「ニース」はフランス南部のコートダジュール地方にある都市で、地中海のビーチや、「シャガール美術館」など、多くの見どころがあります。
首都の「パリ」からもアクセスしやすく、世界中の旅行者から注目を集めています。
こちらの記事では「ニース観光」に必要な日数や、観光のモデルコースを紹介しています。
【目次】
「ニース」はフランス南部に位置する都市で、フランスのリゾート地として有名なところ。
「ニース観光」に必要な日数としては1~2日で、市内の主要スポットを一通りまわれます。(移動日は含めていません)
ちなみに「ニース」はコートダジュール地方の中心地で、「エズ」や「モナコ」といった近郊エリアにもアクセスしやすい特徴があります。
近郊エリア含めて「南フランス」を観光する場合、3日程度必要となります。
「ニース」では、近郊エリアをまわれる現地ツアーが沢山あります。例えば、1日で「エズ」「アンティーブ」「モナコ」などを観光できるプランがあります。
「ニース観光」のモデルコース1日目は、海岸沿いをまわるプランになります。
「城跡公園」の展望台からの景色ですが、「午前中」と「夕方」の両方を見るのがおすすめです。
日中は逆光のため、綺麗な写真を撮るなら午前中がおすすめの時間帯になります。
場所 | 見どころ | |
午前 | ビーチ沿い | ・I Love Niceのモニュメント ・城跡公園 ・公園内の散策 |
午後 | 旧市街 | ・オペラ座 ・大聖堂や礼拝堂 ・街並み散策 |
ビーチ沿い | ・海の景色を鑑賞 ・プロムナード・デ・ザングレを散策 ・マセナ美術館 | |
・城跡公園の夕陽 |
「プロムナード デザングレ」は、ニース海岸沿いに続く大通り。地中海の景色を存分に楽しめるスポットです。
通り沿いには豪華な造りなホテル、おしゃれな「レストラン」や「カフェ」などが軒を連ねています。(テラス席から海の景色が見える)
「プロムナード デザングレ」は道幅も広く、のんびりと散歩を楽しめます。
「城跡公園」はニースの人気スポットで、緑が生い茂る広場や、眺めの良い展望台など、様々な見どころがあります。
展望台からは「地中海の美しい景色」や、南仏らしい「港の風景」を楽しめます。
「ニース観光」のモデルコース2日目は、市内中心部の観光名所をまわるプランになります。
市内の移動には、「トラム」や「バス」の利用が便利です。
場所 | 見どころ | |
午前 | 旧市街 | ・サレヤ広場のマルシェ ・旧市街を散策 |
午後 | ガリバルディ広場 | ・街並みを散策 |
美術館 | ・シャガール美術館 ・マティス美術館 | |
マセナ広場 | ・広場周辺の散策 ・ノートルダムバジリカ聖堂 |
「ニース旧市街」は観光客に人気で、朝から晩まで賑やかなところ。
「サレヤ広場」のマルシェが有名で、現地の新鮮な食材や、色鮮やかな花束、オリーブウッドの雑貨や焼き菓子など、様々な種類のお店が並んでいます。
夜は「レストラン」や「バー」などが人気で、南仏の雰囲気を肌で感じられます。
下記の記事では、「サレヤ広場」のマルシェについて紹介しています。
「マセナ広場」はニースの中心で、人通りの多い場所。「トラム」や「バス」の停留所が近場にあり、朝と夕方の時間帯は特に混雑します。
景色の良い街並みや、涼を感じる「噴水」、独特の彫刻(正座した人の彫刻)など、見どころが沢山あります。
ここからは、フランス「ニース」
海の景色が見える海岸沿いのホテルや、街並みが綺麗な旧市街、
観光客が多いエリアですので、治安面での心配もありません。
「ニース」海岸沿いにあるホテルで、ロケーション最高の施設。
一部の客室やバルコニーなどから、「ニース」海岸線の美しい風景を眺められます。
ホテルの周辺に旧市街や「プロムナード デザングレ」などがあり、市内観光にも便利です。
客室は清潔感があり、明るい雰囲気の内装。部屋の設備も充実しています。
「ニース」の中心部にある宿泊施設で、「Jean Médecin(ジャンメドサン)」や「ニース ヴィル駅」からの移動に便利なホテル。
