「フランス」には「モン サン ミシェル」や「カルカッソンヌ」をはじめ、49件の世界遺産があります。(2023年12月時点)
コロナも世界的に落ち着き、2023年に「フランス」旅行を計画している方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、「フランス旅行」の持ち物について解説しています。
【目次】
「フランス旅行」必要な持ち物
ここからは、「フランス旅行」に必要な持ち物を7つ紹介していきます。
パスポート(フランス入国)
「フランス」に関わらず、海外へ行く場合に「パスポート」が必須になります。
「パスポート」の残存有効期間は3か月以上となります。(シェンゲン協定加盟国出国時)
「パスポート」の残りページ数が、見開き2ページ以上あることが必須となります。(空白のページ)
「フランス」の通貨
「フランス」の通貨はユーロで、1ユーロ=155.67円になります。(2023年12月29日時点)
ユーロ紙幣には複数の種類がありますが、現地で使いやすいのが「5ユーロ」「10ユーロ」「20ユーロ」になります。(高額紙幣は使いにくい…)
ちなみに「フランス」では、多くの場所でクレジットカードが利用できます。(ホテル、レストラン、カフェ、ショップ、公共交通機関のチケット販売機など)
「すり」の多い「フランス」では、多額の現金を所持するのは危険です。現金の持ち歩きは「20ユーロ」程度に抑え、メインの支払いに「クレジットカード」を利用するのがおすすめです。
フランスでは「クレジットカード」の利用がおすすめ
「フランス」は移民大国で、「すり」「置き引き」「強盗」などが多い国です。
そのため、多額の現金を所持するのは危険です…
「フランス」では様々な場所で「クレジットカード」が利用できるため、メインの支払いに「クレジットカード」を使うのがおすすめです。(持ち歩く現金としては、1日20ユーロ程度)
「エポスカード」のような海外旅行保険付きの「クレジットカード」が特におすすめで、「傷害治療費用」や「疾病治療費用」に加え、「携行品損害」も補償されるため安心できます。(観光中にデジカメが壊れた場合に20万円まで補償)
ちなみに「エポスカード」は年会費永年無料で、最短即日発行可能な「クレジットカード」です。デパートで有名な丸井グループが発行しているため、安心感もあります。
「フランス観光」に便利なポケットWiFi
「フランス」には多くの見どころがあるため、観光しながらスマホで情報を見る機会も多くなります。
そんな時に便利なのが「ポケットWiFi」で、好きなタイミングにネット接続が可能となります。
「フランス」でおすすめなのが「グローバルWiFi」で、下記のような特徴があります。
- 安定の通信品質(200以上の国と地域に対応)
- 容量「無制限プラン」が充実(91ヵ国に対応)
- 乗り継ぎオプションが利用できる(乗り継ぎ空港で利用可能)
- 渡航中に容量を追加できる(簡単手続き)
フランス旅行の必需品「サングラス」「日焼け止め」
「フランス」の日差しは強いため、「サングラス」や「日焼け止め」が必要です。
特に「南フランス」は日差しが強く、夏場は紫外線対策も必要になります。
国籍隠しの意味でも、「サングラス」があると便利です。
モバイルバッテリー
「フランス」には魅力的な観光スポットが多く、「写真」や「動画」を撮る機会も増えます。
持ち歩き用に、小さいサイズの「モバイルバッテリー」があると便利です。
フランスの電圧・電源プラグ(コンセント事情)
「フランス」と日本では、コンセントのタイプが異なります。
日本では「Aタイプ」のコンセントが使われますが、フランスでは「Cタイプ」になります。
日本の家電製品をフランスで使用する場合、「Cタイプ」のプラグが必要です。
また、電圧も220Vとなり、日本とは違いますので変圧器も準備することになります。
日本 | フランス | |
電圧 | 100V | 220V |
周波数 | 50/60Hz | 50Hz |
プラグ | A | C |
「フランス旅行」あると便利なもの
ここからは「フランス」に行く際、あると便利なものを6つ紹介していきます。
簡単操作で便利な翻訳機「ポケトーク」
「フランス旅行」をより楽しみたい方には、精度の高い翻訳機「ポケトーク」の利用がおすすめです。
「ポケトーク」はクラウド上の翻訳エンジンを利用した最先端の翻訳機で、世界70言語に対応しています。
「フランス旅行」の際、レストランでの注文や、ショッピングでの会話をはじめ、現地でのトラブル時にも「ポケトーク」があれば安心できます。
「ポケトーク」は持ち運びしやすいサイズで、Wi-Fi設定なども不要。操作も簡単で、初めての方でもすぐに利用することができます。
プライオリティパス
「プライオリティパス」は、世界1500ヶ所以上の「空港ラウンジ」が利用できるサービスです。(世界145ヵ国、600以上の都市)
「プライオリティパス」を利用することで、飛行機の待ち時間を快適に過ごすことができます。
「プライオリティパス会員」の入会方法ですが、下記パターンがあります。
- 「プライオリティパス」公式サイトから入会する
- 「クレジットカード」経由で入会する
お得に「プライオリティパス」会員になる方法
