世界一プロジェクトの開発が進むドバイでは、「ブルジュハリファ」や「ドバイフレーム」をはじめ、様々な見どころがあります。
日本からの観光客も年々増加傾向で、2018年には10万人の日本人旅行客が「ドバイ」を訪れました。(ドバイ政府観光・商務局 調べ)
コチラの記事では、ドバイの旅費について解説しています。
【目次】
ドバイの旅費について
「ドバイ」の物価は日本よりも少し高く、宿泊するエリアによって「ホテル代」や「食費」などが大幅に変わってきます。
また、日本からの「移動」や「滞在期間」、「入場する施設」や「現地ツアー」の利用など、ドバイでの過ごし方によって旅費の部分が決まってきます。
過去にドバイへ行った時にかかった、旅費の内訳を紹介
2019年2月と4月、2020年2月に「ドバイ」へ行きましたが、その時にかかった旅費の内訳を紹介していきます。
期間は3泊5日で、1泊1万円以下で泊まれるホテルが多い「ディラ地区」に宿泊しました。
項目 | 費用 |
航空券(直行便) | 100,000円 |
宿泊費(ディラ地区) | 30,000円 |
入場料 | 10,000円 |
現地ツアー | 20,000円 |
プライベートツアー | 35,000円 |
市内の移動費 | 2,500円 |
食費 | 10,000円 |
日本からドバイの航空券について
日本から「ドバイ」への移動ですが、「直行便」と「乗り継ぎ便」があります。
「移動時間」や「料金」など、それぞれの違いについて解説していきます。
直行便を利用した場合の旅費
直行便の場合、「エミレーツ航空」を利用します。
「羽田空港」「成田空港」「関西空港」から利用可能で、日本からの移動時間は下記のようになります。
利用空港 | 移動時間 |
羽田空港 | 10時間45分 |
成田空港 | 10時間40分 |
関西空港 | 10時間5分 |
航空券の料金については、下記の表を参考にしてください。
利用空港 | 料金(往復) |
羽田空港 | 8~10万 |
成田空港 | 8~10万 |
関西空港 | 9~12万 |
乗り継ぎ便を利用した場合の旅費
乗り継ぎ便の場合、「香港」や「スリランカ」などを経由する流れになります。
日本から「ドバイ」までの移動時間は、下記のようになります。
経由先 | 移動時間 |
香港 | 15時間10分 |
バンダラナイケ | 15時間20分 |
航空券の料金については、下記の表を参考にしてください。
航空会社 | 料金(往復) |
キャセイパシフィック航空 | 8~10万 |
スリランカ航空 | 10~11万 |
ドバイのホテルについて
「ドバイ」のホテルですが、宿泊するエリアによって金額が変わってきます。
ディラ地区周辺のホテル
「ディラ地区」は宿泊費が安いエリアで、1泊1万円以下のホテルが沢山あります。
「ドバイ空港」との距離も近いため、スーツケースを持っての移動が楽です。
ダウンタウン周辺のホテル
「ダウンタウン」はドバイの中心部で、「ドバイモール」や「ブルジュハリファ」などがある場所です。
観光客に人気のエリアで、「ドバイマリーナ」や「ドバイフレーム」など、周辺スポットにもアクセスしやすい特徴があります。
宿泊費の目安は、1泊2万〜4万円くらいになります。
ドバイの高級ホテル(5つ星)
「ダウンタウン」や「ジュメイラビーチ」、「パームジュメイラ」には、5つ星の高級ホテルが沢山あります。
優雅な時間を楽しみたい方におすすめで、宿泊費の目安は1泊3万~5万円くらいになります。
入場料が必要な「ドバイ」の観光スポット
入場料が必要となるスポットは多数ありますが、一部を紹介していきます。
高さ828mの高層タワー「ブルジュハリファ」
高さ828mの高層タワー「ブルジュハリファ」はドバイの人気スポットで、上層階にある展望台からドバイの街並みを眺められます。
「ブルジュハリファ」の展望台は有料で、下記のような入場料が必要となります。
階数 | 名称 | 料金(目安) |
124~125 | アットザトップ (高さ452m) |
5,600円 |
148 | アットザトップ スカイ (高さ555m) |
13,000円 |
152~154 | ザ ラウンジ (高さ585m) |
18,600円 |
「ベルトラ」を利用して、「ブルジュハリファ」の展望台チケットを予約できます。
額縁型の新名所「ドバイフレーム」
「ドバイフレーム」は額縁型の建物で、ドバイの新名所。
建物の1〜2階には、「昔のドバイ」や「未来の映像」が見られるミュージアムがあります。
額縁の上部が展望台になっていて、「オールドドバイ」と「ニュードバイ」の景色を眺められます。
下記の写真は「ニュードバイ」の景色になります。

