日本から「ドバイ」へ移動する際、直行便が利用できる「エミレーツ航空」
「エミレーツ航空」はドバイに拠点を置く航空会社で、世界133都市に就航しています。
この記事では、「エミレーツ航空」ビジネスクラスについて詳しく解説しています。
【目次】
ドバイに本拠地を置く「エミレーツ航空」
「エミレーツ航空」はドバイの航空会社で、世界各地に就航しています。(2023年12月時点で133都市に就航)
快適な設備と、質の高い機内サービスに定評があり、6大陸すべてで受賞歴のある人気の航空会社です。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの評判
「スカイトラックス社」が発表している世界の航空会社品質ランキングで、「エミレーツ航空」は毎年上位に選ばれています。
2023年度の「総合ランキング」では4位(前回3位)、「ビジネスクラス」の総合ランキングでは3位(前回4位)に「エミレーツ航空」が選ばれています。
「エコノミークラス」のランキングでも4位(前回1位)を獲得し、世界からも注目を集めています。
日本から「エミレーツ航空」に乗るには?
日本から「エミレーツ航空」に乗る場合、「羽田空港」「成田空港」「関西空港」を利用する形になります。
羽田空港からは「ボーイング777」、成田空港と関西空港からは「A380(エアバス)」の飛行機に乗ることができます。
日本からのフライト時刻表については、下記の表を参考にしてください。
フライト | 出発時刻 | 到着時刻 |
羽田 ⇒ ドバイ | 00:05 | 06:20 |
ドバイ ⇒ 羽田 | 07:50 | 22:35 |
成田 ⇒ ドバイ | 22:30 | 04:10 |
ドバイ ⇒ 成田 | 02:40 | 17:35 |
大阪 ⇒ ドバイ | 23:45 | 04:50 |
ドバイ ⇒ 大阪 | 03:00 | 17:15 |
下記の記事では、「ドバイ空港」乗り継ぎの流れについて解説しています。
▼「エミレーツ航空」日本のターミナル情報
羽田、成田、関西空港から「エミレーツ航空」を利用する際のターミナル情報をまとめてみました。
空港名 | 利用するターミナル |
羽田空港 | 第3ターミナル |
成田空港 | 第2ターミナル |
関西空港 | 第1ターミナル |
「エミレーツ」燃料サーチャージについて
コロナ以降で世界中の物価が高騰し、飛行機の燃料費にも影響がでています。
2023年6月にスペイン「バルセロナ」へ行きましたが、その時の燃料サーチャージは96,720円でした。
ちなみにコロナ前の最後のヨーロッパ旅行の時は、燃料サーチャージが16,000円でした。(2019年12月に行ったフランスのリヨン)
円安の影響もありますが、燃料費がコロナ前よりも8万円値上がりしている状況です。
「エミレーツ ビジネスクラス」料金の安いタイミング
世界での評判も良い「エミレーツ航空」のビジネスクラスですが、料金はやや高額となります…
料金の安いタイミングを狙うなら、下記のような方法があります。
- 3~6ヶ月前からビジネスチケットを予約する(Special運賃)
- 「エミレーツ」からのオファーでビジネスチケットを購入する
- 冬の時期にビジネスチケットを予約する(非需要期)
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの座席
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの座席ですが、機種によって違いがあります。
ここからは「ボーイング777」と「A380-エアバス」の特徴について、紹介していきます。
エミレーツ航空「ボーイング777」の座席
エミレーツ「ボーイング777 ビジネスクラス」の座席ですが、古い機種の300型機と、刷新されたニュータイプの200LR型機があります。
「ボーイング777-300」の方は2-3-2列シート、新しい「ボーイング777-200」の方は2-2-2列シートになります。
「ボーイング777-200」の方は機内スペースも広く感じ、デザインもより高級感のある造りに変わりました。
下記の写真は、エミレーツ「ボーイング777-200 ビジネスクラス」になります。
エミレーツ航空「A380-エアバス」の座席
エミレーツ「A380-エアバス」のビジネスクラスは、1-2-1列シートになります。
「座席」や「周辺設備」が充実している点が、A380-ビジネスクラスの特徴になります。
窓側の席には「収納ボックス」も完備されていて、バッグや衣服なども入るスペースです。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの機内食
ここからは、「エミレーツ航空」ビジネスクラスの機内食を紹介していきます。
日本から「ドバイ」へ行く場合は「夜食」と「朝食」、「ドバイ」から日本へ戻る場合は「昼食」と「夕食」という順に出てきます。
「エミレーツ」ビジネスクラスの機内食(前菜料理)
「エミレーツ」ビジネスクラスの機内食ですが、「前菜メニュー」と「メイン料理」が別々に出てきます。