「プライオリティパス」公式サイトから入会する場合、3つのプランから選択する形になります。
最も安い「スタンダードプラン」へ入会する場合、年間で約18,900円かかります。(年会費99ドル、ラウンジ1回利用で35ドル)
例えば「楽天プレミアムカード」経由で「プライオリティパス」を発行する場合、年間で約11,000円となります。
「楽天プレミアムカード」経由の場合は「プライオリティパス」を無料で発行できますし、ラウンジ利用も無料となります。
また、会員ランクの高い「プレステージ」同等のサービスを受けられるため、「楽天プレミアムカード」経由での入会がお得になります。
リップクリーム
「フランス」は乾燥している国ですので、乾燥対策が必須となります。
携帯用の「リップクリーム」があると快適です。
「フランス」のガイドブック
「フランス」には、49件の世界遺産があります。(2023年12月時点)
世界遺産以外にも多くの見どころがあるため、フランスの「ガイドブック」があると便利です。
「地球の歩き方」や「まっぷる」などが見やすく、「フランス」観光の際に役立ちます。
ウェットティッシュ
「フランス」では「パン」を食べる機会が多くなるため、携帯用の「ウェットティッシュ」があると便利です。
衣類の圧縮袋
「フランス」旅行ともなれば「スーツケース」の荷物も多くなり、整理も大変になってきます。
そんな時に便利なのが「圧縮袋」で、かさばる衣類を「コンパクト」にまとめることができます。
予備含めて「圧縮袋」を複数枚用意しておくことで、荷物の整理もスムーズに進みます。
日本から「フランス」への行き方
日本から「フランス」への行き方ですが、「羽田空港」や「成田空港」から「パリ」行きの直行便が出ています。
日本からの移動時間は、約14時間50分です。
空港 | 航空会社 | 移動時間 |
羽田 | エールフランス | 約14時間50分 |
日本航空(JAL) | ||
全日空(ANA) | 約14時間35分 | |
成田 | エールフランス | 約14時間55分 |
関西 | エールフランス |
日本から「パリ」行きの料金目安ですが、約12万円となります。(往復の航空チケット料金)
最も安い時期が2月で、10万円以下に抑えられるケースもあります。4月や8月頃は観光客も多く、航空券が高騰しやすい時期になります。
「エールフランス航空」直行便について
日本からフランス「パリ」までは、「エールフランス航空」の利用が便利です。
日本では「羽田空港」「成田空港」「関西空港」から、「エールフランス航空」に乗ることができます。
「エールフランス」のフライトスケジュールは、下記のようになります。
路線 | 出発時刻 | 到着時刻 |
羽田(AF281便) | 09:05 | 15:50 |
羽田(AF279便) | 13:45 | 20:30 |
成田(AF147便) | 11:05 | 18:00 |
関西(AF291便) | 12:25 | 19:20 |
「フランス」の治安情報
「フランス」は移民の多い国で、治安も日本に比べて不安定です…
「在フランス日本国大使館」の情報によると「パリ」の治安は年々悪化しており、2019年には517件の邦人被害が報告されています。
517件のうち、約9割が「すり」や「置き引き」による手口となります。
「すり」や「置き引き」が発生しやすい場所ですが、下記などがあります。
- 駅やメトロ内
- オペラ座界隈(パリ)
- 凱旋門 シャンゼリゼ通り界隈(パリ)
- 人気の観光スポット(混雑しやすいところ)
- レストランなどの店舗内
- 路上(人通りの少ない場所など)
「フランス」すり対策について
「フランス」は「すり」の多い国で、様々な場所で被害が発生しています。(現地の人でも被害に遭う状況)
観光客は狙われやすい存在ですので、万全の対策が必要となります。
簡単にできる「すり」対策には、下記などがあります。
- ポケットに「財布」や「スマホ」を入れない
- 「バッグ」はファスナー付きのものを持つ
- ブランド品を身につけない
- 高級時計やアクセサリーは身につけない
- 多額の現金を持ち歩かない(カード決済)
- 現金は複数ヶ所に分けて管理する
「フランス」のスリ対策については、下記の記事が参考になります。
「フランス」で治安の良い街
「フランス」で人口の多い5つの都市のうち、「リヨン」「トゥールーズ」「ニース」などは比較的治安も安定していて、観光もしやすい場所です。
「すり」や人通りの少ない路地には注意が必要ですが、「パリ」や「マルセイユ」ほど神経質にならなくても大丈夫な地域になります。
見どころは様々ありますが、海沿いの雰囲気が好きな方には南仏「ニース」、レンガ造りの古い街並みや美術館巡りが好きな方には「トゥールーズ」、フランスの食文化や世界遺産に興味のある方には「リヨン」が楽しみやすいと思います。
下記の記事では、「フランス」で治安の良い街について解説しています。ぜひ参考にしてください。
「フランス」おすすめの観光スポット
「フランス」といえば「パリ」というイメージがありますが、「パリ」以外にも魅力的なスポットが沢山あります。
特におすすめの観光スポットを3つ紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
美食と世界遺産の街「リヨン」