ショッピングモール「Nice Etoile」や「マセナ広場」、「レストラン」や「ショップ」などが近場にあります。
客室はモダンで、落ち着いた雰囲気のデザイン。スタッフの対応が良いと評判のホテルです。
街並みが綺麗な「ニース旧市街」にある宿泊施設で、賑やかなエリアにあるホテル。
南仏の雰囲気を存分に感じられる場所で、「サレヤ広場」のマルシェや、地中海沿いのビーチなどがすぐ近くにあります。
客室はスタイリッシュで、インテリアがとてもおしゃれ。居心地の良い空間が広がっています。
「ニース」は地中海沿岸にある都市で、「フランス」
国際空港や「TGV」も利用可能で、
「ニース」近郊にも魅力的な観光名所が多く、鷲の巣村の「エズ」
「ニース空港」から市内中心部までは、少し距離が離れています。
空港からの移動手段には、「トラム」や「タクシー」などがあります。
「タクシー」の場合は、約20分で市内中心部まで移動できます。(料金は約30~40ユーロ)
交通費を安く抑えるなら「トラム」の利用がおすすめで、1.5ユーロで市内まで移動できます。(移動時間は約30分)
「ニース空港」から市内への行き方については、下記の記事が参考になります。
ニースでは「トラム」や「バス」といった公共交通がとても便利で、市内観光の際に利用できます。
チケットは共通で、トラム乗り場の自動販売機から購入できます。
1回券は1.7ユーロ、1日券は7ユーロという形で、希望に合わせて選択できます。
種類 | 料金 |
SOLO(片道) | 1.7ユーロ |
MULTI 10 VOYAGES(10枚) | 10ユーロ |
PASS 1 JOUR(1日券) | 7ユーロ |
PASS 7 JOURS(7日券) | 20ユーロ |
「パリ」から「ニース」への移動ですが、「飛行機」や「TGV」を利用してアクセスできます。
飛行機の場合は「エールフランス」や「イージージェット」を利用する形で、約1時間25分で「ニース」まで移動できます。
TGVの場合は、約6時間で「ニース ヴィル駅」までアクセスできます。
ここからは、「フランス旅行」に役立つ情報を紹介していきます。
「モンサンミッシェル」や「ルーブル美術館」をはじめ、「フランス」には多くの見どころがあり、世界中の旅行者から注目を集めています。
その反面、現地の治安は年々悪化傾向で、「窃盗」や「強盗」による被害が多発しています。
「在フランス日本国大使館」の情報によると、コロナ前は年間500件の被害報告があり、全体の約9割が「すり」「置き引き」による犯行手口となります。
土地勘がなく、現地の言葉が分からない日本人は、犯行のターゲットにされやすい存在です。
「すり」対策を万全にしたり、犯行が起こりやすい場所を避けたり、十分な対策が必要となります。
「フランス」の治安については、下記の記事が参考になります。
「フランス」滞在中、特に注意が必要なのが「すり」です。
地下鉄や駅、人気の観光スポット、レストランなどの店舗内、路上など、市内の様々な場所で「すり」被害に遭う可能性があります。万全の対策をしてから、外出するようにしましょう。
簡単にできる「すり」対策には、下記などがあります。
東京から「ニース」までは、乗り継ぎ便での移動となります。
日本から「パリ」行きの直行便があるため、「パリ」から「ニース」、もしくは他国を経由してアクセスできます。
東京から「ニース」までの経由候補地については、下記などがあります。
経由空港 | 国 | 移動時間 |
ウィーン | オーストリア | 16時間35分 |
シャルル ド ゴール | フランス | 18時間15分 |
イスタンブール | トルコ | 19時間 |
ヒースロー | イギリス | 19時間 |
ドバイ | UAE | 20時間35分 |
日本から「パリ」までは、直行便の「エールフランス航空」を利用できます。
