『エミレーツ航空』のフライトを利用した際、「スカイワーズマイル」と「ティアマイル」という2つのマイルが加算されます。
「スカイワーズマイル」と「ティアマイル」の違いがよく分からない…
そういった方も多いかと思います。
コチラの記事では『エミレーツ航空』の「ティアマイル」に焦点を当てて、詳しく解説しています。
過去に『エミレーツ航空』を利用した事がある方、もしくは今後利用する予定のある方は是非参考にしてください。
「スカイワーズマイル」について詳しく知るなら、下記の記事が参考になります!
エミレーツ・スカイワーズ『ティアマイル』
『エミレーツ航空』は「スターアライアンス」「スカイチーム」「ワンワールド」などの航空連合に加盟しておらず、独自のマイレージプログラム「エミレーツ・スカイワーズ」を展開しています。
「エミレーツ・スカイワーズ」への入会は無料で、会員になると「スカイワーズマイル」や「ティアマイル」を貯めることができます。
ここからは、「エミレーツ・スカイワーズ」の「ティアマイル」について詳しく解説していきます。
スカイワーズマイルとティアマイルの違い
「エミレーツ・スカイワーズ」入会後に『エミレーツ航空』や『フライドバイ』を利用すると、「スカイワーズマイル」や「ティアマイル」が加算されます。

「スカイワーズマイル」と「ティアマイル」の違い、使い道としては下記のようになります。
スカイワーズ会員特典
「エミレーツ・スカイワーズ」会員になると、様々な特典サービスを受けることができます。
数ある特典の中から、特に魅力的な特典サービスを3つ紹介していきます。
スカイワーズマイルを使ってのアップグレード
「エミレーツ・スカイワーズ」会員になると、「スカイワーズマイル」を使っての航空券予約や、座席のアップグレードができるようになります。
『エミレーツ航空』A380型機(エアバス)の「ビジネスクラス」は1-2-1列になっていますので、開放感があってとても快適です。

空港での優先チェックイン
「エミレーツ・スカイワーズ」の「シルバー会員」以上になると、ビジネスクラスカウンターでの優先搭乗手続きができます。
「エコノミークラス」のチェックインカウンターは混雑していますが、「ビジネスクラス」のチェックインカウンターは順番待ちの必要がありません。

ドバイ空港にある「エミレーツ・ビジネスクラスラウンジ」の利用
「エミレーツ・スカイワーズ」の「シルバー会員」以上の方は、ドバイ空港にある「エミレーツ・ビジネスクラスラウンジ」が無料で利用できます。
広々としたラウンジには多彩なフードメニューやドリンクメニューが用意されており、いつでも気軽に楽しむことができます。

上位ティアへのアップグレード条件
「エミレーツ・スカイワーズ」には4つの会員ランクがあります。

「エミレーツ・スカイワーズ」に入会後、「ブルー会員」になることができます。
『エミレーツ航空』や『フライドバイ』を利用した際に「ティアマイル」が貯まり、指定条件をクリアすることで一つ上の「会員ティア」にランクアップできます。
例えば「ブルー会員」から「シルバー会員」にランクアップするためには、25000ティアマイルを獲得、もしくは加算対象となるフライトを25回利用のどちらかが必要になります。
会員ランク | ティアマイル数 | フライト数 |
シルバー | 25000 | 25回 |
ゴールド | 50000 | 50回 |
プラチナ | 150000 | – |
ティアマイルの貯め方
「ティアマイル」の貯め方ですが、下記3点のみとなります。
- エミレーツ航空を利用する
- フライドバイを利用する
- 別の航空会社が運航するコードシェア便(エミレーツが販売したもの)
計算方法について
「ティアマイル」の計算方法ですが、下記3点を基に「スカイワーズマイル」同様のレートで計算されます。
- 航空券の運賃
- 搭乗区間
- 搭乗クラス
より多くのティアマイルを貯めるには
航空券の運賃によって、獲得できる「ティアマイル」が変わります。
例えば「羽田」から「ドバイ」までのフライトで獲得できる、運賃別の「ティアマイル」は下記のようになります。
運賃(往復) | ティアマイル数 |
Special運賃 | 1350 |
Saver運賃 | 2700 |
Flex運賃 | 6750 |
Flex Plus運賃 | 9000 |
ちなみに「ビジネスクラス」の場合、「羽田」から「ドバイ」までのフライトで獲得できる、運賃別の「ティアマイル」は下記のようになります。
運賃(往復) | ティアマイル数 |
Special運賃 | 9000 |
Saver運賃 | 11250 |
Flex運賃 | 15750 |
Flex Plus運賃 | 17100 |
「ティアマイル」シュミレーション
一回のフライトで、どのくらいの「ティアマイル」が貯められるのか?気になる方も多いかと思います。
「エコノミークラス」で日本から「中東」、「ヨーロッパ」、「アフリカ」へ移動した場合に獲得できる「ティアマイル」は、下記のようになります。
羽田からドバイ(往復)
運賃(往復) | ティアマイル数 |
Special運賃 | 1350 |
Saver運賃 | 2700 |
Flex運賃 | 6750 |
Flex Plus運賃 | 9000 |
羽田からパリ(往復)
運賃(往復) | ティアマイル数 |
Special運賃 | 1400 |
Saver運賃 | 4200 |
Flex運賃 | 10500 |
Flex Plus運賃 | 14000 |
成田からモロッコ(往復)
運賃(往復) | ティアマイル数 |
Special運賃 | 1500 |
Saver運賃 | 4500 |
Flex運賃 | 11250 |
Flex Plus運賃 | 15000 |
有効期限
「ティアマイル」の有効期限ですが、会員アカウントに「ティアマイル」が記録された日から13ヶ月(最大)となります。
例えば、私の場合は2019年2月に「ゴールド会員」にランクアップしたのですが、「ゴールド会員」の資格を更新するためには2020年2月29日までに下記どちらかの条件をクリアしなければなりません。
- 2020年2月29日までに「48650ティアマイル」を獲得する
- 2020年2月29日までに、加算対象となる49本のフライトを利用する

ティアマイルの購入や譲渡
「ティアマイル」を譲渡したり、購入することはできません。
下記3点のいずれかで、「ティアマイル」を貯める形になります。
- エミレーツ航空を利用する
- フライドバイを利用する
- 別の航空会社が運航するコードシェア便(エミレーツが販売したもの)
エミレーツ・スカイワーズ『ティアマイル』まとめ
エミレーツ・スカイワーズ「ティアマイル」について解説しましたが、「シルバー会員」になると特典内容が豪華になります。
私が「シルバー会員」の時に一番魅力を感じた特典が、ドバイ空港にある「エミレーツ・ビジネスクラスラウンジ」が無料で利用できるという点です。
日本にある空港ラウンジとは比べ物にならないくらいラウンジの面積が広く、造りも非常に豪華です。

複数メニューから選べる食事やアルコールをはじめ、モエ・エ・シャンドンの「シャンパンバー」、英国の有名カフェチェーン「Costa Coffee(コスタ コーヒー)」がラウンジ内にあり、全て無料で楽しむことができます。

ドバイ空港にある「エミレーツ・ビジネスクラスラウンジ」の魅力については、下記の記事で解説しています!
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