「リヨン」はフランス第3の都市で、美食と世界遺産の街として知られています。
「パリ」からも行きやすく、飛行機で約1時間、TGVで約2時間でアクセスできます。
「リヨン」の見どころとしては、下記などがあります。
- リヨンの歴史地区「ヴュー リヨン」
- リヨンの街並みを眺められる「フルヴィエールの丘」
- フランスでも有名な広場「ベルクール広場」
- 歴史的建造物「リヨン市庁舎」
フランスで人気の世界遺産「カルカソンヌ」
「カルカソンヌ」はフランス南部にある観光名所で、ヨーロッパ最大級の城塞。
屈強な石造りの壁の内側に、中世の美しい街並みが広がっています。
「カルカソンヌ」には、下記のような見どころがあります。
- 二重に造られた石造りの壁
- オレンジ色の屋根の街並み
- 三角形の特徴ある城壁の屋根
- 中世の美しい街並み
地中海沿いの「ニース」
「ニース」は南フランスにある都市で、コートダジュールの中心地。
「パリ」から飛行機を利用して、約1時間25分でアクセスできます。
「ニース」は近郊エリア含めて、多くの見どころがあります。
- ニースの中心部「マセナ広場」
- 朝から晩まで賑やかな「ニース旧市街」
- 地中海の景色を眺められる「城跡公園」
- カラフルなパラソルが並ぶ「ニース海沿い」
下記の記事では、「ニース観光」のモデルコースを紹介しています。
「フランス」の現地ツアー情報
「フランス」には49件の世界遺産があり、首都の「パリ」をはじめ、国内に多くの見どころがあります。
限られた期間で多くの観光スポットをまわるなら、現地ツアーの利用が便利です。
フランスの現地ツアーなら「Get Your Guide」
世界遺産や「ワイナリー」をはじめ、「フランス」には多くの見どころがあります。
効率良く「フランス観光」を楽しむなら、現地ツアーの利用がおすすめです。
現地ツアーの専門サイト「Get Your Guide」にはフランスの観光プランが充実していて、3~5時間くらいの短時間プランや、1日かけて複数スポットをまわれるプランなど、様々な種類があります。
好みや都合に合わせてプランを選べるため、現地での空き時間を有効活用できます。
フランスで日本語ツアーに参加できる「ベルトラ」
日本語の説明を聞きながら「フランス観光」を楽しむなら、「ベルトラ」の利用がおすすめです。
「ベルトラ」は現地オプショナルツアーの専門サイトで、海外ツアーに強みを持つサービス。
フランス国内のツアー数も多く、「パリ」や「ニース」では日本語ガイド付きツアーも複数あります。
プライベートツアーなら「ロコタビ」
自分のペースで「フランス」観光を楽しむなら、「ロコタビ」の利用がおすすめです。
「ロコタビ」はフランス在住の日本人に、旅行に関する相談ができるサービスです。
例えば、現地のおすすめ情報を確認したり、「フランス」の観光案内を依頼する事も可能です。
多くの登録者が現地の観光案内に対応しているため、気になる人へ個別連絡するのがスムーズです。(ネットから相談可能)
「フランス旅行」で役立つ情報
ここからは、「フランス旅行」で役立つ情報を紹介していきます。
「フランス旅行」の安い時期
「フランス旅行」の安い時期は1〜2月で、このタイミングは航空券の料金も下がり、旅費を抑えることができます。
日本から「フランス」行きの料金目安は約12万円ですが、1〜2月頃は10万円以下の航空券もあります。
ちなみに1〜2月頃の「フランス」はとても寒く、乾燥しやすい時期になります。(パリの気温で3〜8度くらい)
下記の記事では、「フランス旅行」の費用について解説しています。
「フランス旅行」で英語は通じる?
「フランス」の公用語は「フランス語」ですが、観光地では「英語」が通じます。
ちなみに「フランス」では挨拶が重要となります。「ホテル」や「レストラン」をはじめ、店舗などを訪れる際には「ボンジュール(こんにちは)」と挨拶をします。
「ホテル」や「レストラン」などから出る時には、「オヴォワー(さようなら)」と言います。
「メルスィ(ありがとう)」や「スィル ヴ プレ(お願いします)」、「パルドン(すみません)」や「エクスキューゼ モワ(ごめんなさい)」なども頻繁に使用する言葉になります。
「フランス」にある日本の大使館・領事館
「フランス」には、日本の「大使館」や「領事館」が4ヶ所あります。
それぞれ管轄地域が決まっていますので、「在フランス日本国大使館」のサイトなどから事前に確認しておきましょう。
大使館・領事館 | 管轄地域(一部紹介) |
在フランス日本国大使館 | イル・ド・フランス地域圏 |
在ストラスブール日本国総領事館 | グラン・テスト地域圏 |
在リヨン領事事務所 | オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏 |
在マルセイユ日本国総領事館 | プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地域圏 |
「フランス旅行」必要な持ち物まとめ
「フランス旅行」に必要な持ち物を紹介しましたが、個人差あるかと思います。何かの参考にしていただけると幸いです。
「フランス」の治安は年々悪化傾向で、「すり」や「置き引き」に注意が必要です。
現金を持ち歩く場合、複数個所に分けて持つようにしましょう。