「ドバイフレーム」の入場料は「52.50AED(約1,600円)」で、公式サイトや現地の窓口でチケット購入できます。
花の楽園「ドバイミラクルガーデン」
「ドバイミラクルガーデン」は砂漠地帯にあるスポットで、毎年11月~5月の期間で営業しています。
「ハーツパッセージ」や「ビッグテディベア」をはじめ、多数の花デザインを楽しめるのが「ミラクルガーデン」の特徴で、写真スポットが至る所にあります。

「ドバイミラクルガーデン」の入場料は「55AED(約1,700円)」で、現地の窓口からチケット購入できます。
世界最大の水槽「ドバイ水族館」
「ドバイ水族館」はドバイモール内にあるレジャースポットで、巨大な水槽に約3万匹の海洋生物が住んでいるといわれています。
「サメ」や「エイ」などが間近で鑑賞できるため、とても迫力があります。

「ドバイ水族館」の入場料は「約220AED(約6,600円)」で、「ベルトラ」から事前予約ができます。
現地ツアーの利用料金
砂漠地帯での観光や、ペルシャ湾での遊覧船など、ドバイ市内以外にも魅力的なスポットがあります。
ここからは現地ツアーの詳細や、費用感などを紹介していきます。
砂漠での貴重な体験「デザートサファリ」
ドバイでは「デザートサファリ」が人気で、砂漠での「ドライブ」や「ラクダ乗り体験」をはじめ、「水タバコ」や「ベリーダンスショー」など、様々なアトラクションが楽しめます。
「デザートサファリ」でしたら現地ツアーを利用するのがおすすめで、ホテルの往復送迎や食事、各種アトラクション込みで、約8,200円で参加できます。
現地ツアーの専門サイト「ベルトラ」から、「デザートサファリツアー」の予約ができます。
ペルシャ湾からドバイの街並みを鑑賞「遊覧船ツアー」
「ドバイマリーナ」では、ペルシャ湾からドバイの街並みを鑑賞できる「ボートツアー」が人気です。
特に人気なのが「イエローボートツアー」で、世界一高い観覧車「ドバイアイ」や「アトランティス ザ パーム」、7つ星ホテルの「ブルジュ アル アラブ」を海側から眺めることができます。
「イエローボートツアー」には3つのプランがあり、利用時間によって移動できる距離が変わってきます。
時間 | 料金 | 見どころ(一部紹介) |
60分 | 5,400円 | ・カヤンタワー ・プリンセスタワー ・ジュメイラビーチ ・ドバイアイ(観覧車) |
75分 | 6,400円 | ・カヤンタワー ・プリンセスタワー ・ジュメイラビーチ ・ドバイアイ(観覧車) ・高層レジデンス ・高級リゾートホテル ・アトランティス ザ パーム |
99分 | 9,000円 | ・カヤンタワー ・プリンセスタワー ・ジュメイラビーチ ・ドバイアイ(観覧車) ・高層レジデンス ・高級リゾートホテル ・アトランティス ザ パーム ・ブルジュアルアラブ |
現地ツアーの専門サイト「ベルトラ」から、「イエローボートツアー」の予約ができます。
ドバイ市内の移動費について
「ドバイ」は公共交通機関が発達しています。
「メトロ」「バス」「トラム」を利用する事で、スムーズに観光スポットへアクセスできます。
ドバイ観光なら、1日券の利用がおすすめ
観光目的で「ドバイ」へ行くなら1日券の利用がおすすめで、「メトロ」「バス」「トラム」に乗り放題となります。
1日券の料金は「22AED(約660円)」で、メトロ乗り場の自動販売機からチケット購入できます。
1日券の買い方については、下記の記事が参考になります。
モノレールを利用する場合
世界最大の人工島「パームジュメイラ」へ行く場合、「タクシー」もしくは「モノレール」を利用する形になります。
「モノレール」の料金については、下記の表を参考にしてください。
片道 | 20AED(約600円) |
往復 | 30AED(約900円) |
ドバイの食事について
「ドバイ」での食費ですが、利用する場所によって変わってきます。
レストランを利用する場合
「街」や「モール」にあるレストランを利用する場合、約1,500〜3,500円くらいかかります。
高級ホテルのレストランを利用する場合、約8,000~20,000円くらいかかります。
モールのフードコートを利用する場合
「モール」にあるフードコートを利用する場合、約1,000〜1,500円くらいかかります。
ドバイの旅費まとめ
旅費を安く抑えたい場合、SpecialやSaver運賃の航空券を購入したり、宿泊費の安いエリアに泊まるのがおすすめです。
「ディラ地区」が特におすすめで、1泊1万円以下で泊まれるホテルが沢山あります。