それぞれ複数のメニューから、好きな料理を選ぶことができます。
「パン」についても、複数の種類から食べたいものを選べます。
「エミレーツ」ビジネスクラスの機内食(メイン料理)
下記の写真は、「エミレーツ」ビジネスクラスのメイン料理になります。
メインは3種類の中から、好きな料理を選ぶことができます。
食後のデザートも、好みに合わせて選択可能です。
「エミレーツ」ビジネスクラスの飲み物
「ビジネスクラス」はドリンクメニューも豊富で、好きなタイミングに注文することができます。
機内で注文できるドリンクメニューには、下記のようなものがあります。
- ジュース(オレンジ、アップル、マンゴーなど)
- ソフトドリンク(コーラ、レモネードなど)
- ホットドリンク(コーヒー、紅茶など)
- ビール(ハイネケン、タイガーなど)
- シャンパン
- ワイン(複数の赤ワイン、白ワイン)
「エミレーツ航空」A380の機内ラウンジ
「エミレーツ航空」A380のビジネスクラスには、機内に専用のバーラウンジがあります。
機内の後方部に「ラウンジ」があり、窓際に小さめのソファーも付いています。
ドリンクメニューのほか、カットフルーツや軽食(サンドイッチなど)も「バーラウンジ」で楽しめます。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの荷物置き場
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの荷物置き場ですが、機種によって違いがあります。
ここからは、機種ごとの特徴を紹介していきます。
エミレーツ航空「ボーイング777」の荷物置き場
エミレーツ航空「ボーイング777」の荷物置き場ですが、座席上の棚に保管する形になります。
足元のスペースが広々としていますが、シートを動かす際に荷物が邪魔になります。
エミレーツ航空「A380-エアバス」の荷物置き場
エミレーツ航空「A380-エアバス」の荷物置き場ですが、座席上の棚、座席横のテーブルなどがあります。
「A380-エアバス」は1-2-1列シートで、窓側席を選択した場合に「窓際の棚」も利用できます。
「窓際の棚」はスペースも広く、バッグや衣服などを入れることができます。
「エミレーツ航空」ビジネスクラスのサービス
「エミレーツ航空」の専用ラウンジや、空港送迎など、ビジネスクラスの特典サービスについて紹介していきます。
ドバイ空港「エミレーツ ラウンジ」が利用できる
「エミレーツ航空」のビジネスクラスを予約すると、ドバイ空港の「エミレーツ ラウンジ」や、世界各地にある「エミレーツ パートナーラウンジ」が利用できます。
ラウンジでは、豊富な種類の食事メニューや、アルコールを含めたドリンク類、WiFiやインターネットなどが利用できます。
ちなみに羽田、成田、関西空港では、下記ラウンジの利用が可能です。
空港名 | 利用するラウンジ |
羽田空港 | JALサクラ・ビジネスクラス・ラウンジ |
成田空港 | エミレーツ・ラウンジ |
関西空港 | KIXノース・ラウンジ |
空港での「優先手続き」「優先搭乗」が可能に
「ビジネスクラス」を予約した方や、「スカイワーズ」シルバー会員以上の方は、空港での「優先手続き」や「優先搭乗」が可能となります。
空港の「チェックインカウンター」で入り口が分かれているため、混雑を避けてスムーズに手続きができます。
また、機内にも優先的に搭乗できるため、時間を有効に活用することができます。
プライオリティタグが付けられる
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの航空券を予約すると、「スーツケース」にプライオリティタグが付けられます。
最終目的地で「スーツケース」を受け取る際、プライオリティタグが付いているバッグから優先的に出てきます。
そのため、現地での待ち時間が少なくなります。
「エミレーツ航空」の空港送迎サービスが受けられる
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの航空券を予約すると、往復の空港送迎サービスが受けられます。
航空券の予約後、「エミレーツ航空」のチケット詳細ページから「空港送迎サービス」の事前予約を進めることができます。
自宅から最寄りの空港までと、目的地の空港から宿泊ホテルまで、専用車で移動できます。(走行距離内であれば無料で利用可能)
「エミレーツ航空」ビジネスクラスの評判まとめ
「エミレーツ航空」には、「ボーイング777」と「A380-エアバス」という2つの機種があります。
「ボーイング777」と「A380-エアバス」のビジネスクラスで、座席や機内設備などに少し違いがあります。
「A380-ビジネスクラス」には専用のバーラウンジがあり、他の機種とは異なる時間を楽しめます。
座席については、刷新された「ボーイング777-200」がおすすめで、リラックスしながら目的地へと移動できます。
下記の記事ではエミレーツ航空の拠点がある、「ドバイ」の見どころを紹介しています。