス | 5位 | 2位 |
ベスト・ビジネスクラス | 3位 | 4位 |
ベスト・エコノミークラス | 4位 | 1位 |
「ドバイ」お役立ち情報
現地で使われるお金や、「ドバイ空港」の乗り継ぎなど、「ドバイ」で役立つ情報を紹介していきます。
「ドバイ」のお金について
「ドバイ」で使われるお金ですが、ディルハム(AED)という通貨になります。
2023年7月8日時点のレートで、1AED=38.69円です。
「ディルハム」への両替は、「ドバイ空港」「ホテル」「ショッピングモール」などでできます。(日本円からの外貨両替も可能です)
「ディルハム」には複数の紙幣がありますが、旅行者におすすめなのが「5AED」「10AED」「20AED」のお札になります。(少額紙幣)
観光の際に利用しやすく、万が一の時でも被害を最小限に抑えられます。
「ドバイ」の通貨については、下記の記事が参考になります。
「ドバイ空港」乗り継ぎについて
乗り継ぎ目的で「ドバイ空港」を利用する場合、「ドバイ空港」ターミナル3で飛行機の乗り換えが発生します。(エミレーツ航空の場合、ターミナル3を利用する流れ)
「ドバイ」から最終目的地行きの搭乗ゲートは、「ドバイ空港」到着後に分かる形になります。(日本発のタイミングでは、未定の状態)
「ドバイ空港」乗り換えの流れについては、下記を参考にしてください。
- 「ドバイ空港」ターミナル3に到着
- セキュリティチェック
- 出発ゲートへ移動
- 搭乗ゲートから飛行機に乗る
飛行機の待ち時間を快適に過ごすなら、「ドバイ空港」プレミアムラウンジの利用がおすすめです。
WiFi、シャワーの利用はもちろん、種類豊富なドリンクや食事などを楽しめます。
日本からドバイ 飛行時間
日本から「ドバイ」までは、直行便が利用できます。
「ドバイ」に拠点を置く航空会社「エミレーツ」を利用する形で、羽田空港、成田空港、関西空港から乗ることができます。
日本からの移動時間は、約11時間となります。
「ドバイ」ってビザは必要?
観光目的で「ドバイ」への滞在が30日以内であれば、ビザ不要です。
日本のパスポートのみで、「ドバイ」へ入国できます。
下記の記事では、「ドバイ」の入国審査について紹介しています。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスまとめ
「エミレーツ航空」のビジネスクラスについて解説しましたが、個人的にはa380(エアバス)の「ビジネスクラス」をおすすめします。
一つ一つの座席がとても豪華で、機内にある「バーラウンジ」も利用することができます。
日本では「成田空港」や「関西国際空港」から、エアバス(a380)に乗ることができます。
「ドバイ空港」のラウンジについて知るなら、下記の記事が参考になります。