「羽田空港」「成田空港」「関西空港」から利用可能で、2023年10月28日までのフライトスケジュールは下記となります。
路線 | 出発時刻 | 到着時刻 |
羽田(AF163便) | 09:05 | 16:50 |
羽田(AF293便) | 00:05 | 07:55 |
成田(AF275便) | 10:35 | 18:30 |
関西(AF291便) | 10:35 | 18:30 |
「フランス旅行」の日程が決まったら、事前に準備するものが幾つかあります。
まず「パスポート」は必須で、観光目的で3ヶ月以内の滞在でしたらビザ不要となります。(シェンゲン加盟国へ最初に入国した日から6ヶ月のうち、最大3ヶ月の間)
日本電気製品を「フランス」で使用する場合、「変圧器」と「プラグ」が必要になります。(電圧や周波数が日本とは異なる)
「フランス」で使われる通貨は「ユーロ」です。日本国内や、現地で外貨両替できます。
「フランス」の日差しは日本より強く、「サングラス」や紫外線対策などが必要です。(乾燥対策も)
下記の記事では、「フランス旅行」の持ち物を紹介しています。
「ニース」は地中海沿岸に位置する都市で、夏はビーチ目当ての旅行者で賑わう場所。
冬の気温については、「パリ」や「リヨン」に比べて暖かく、日中は外の観光もしやすい特徴があります。(冬の気温は7〜12度くらい)
観光客も夏より冬の方が少なく、ゆっくりと「ニース観光」を楽しめます。
また、1月〜2月は航空券の料金が安くなるタイミングで、「ニース旅行」の費用を安く抑えることができます。
下記の記事では、「フランス旅行」の費用について解説しています。
ここからは、「ニース」近郊の人気スポットを紹介していきます。
「モナコ」はタックスヘイブンで知られる小さな国で、地中海沿岸に位置しています。
「フランス」から「車」や「列車」などでアクセス可能で、入国審査はありません。
豪華な造りの「カジノ」や市内で見られる「F1コース」、そして港に停泊するヨットハーバーの景色など、「モナコ」には様々な見どころがあります。
「ニース」から現地ツアーを利用して、「エズ」と「モナコ」を観光できます。所要時間は約4時間で、往復送迎付きのプランになります。
「エズ村」は南仏観光の定番スポットで、岩山の上に造られた鷲の巣村。
中世時代の綺麗な街並みや、2つの豪華シャトーホテル、そしてサボテンなどが見られる「植物園」など、多くの見どころがあります。
「植物園」は有料ですが、頂上の展望台から「地中海の風景」を眺められます。
「マントン」はイタリア国境付近にある町で、地中海沿いに位置しています。
カラフルな街並みがとてもキレイで、「黄色」や「桃色」の建物風景を眺めることができます。
「マントン」は海側からの景色もおすすめで、下記のような風景を鑑賞できます。(小型船からの景色)
南仏「ニース」や首都「パリ」以外にも、「フランス」には魅力的なスポットが多数あります。
個人的におすすめしたい都市を2つ紹介していきます。
「リヨン」はフランス南東部にある都市で、「ローヌ アルプ地方」の中心地。
「フランス」で3番目に人口が多く、「世界遺産」や「郷土料理」など様々な見どころがあります。
下記の写真は「サンジャン大聖堂」と「フルヴィエール聖堂」で、旧市街の見どころの一つになります。
「リヨン」観光のモデルコースを、下記の記事で紹介しています。
「トゥールーズ」はフランス南西部にある都市で、「ミディ ピレネー地方」の中心地。
「フランス」で4番目に人口が多く、古い街並みが綺麗なところです。
下記の写真は「キャピトル広場」で、「トゥールーズ」の中心になります。
下記の記事では、「トゥールーズ空港」から市内への行き方を紹介しています。
「ニース」観光に必要な日数ですが、1~2日あれば主要スポットを一通りまわれます。
「エズ」や「モナコ」などの近郊エリアも観光する場合、3
「ニース」はフランスのなかでは治安の良い都市で、市内観光もしやすいところ。初めての「フランス旅行」に最適な場所です。